てごたえ〔詩〕

流星群をやりすごす季節にも
目を瞑ったならはぐれない

はじめましてと華奢な少女
ゆらり振った掌に
なすがままの手応え
空の部屋を巡回

散り散りに張り付いて
ゆるく流れていくポンプ

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