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【シティリーグ S2 優勝とCL福岡使用】ルギアチラチーノ

はじめまして。うみくる(@nmfc31708)と申します。
普段は蒲田、川崎、たまに横浜付近で遊んでおります。
以前はエクストラのドラゴンルギアVSTARの記事を書きました。

今回は2024/2/4に開催されたシティリーグ シーズン2 藤沢にて使用したルギアVSTAR+チラチーノについて記していきます。成績としては優勝いたしましたので、記念に記事として残します。
情報としては古いかもしれないのと読みづらい箇所もあるかと思いますが、ご了承願います。
シティリーグ シーズン3にて参考になれば嬉しい限りです。
この記事は全文無料で読むことができます。
投げ銭として100円を設定させておりますが、投げ銭してくださった方にはエクストラの自主大会にてbest8を取ったサーナイトデッキのレシピを示しておきます。


1.環境考察

今回、デッキを選択するにあたってレギュレーションも変わったこともあり、ざっくりと以下のようなTier表だと考えました。観点としては母数が多い順です。(シティリーグ時点の考えです。)

Tire1 リザードンex(ビーダル型) 
    パオジアンex
Tier2 アルセウスVSTAR+ギラティナVSTAR サーフゴーex
    リザードンex(ピジョットex型) 古代ビート イダイナキバLO 
Tier3 ロストバレット(ゲッコウガ入り) カビゴンLO

リザードンexの万能感(耐久、火力などなど...)により、LO以外の様々なデッキと戦えるためポテンシャルが高いと感じました。
それに加えてシティリーグに出場する1週間前にリザードンex(ビーダル型)が優勝していたのを確認しました。
使うならリザードンex(ビーダル型)だろうと考えましたが、練度的に持っていったとしてもおそらく負けるだろうとも思ってました。
そんな中、ルギアVSTARとワイルドフォースにて収録されたチラチーノを組み合わせたデッキがシティリーグで入賞しているのを耳にしました。
ルギアVSTARはバーネット博士がレギュ落ちしてしまったことから、アーケオスをトラッシュに送る手段が乏しいと考えてました。
その代用カードがジニアでしたが、解決するかというと正直言うと解決しておりません。
しかし、現環境はリザードンexやアルセウスVSTARなどルギアVが技のダメージを1回耐えることができる環境であったため、かぜよみを使うことが許容されている環境だと感じました。
実際に使用してみると、チラーミィのなかまをよぶもかなり強く、初手にルギアVが置けなくとも、1ターン誤魔化せることができると感じました。
ルギアVSTARは出た当初から使っていたポケモンであるため、使い方や待ちのターンを直感的に理解できたため手に馴染みました。
なので、シティリーグで持ち込んだという経緯です。
ゆえにルギアチラチーノのデッキコンセプトとして、「お相手の技を耐えて、返しの育ったチラチーノで一撃で倒す。」でした。

2.デッキ作成

新レギュに変更するにあたり様々なデッキを作成し、感覚を掴んでいきました。作ったデッキは以下の通りです。

リザードンex(ビーダル型)

gLnnLL-N1mouu-NHnnHN


環境にTier1に君臨してるデッキです。様々なデッキと渡り合えるポケモンで330のHPが優秀です。まずはこのデッキに対して5分以上あるかどうかから模索するために使っていました。
また、非エクのみで盤面を作ることができる点も強いと感じました。
ピジョット型のリザードンexも練習してましたが、世間に出てるレシピを使ったとしても事故がすごかったので、個人的な相性がよくなく諦めました。

パオジアンex+テツノカイナex

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リザードンexより数は少ないもののリザードンexと渡り合える数少ないデッキです。回った時の爆発力は凄まじく色んなデッキを破壊していきました。このデッキも非エクだけの盤面にすることができる点も強いと感じました。しかし、事故がそこそこ目立つのが難点でした。

トドロクツキ

fk5kfV-1Mzu9k-k5F1kV


パオジアンexとサーフゴーexには有利を取れて、リザードンexには微不利なデッキでした。コライドンも採用した古代デッキも試しましたが、基本エネルギー2種類とストレスあったのでほぼトドロクツキのみの採用です。使用感としては「よるのこうしん」という昔のデッキっぽくて楽しかったですが、中後半のナンジャモに弱いのとリザードンexに対して崩れたスタジアムで傷ついたポケモンがトラッシュされると負けに直結するのでリザードンexに勝てず断念しました。


ルギアVSTAR+チラチーノ

XXy2py-vDFhFu-ppyy2M


今回使用したデッキです。耐久できるルギアと一撃でポケモンを倒せる性能を持ったチラチーノで使ってみて意外と強かったため、シティリーグにて使用しました。
このデッキも非エクだけの盤面を一応作ることができます。

以上で候補デッキかつ練習用に使用したデッキです。

2.1 デッキ調整

先程あげたデッキの中で練度的に一番慣れているのがルギアであったため、現環境のルギアの理解度を高めていきます。パッと感じた利点と欠点は以下の通りです。

<利点>
・リザードンexやアルセウスVSTAR系統のような中打点デッキに対して序盤ルギアVが倒されにくい
・チラチーノの技により350以下のポケモンはワンパンできる
・ちょっと流行りのLO系統に強い

<欠点>
・アーケオスをトラッシュする安定感が乏しい
・パオジアンexやサーフゴーexなどのルギアVSTARをワンパンしてくるデッキに対して不利

パッと思い付くのは上記だと思います。回った時の爆発力がすごく、色んなデッキに対して渡り合うことができると考えてます。
しかし、欠点であるアーケオス問題と青天井のデッキへの対応が課題となっております。
次の節にて自分ならどういった経緯でルギアと向き合ったかを示していきます。

2.1.1 課題への対応

上記で示した欠点についてどう考えたかをここでお話していきます。

アーケオスをトラッシュする安定感が乏しい
まず向き合うのはこの問題点です。現在のルギアはバーネット博士というカードがないため、アーケオスをトラッシュすることが難しいです。代用のカードとしてはジニアが採用しておりますが、進化ポケモンを手札に持ってくるので直接トラッシュするにはハイパーボールが必要です。それゆえにアーケオスをトラッシュできないから、下振れデッキと世間にはそう思われるのが一般的となってしまってます。
しかし、トラッシュできずとも誤魔化すことはできると思います。

ルギアVのかぜよみをする
お相手の盤面しだいですがルギアVが倒されなさそうと感じたら、かぜよみをして手札を増やしていました。ちなみに本番はかぜよみをかなり使いました。

なかまをよぶを使う
チラーミィの技で盤面を整えて次に活かすということを意識しました。チラーミィにギフトエネルギーを貼っていれば100点満点です。

先2にてカビゴンで攻撃する
少し限定的ですが、カビゴンにダブルターボと何かのエネルギーで技を使うことができます。これにて一旦攻撃をすることもあります。

先2かお相手がゆっくりな場合、スペシャルころころを使う。
こちらも限定的ですがチラーミィが倒されなかった時、チラチーノに進化して140または120にてチラチーノにて攻撃をします。

ルギアVSTARにダブルターボを2回貼って攻撃
先攻時やお相手の動きが想定より遅い場合ですが、ルギアVSTARにてアッセンブルスターを使わずにストームダイブで攻撃していくということをして対戦をしていくこともありました。

以上のことを意識すると勝率は上がると思います。これは練習して慣れていくので、たくさん練習して感覚を掴みましょう。

パオジアンexやサーフゴーexなどのルギアVSTARをワンパンしてくるデッキに対して不利

次に向き合うのはこの問題です。
これに関してはルギアVSTARが青天井の攻撃をそもそも耐えなく、パオジアンexに入っているテツノカイナexやサーフゴーexがルギアVSTARの技を耐えてしまうのが懸念点でした。
パオジアンexに関してはルギアVSTARで倒すことはできますが、とはいえ対面するのは嫌です。
そこで解決するのは新しく出たACE SPECであるマキシマムベルトでした。
このカードにより打点ラインが上がり、HP230付近のexポケモンをルギアVSTARやカビゴンでも倒すことができるようになりました
例えば、ストームダイブがマキシマムベルト込みで270になりサーフゴーexを倒すことができ、どっすんグースカがマキシマムベルト込みで230になりパオジアンexやテツノカイナexを倒すことが可能となりました。
これがあり、パオジアンexとサーフゴーex対面はまだ戦えるようになったと考えます。

これらのことを踏まえ、作成したデッキが以下のレシピです。
(上で貼ったレシピと一緒です。)

XXy2py-vDFhFu-ppyy2M

2.1.2 採用理由

ここでは特徴的なカードのみピックアップして紹介していきます。

<ポケモン>
・ミュウex
対応力を広げるために採用しました。
あまり練習をしていないロストギラティナや想定をしていないコントロールに当たった時にプレイを楽にするためです。
正直言うと当日は1回も使ってないのですが、採用していることにより精神的に余裕が出たのが大きかったです。
たまにゲノムハックからげっこうしゅりけんを使います。
ただ、ここの枠はどっすんグースカのカビゴンの2枚目でいいと思います。

<グッズ>
スーパーボール
雑に使うことができ、アーケオスを持ってこれるかもしれないボールです。
意外と使用感がいいので、ネストボールを減らして2枚以上採用してもいいと思います。
ネストボールより優先度高いと感じました。

<ACE SPEC>
マキシマムベルト
シティリーグ前日にマスターボールから急遽変更しました。理由としてサーフゴーexとパオジアンexに対して不利だったからです。採用したことにより倒すことができる範囲が拡がり様々なデッキに5分は取れるようになったかな?と感じました。カビゴンのどっすんグースカでパオジアンexとテツノカイナexを倒せるようになったのも大きい要因です。

<サポート>
マツバの確信
博士の研究では手札にいっぱい来すぎたエネルギーやポケモン等をトラッシュしすぎて、リソースを保てないと思いました。そこでお相手依存ですが、手札に必要札を抱えたままアーケオスをトラッシュしつつドローできる点を評価しました。個人的にはあったほうがいいと思います。

ペパー
マキシマムベルトを確定で持ってこれるカードです。ハイパーボール等のボール系統もサーチすることができます。
正直言うとここの枠はナンジャモ3枚目でいいと思います。ペパーがナンジャモだったら…と思う瞬間が結構ありました。

他に候補となったカードも示します。

<ポケモン>
カビゴンの2枚目
ミュウexと入替え候補です。今ならカビゴンの2枚目を採用します。カビゴンは使う対面をしっかり考えておかないと雑にベンチに置いた時圧迫することがありますので注意です。

レントラー
サイドが負けている時ベンチに出すことができるカードで180ダメージ出せる点が強いです。ミラーやマキシマムベルト込みでパオジアンexやテツノカイナexを倒すことができます。これはミラーが少ないだろうと考え一旦抜いてます。枠があったらリバーサルエネルギーと一緒に入れたいカードです。

<ACE SPEC>
マスターボール
CL福岡では安定感を上げるためにマスターボールを採用しました。
シティリーグ時では手札の噛み合いによって無くとも困らないことが多かったので対面性能を高めるために不採用としました。
私自身は一概にマスターボール絶対に必要と思わなかったですが、正直ルギアのACE SPEC枠は難しいと思います。

CL福岡で使用したマスターボール採用のルギアは以下です。
結果としては3-3と良くない成績ですが載せておきます。

候補カードとしては以上です。

3.各対面の動き方

この章では各対面の対応の仕方を示していきます。

リザードンex(ビーダル型)
先攻:5.5割 後攻:5割
この対面はルギアVが倒されにくいため、かぜよみをするターンがあり気持ち余裕があります。そのため盤面を整える余裕があるのと序盤チラーミィが倒されにくいため有利よりだと考えております。
序盤はかぜよみなどを使ってアーケオスをトラッシュすることに専念していき、盤面を整えていきます。理想としてはルギアVSTARかカビゴンで攻撃する時にチラーミィを置いておくことです。こうすることによりチラーミィをボスで呼ばれたとしてもサイドが1しか取られず、サイドレースを優位に進めることができます。この対面はチラチーノを順序よく準備できていれば苦労するようなことはあまりないと考えます。ただ、アーケオスを倒してくる場合もありますのでどのポケモンにギフトエネルギーを付けるかとか、どのポケモンに手貼りをしておくかは常に考えておいた方がいいです
また、上振れですがアッセンブルスターをせず、ダブルターボを2回手貼りでルギアVSTARで攻撃できるとより良いです。そうすることによりカウンターキャッチャーでアーケオスを取られずサイドが進まないので対戦を楽に進めることができます。
ちなみに何も考えずにベンチを展開しすぎるとリザードンexに入っている崩れたスタジアムによりアーケオスを出せないのようなことが発生するので注意してください。

パオジアンex
先攻:5割 後攻:4.5割
先攻で5割、後攻取るとお相手の動きしだいで4割以下なので、基本的に不利です。
この対面はリザードンexと違いゆっくり盤面を整える余裕がないので多少エネルギーをトラッシュするなどのリスクを伴ってでも早めに準備をしていきます。かがやくゲッコウガやテツノカイナexによりチラーミィを容易に出してしまうとサイドを多く取られてしまいますので注意です。理想としてはカビゴンでパオジアンexやテツノカイナexをマキシマムベルト込みで倒すことを目指します。パオジアンexはお相手の動きによって対応が変わっていきます。
また、盤面をよくみて、ビーダルを倒すかセグレイブを倒すかパオジアンexやテツノカイナexを倒すかは考えましょう。

サーフゴーex+パルキアVSTAR
先攻:5.5割 後攻:4.5割
序盤にパルキアVSTARが攻撃してくる場合はルギアVSTARが耐えるため問題なしですが、サーフゴーexがルギアVやVSTARをワンパンしてくるので、不利寄りです。
この対面もパオジアンex同様、少しリスクをおっても盤面を整えにいきます。
また、チラーミィを複数体置くとげっこうしゅりけんが飛んでくるのでチラーミィを複数出しづらいです。ですので、ルギアVSTARがマキシマムベルト込みでサーフゴーexを倒すターンの時にチラーミィを1体出すという意識をすることが大事だと考えます。
パオジアンexと比較するとサーフゴー側の盤面が完成するまでに少し猶予がありますので、落ち着いて対応していきましょう。

以上でこの章を終わります。
要望があればここに追記します。
ちなみにあまり練習しておりませんのではっきりとはわかっておりませんが、トドロクツキexとライコウVとテツノカイナexが入った青月ロストには不利を取ってます。

4.シティリーグでのマッチアップ

当日のマッチアップは以下の通りです。
詳しい内容は書かないです。内容を知りたいであれば記載します。予選では4戦目以外、2ターン目にアッセンブルスターでアーケオス2体出せてました。

1.サーフゴーex+パルキアVSTAR 後 勝ち
2.ロスギラ 後 種切れ勝ち
3.ロスト?リザードンex(ビーダル入り) 先 負け
4.アルセドラゴ 後 勝ち
5.パオジアンex+パルキアVSTAR 先 勝ち
予選7位通過
〜決勝トナメ〜
6.リザードン(ビーダル型) 後 勝ち
7.パルキアVSTAR・ビーダル・カビゴン・テツノイサハ 先 勝ち
8.リザードン(ビーダル型) 先 勝ち

5.おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は備忘録として残しておきます。質問等あればご連絡願います。
情報としては少し古いですが、参考にしていただければ幸いです。
最後にシティリーグ シーズン2において優勝という成績を残せたのは練習してくださったカタヤマさん、かんむりさん、りゅーてぃさん、いのうえさん、リアさんのおかげでございます。また、ルギアというきっかけをくださったりゅーてぃさんにはとても感謝しております。この場をお借りして感謝申し上げます。
初めて優勝という結果を残しましたが、慢心せずにこれからも精進していきます。
これからも…かかってこーい!!!!!!!


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