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卵を買いに行っただけなのに

今日は水曜日。卵が98円の日。

コタツから出たくない〜
でも今日行かないと1週間卵なし生活、、
と思って重い腰をあげる。

いつもは自転車に乗るのに、訳あって今日は歩いてスーパーまで行った。

途中の古本屋で大好きなトム・クルーズと目が合って(映画パンフレット)足を止める。

歩いてないとたぶん気付かず通り過ぎてただろうな〜ラッキ〜と思ってほかのも見てみる。

タイタニックのパンフレットも見つける。
どっちも年季が入っててなかなか良い。買おう。

店内をもう少しうろうろしてみる。

「あの、あなたはこの絵とこの絵どちらが良いと思いますか。」

びっくりした。

でもそういう時の対応力には謎の自信がある。笑

年齢性別関係なく分け隔てなく話せるタイプではある。

見せられたのは2つの同じ絵だった。
でも印刷された後の色味が若干違った。

しっかり答えたいと思って、
暫く考えて自分の意見を伝えてみた。

僕も同じ意見でした。
ただ客観的な意見が聞きたかったんです。
ありがとうございます。

あぁなんかよかった。謎の安堵。

私の持っているレオ様のパンフレットを見て、
好きなんですか?と聞かれる。

トム・クルーズの方が好きなんですけど、タイタニックは好きです。と答える。

少し先の古本屋に『華麗なるギャツビー』のDVDが売られていますよ。よく探したら見つかると思います。すぐ売れてしまうかもしれないですが。と言われた。
(家の近くにどんだけ古本屋あるねんて)

最後に、僕も実は画家なんです、と名刺を頂き、お互いにお礼を伝えてお別れした。

もちろん作品名は知ってるけど、見たことは無かったから、後で見に行ってみようと思って、トムとレオ様をゲットした後とりあえず卵を買いに行った。

スーパーを出ようと思ったら、おじさまと2回目の挨拶。手には『華麗なるギャツビー』。

まだ近くにおられてよかったです。
何かのご縁なので、とDVDをいただいた。

びっくりしたけど嬉しかった。

2回目のお別れのとき、突然声をかけてしまってすみませんでした。変な意味ではないんですが、余情的な顔立ちをされていて、美術や芸術を学ばれているのかなと思って、と言われた。

そんなの生まれて初めて言われた。
余情的な顔立ちてどんな顔〜って思いながらも褒められて嫌な気持ちになることはない。

最後に、良かったらまた僕のアトリエにいらして下さいと言っていただいた。


帰って名刺のホームページを調べてみる。

めちゃくちゃ素敵な風景画が並んでた。

名前を検索してみると
一番上にWikipediaが出てくる。
え、もしかしてかなりすごい人?

もっと調べてみる。

やっぱりめちゃくちゃすごい人やった。

ただの変わったおじさまかと思ってた。(失礼)

絵の知識は全然ないけど、興味はめちゃくちゃあるし、すごくいいご縁やし、アトリエ行ってみようかな。

あぁ今日もすごくいい日だ〜。

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