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飛生アートコミュニティーの30周年記念誌「TOBIU ART COMMUNITY 1986-2016」|なみなみのモノ#66

お店のモノを紹介する #なみなみのモノ #66 は #なみなみ選書 より『飛生アートコミュニティーの30周年記念誌「TOBIU ART COMMUNITY 1986-2016」』です。

⾶⽣アートコミュニティーは、⽩⽼町の旧⾶⽣⼩学校にアトリエを構え、1986年に発足しました。
また、そこで制作する若手アーティストたちによって2009年に始まったのが、森と旧校舎を舞台とした総合芸術祭「⾶⽣芸術祭」です。

この記念誌は2016年に発行され、当時の活動が写真と文章、インタビューや対談などでまとめられており、「飛生の森づくりプロジェクト」「飛生芸術祭」「TOBIU CAMP」それぞれがいったいどのような活動なのかが、長らく関わってきた方々の言葉で、過去に直面していた苦悩や困難までもが語られています。

私たちはお客さんとして「⾶⽣芸術祭/TOBIU CAMP」に毎年のように参加していましたが、2020年からは縁があって飛生の森づくりに参加しています。通い始めてすぐに、さまざまな年代・属性の人たちが自主的に集って活動しているコミュニティーの居心地の良さや、森や土に触れる活動自体にも強く惹きつけられていきました。

今回、奈良美智さんが札幌と小樽で行う写真展になみなみが参加することになったきっかけも、飛生の森づくりの活動だったこともあり、なみなみでの展示作品には白老や飛生での写真も多く含まれます。
記念誌にまとめられている内容は、奈良さんが⾶⽣に関わりはじめる前までのものとなりますが、奈良さんが現在まで飛生に惹かれ通っている理由・さまざまな魅力にも触れられると思うので、写真作品とあわせてぜひこの冊子もご覧ください。

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