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5月の日記


2024/05/01
日記が10ヶ月以上続いている。自分でも、こんなに続けられると思っていなかったから、びっくりしている。

2024/05/02
ピアスを無くした時の、見つからなさって異常。その日の行動を、時系列に振り返っても、見つからない時もある。見つかるとしても、半年後ぐらいに出てくる。それなりに落ち込むけど、出てきたタイミングが、その時つけてるピアスの飽き時だったりするから、ちょうど良かったりする。

2024/05/03
1ヶ月ぶりに家のわんこに会う。玄関先で、ちょっと見えた毛先からずっと可愛かった。よくある感動的な再会を期待したものの、雑に迎えられた。

2024/05/04
春な陽気。わんこと散歩に行ったら、そこらじゅうの緑が、元気いっぱいに葉を伸ばしている。白黒写真にしても、もりもりして、青々しさがわかるくらい。嬉しいな〜。

2024/05/06
ゴールデンウィーク最終日。連日アクティブに過ごしすぎたから、もう家に引き篭もりたい。

2024/05/07
安定した日々の退屈を、幸せと呼ぶのです。クリープハイプのオレンジの歌詞。ここ数年の幸せの価値観は、まさにこれです!

2024/05/10
料理する時、食材に何か話しかけるかを話す。友達は、しめじを見ると、料理しなくても撫でて、声をかけているみたい。電車の中で聞いて、面白くてどうしようかと思った。

2024/05/11
まいばすけっとを見ると、心の中の鬼顧問が説教しはじめる。字体のフォントを、もっと凝れるんじゃないか。お前はもっと垢抜けられると思っているよと。
けれども、字体に使われている創英角ポップ体をみると、自然とまいばすけっとの字体が思い浮かぶことに気づいた。この連想を独占している感じ。もしかして企業戦略…?

2024/05/12
視界に黒い光が四方に飛ぶ現象。飛蚊病というらしい。せっかくSFっぽい現象だから、もっとカッコいい名前がいいな。ネオスポット、ブラックメテオみたいなの。

2024/05/13
起きた時からもの寂しくて、無性に誰かとハグしたい症状が出てきた。もしや、五月病。

2024/05/14
ロバート秋山のポッドキャスト。大人が本気でしょうもないことやってる感。私も一員になりたい。

2024/05/16
夢の中で仕事に行こうとしていた。目覚めて、あぁ、もう仕事に行かなくていいと分かると、とんでもなく安心した。

2024/05/17
原田ひ香さんの「三千円の使い方」読了。お金の向き合い方は、人との向き合い方。

⚪︎好きなフレーズたち。
p105
「こんなことを言うのは大げさかもしれないけど、あの混乱時期に、家計簿をつけようとした主婦、つまり、それができるだけの教養と意思があった主婦が戦後日本の復興を支えたのではないかと思うのよ。もちろん、日本の復興には様々な要因があると、一般的には言われている。だけど、私は勝手にそんなふうに思っているの」

P267
「全部、一歩ずつですよ。焦らないで。すべてを一気に変えようと思わないで」

2024/05/20
馴染みの友達に急に会いたくなる。人には囲まれているんだけど、もっと昔から、私も知ってくれている人に無性に会いたい。

2024/05/21
会話の中で「朱鷺」という言葉が出て、聞き覚えを感じる。ぎょらんという本の主人公の名前だった。一年前くらいに読んだ本のはずなのに、言葉を聞いた途端、物語がじわじわと思い出される。派生して、読んだ場所や季節とか、過去の記憶を思い出す。この、過去へのタイムリープを味わうために、本を読んでいる気がする。サウナの整うに、近い感じ。

2024/05/23
三浦しをんさんの「舟を編む」を読んだ。言葉を読むことや、音楽を聴くことを、丁寧にしたいと思えた。隙間時間の穴埋めにするには、作った人に失礼だ。

⚪︎好きなフレーズたち。
p9「辞書は必ずしも万能ではないと知り、荒木は落胆するどころか、ますます愛着を深めた。かゆいところに手が届ききらぬ箇所があるのも、がんばっている感じがして、とてもいい。」

p255「言葉の持つ力。傷つけるためではなく、だれかを守り、だれかに伝え、だれかとつながりあうための力に自覚的になってから、自分の心を探り、周囲のひとの気持ちや考えを注意深く汲み取ろうとするようになった。」

p323「死者とつながり、まだ生まれ来ぬものたちとつながるために、ひとは言葉を生みだした」

2024/05/24
デキリコ展に行く。平日で学割、嬉しすぎる。

2024/05/25
双生児、ソーセージ。

2024/05/28
ある文章にて、知らない存在になっていくことを、透き通っていくと表現していた。繊細で、うっとり。

2024/05/29
競馬場にスーツを着ていく人は、どう言う心理なんだろう。

2024/05/31
今まで以上に、日々があっという間だった。落ち着いたら、大自然に放り込まれに行きたい。

【写真の記録】

うねうね
マティス展へ
お水待ち


おしまい。

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