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「新潮」2021年3月号 創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー|なみなみのモノ#63

お店のモノを紹介する #なみなみのモノ #63 は #なみなみ選書 より『「新潮」2021年3月号 創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー』です。

2020年を1月1日から12月31日まで、366日(52週)を52人の1週間日記でリレーされた、新潮2021年3月号に掲載された企画です。

小説家、文筆家、演出家、ミュージシャン、画家、デザイナー、マンガ家、ライターなど、さまざまなジャンルの「創る人」たちの1週間の日記の連なりが、その時々に社会がどのような状況であったのかを読み解くことのできる大きな記録になっています。

冒頭は、1月・2月のまだコロナの影響の少ない時期の「創る人」の日常が描かれているのも興味深いですが、2月後半以降の緊張感、緊急事態宣言下の暮らしの様子や、解除されてから家族以外と会う喜びなど、自身と重ね合わせられる場面も多くありました。

個人的に初めて文章を読む方も多くいらっしゃいましたが、新鮮な気持ちでするすると読み進めることができるのは、自分も同じ時代を生きているからでしょうか。まだまだ気の抜けない日々は続きますが、何年後かにもまた読み返したい一冊です。
この号は、大反響により完売し、増刷もされたとのこと。以前のなみなみ選書でも紹介した植本一子さんも寄稿されています。

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