『好き』は言葉に

私は『好き』を言葉にできずに後悔したことがあります。

きっと私のように自分の気持ちを素直に言葉にできない人はたくさんいるのではないでしょうか。
『好き』を言葉にすることの大切さをお伝えしたいと思います。

私は大学1年生の夏頃から約1年付き合った彼氏がいました。
正直、私自身小中高とモテてこなかったわけじゃないし、周りから可愛いと言ってもらえることも多々ありました。だからこそ、相手が自分を好きでいてくれると勝手に自信を持っていて、相手からは『好き』って言ってもらえるのに、私は『好き』と言葉で伝えた覚えがありません。

人間は、自分が一方的に好きなら相手が自分のことを好きじゃなくても、ずっとそばにいれますか??
ごく稀に、そういった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、人間は『承認欲求』というものを心の中に秘めています。『承認欲求』は強い人もいれば弱い人もいます。ちなみに、自分はかなり『承認欲求』が強い方です。
この『承認欲求』というものがある限り、人間は『自分を認めてもらいたい。』『好きでいてほしい。』『本当に自分のことが好きなのかな?』といった気持ちが芽生えてきます。
そのため、『好き』をちゃんと言葉にしなければ、いつまで経っても「自分は好きだけど、本当に相手は自分が好きなの?」という不安に駆られてしまいます。
そして、この不安が募れば募るほど、もっと自分のことを大切にしてくれる人がいるんじゃないの?という気持ちに導かれてしまうと私は思います。

大学生って4年間もありますよね?だからこそ、人は周囲の環境で性格も服装も4年間であっとゆーまに変わってしまいます。特に1年生から2年生にかけてが垢抜ける時期で、たった1年で人は変わってしまいます。
私が大学1年生の頃に付き合った彼氏は、高校生の時まで部活をバリバリやってたような人で、大学入学時点では、全然垢抜けてもいなくて、むしろおぼこい感じが残っているような子でした。
正直、見た目でゆーと〝カッコイイ〟という感じの人ではありませんでした。
だからこそ、余計に自分のことを手放さないでいてくれるだろう。ずっと好きでいてくれるだろう。他の女の子に心移りしたりしないだろう。(勝手な偏見ですけど😂)と思い込んでいました。

だけど、
彼は私と付き合った時にこう言いました。
『〇〇(私)に似合う男になる!!』
その時は特に私は深く考えていなかったんですけど、彼にとってこの言葉は有言実行への第一歩だったのです。

付き合った間の1年で彼は誰もが見違えるほど垢抜けて、周りから〝かっこいい〟と言われるほどに成長しました。

そして、カッコよくなった彼は、私を捨てて大きく羽ばたいて行きました。

何の前触れもなく、いきなり別れを告げられた私は、自然と大号泣しました。

その時は、ただただ泣いて、どうやったら復縁してもらえるのか。それだけをひたすら考えていました。
復縁なんてしてくれないと分かっていたけど、、、、、

そして月日が経っていき、それでも私は彼を忘れることができませんでした。
それは何故???私は自問自答しました。考えて考えて分かったことがあります。

その理由は『恋への不完全燃焼』です。

私は別れた時に、好きだから復縁したいという気持ちよりも、後悔の方が強かったのです。
彼にしてあげることのできなかったことへの後悔。何であのときこーすることができなかったんだろう。もっと『好き』ってことを伝えることができなかったんだろう。という後悔です。

私が彼にできなかったこと
それは
『好き』というたった2文字を言葉にして相手に伝えることです。

たった2文字なのに伝えることができなかったのです。
もっと好きだと言えていれば。もっと好きだと伝えることができていれば。私は振られることはなかったんじゃないか。とても後悔しました。

この経験から皆さんに伝えたいことがあります。

「『好き』を言葉にする」

ということです。

『好き』という言葉を初め『ありがとう』の感謝の気持ちなどなかなか言いにくいなあと思う方もたくさんいらっしゃると思います。
私自身、『ありがとう』という言葉は口にすることができるのですが『好き』という気持ちはなかなか言葉にするのが苦手で、、、💦
だからこそ、後悔した出来事でした。

『恋』は絶対はありません。
『恋』には始まりがあれば必ず終わりがあります。結婚すれば別ですが、、、

私は〝永遠〟を信じていません。
だからこそ、後悔した人生を過ごしたくありません。恋愛で後悔して未練を残すような思いはもう二度としたくありません。

だから、新しい恋を始めた今私が実践していることがあります。
それは『好き』を言葉で伝えることです。
『好き』に絶対なんてありません。『大好きだよ!!』と言ったその1ヶ月後には好きじゃなくなっていることなんてザラにあると思います。
そして、いきなり振られる可能性だって普通にあると思います。
自分が振られたときに後悔する原因は『恋の不完全燃焼』。
『不完全燃焼』の内容は人それぞれだと思いますが、『好き』だと思いっきり伝えることができなかったことで後悔して、結局自分が未練たらたらで前に進めないなんて嫌じゃないですか??

別れた後、
〝あー!好きだったなあ!!〟
〝楽しかったなあ〟
〝悲しいし、悔しいけど、お互いのために、前向いて歩いてこう〟
と思える恋をしたいと思いませんか??

少しでも後悔するような時間を減らすためにも
『好き』を言葉に伝えること
これを実践してほしいです。

当たり前のことをだと思う人もいると思いますが、その当たり前ななかなかできない人もたくさんいると思います。

一度でいいから試してください。
『好き』を言葉で伝えてみてください。
それだけで、毎日が変わるかもしれません!!

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