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子育ての「しつけ」と「愛情」

子どもをちゃんとしつけないといけない。

この言葉が脳裏をよぎったことはありませんか?

今の子育ての状況で、保護者を疲れさせしまう1つに、「ケッペキさ」があるのではないでしょうか。

  • 周りに迷惑をかけてはいけない。

  • お行儀させなければいけない。

  • 他人の手を煩わしてはいけない。

「迷惑」に対する潔癖さのようなものを感じることがあります。

この状況では、元気がいい子のお母さんは育てづらさを感じやすくなります。
では、もの静かな子は育てやすいか。というと、また別の悩みが出てきます。周りと馴染めない・・・

そして、不安になってくるのが「愛情不足」

子育てに大事なピラミッド

子育ては、ピラミッドのように積み上げると揺らぎづらくなります。

しつけは愛情と切っても切り離せません。
子どもが愛情をたっぷりと感じている土台にあるからこそ、しつけが上手にできます。
特に、思春期ごろになると、愛情の土台ができているのかどうかが信頼関係にもつながるので大きな差が出てきます。

だから、子育てに「愛情」が大切だ。ということは、多くの保護者は頭ではわかっていますし、なんとなく肌でも感じてもいます。
だから、子どもがトラブルを起こすと「しつけ」という面において、お母さんは自分を責めやすくなります。

でも、ここで考えてもらいたいのは、愛情を届けられるのは、母親だけなのでしょうか。
もちろん、母親や父親からの愛情は大事です。
でも、

兄弟姉妹からも、祖父母からも、ご近所さんや、ママ友、子育て支援先のスタッフの方などからも愛情はもらえます。

特にこの「愛情」と「しつけ」について深く考え始めたのは、私が副代表を務める大分のママ集まれ!所属の「多胎児ママサークル」のお母さんの声を聞いた時からです。

みなさん、とても一生懸命子育てをされています。
でも、2人、3人を同時に育児するとなると、しつけがままならないことも出てきます。
そこに悩まれている。という声を耳にしました。

あー。それは、確かにそうだろうな。と感じました。

なら、みんなで子育てをしたらどうだろう。
先にお伝えしたように、お母さんからの愛情は大切だけれど、愛情はお母さんしか届けられないというわけではないならば、

愛情をみんなで届けたらいいし、みんなでしつけをしたいいのではないだろうか。

愛情のコップが10で満タンならば、お母さん一人で全てのコップを満タンにしてあげられていない。と感じるなら、みんなで満タンにしてあげられたらいいのに。

そうやって、みんなで支えられる子育て環境や場所があれば、どんな状況のお母さんでも、子どもを愛情で満たせている。と自信をもって感じられるようになる。
すると、今感じている「しつけ」不安もきっと減ってくるのではないだろうか。

そうやって、みんなで子育てができる環境をつくってあげることが今の子育てには必要なのかもしれないと感じています。


大分のママ集まれ!について


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