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【CL愛知 エクストラ 6-2 82位】ドラゴン型ルギアVSTAR

はじめまして。うみくる(@nmfc31708)と申します。
普段は蒲田、川崎、たまに横浜付近で遊んでおります。
以前はヒスイゾロアークVSTARの記事を投稿いたしました。

今回は2023/2/26に開催されたCL愛知、エクストラにて使用したダブルドラゴンエネルギー採用型のルギアVSTARを記していきます。成績は6勝2敗の82位という微妙でしたが、記念に記事として残します。本デッキは私含め58枚くらい3人共有して臨みました。
読みづらい表現等あると思いますが、ご了承願います。
エクストラバトルの日の参考になれば嬉しい限りです。

1.環境考察

今回参加したレギュレーションがエクストラレギュレーションってこともあり、エクストラで流行っているデッキの調査をしていきました。
手段としては以下の3点の手段を用いました。

①PTCGOという海外のアプリを用いての調査
②LimitLessというサイトを用いての調査
③Twitterを用いての調査

これらの情報を集めて自分なりに考えた結果、ざっくりのTier表は以下の通りだろうと考えました。観点としては母数が多い順です。(CLが始まる1ヵ月前の考えです。)

Tier1 レジドラゴVSTAR+ダストダス
Tier2 こくばVMAX パルキアVSTAR ミュウVMAX ルギアVSTAR
Tier3 Stall モクナシラフレシア 
   メロエッタ+ゲノセクト 三神カイリュー etc

この時点で使いたいデッキは、Stall、こくばVMAX、モクナシラフレシア、ルギアVSTARかなとざっくり考えていました。CLは抽選組でしたので、真剣に考えてなかったのが本音です。しかし、PTCGOは少なくとも触って感覚を掴んでおこうと思い、ほぼ毎日2時間程度遊んでいました。使っていたのは「かがやくムゲンダイナ入りのこくばVMAX」、「パルキアVSTAR」、「三神パルキア」です。三神パルキア以外のデッキレシピを以下に示します。

こくばVMAX
(デッキコード:n9nLgQ-1WzqG0-PNnnNg)

パルキアVSTAR
(デッキコード:5kFff1-LdIdL1-VbFvFk)

この時のルギアVSTARの印象については、オーロラエネルギーやプリズムエネルギー型とダブルドラゴンエネルギー型の2種類存在して、どちらもなんとなく強そうという認識でした。
そして、CL愛知に当選したので本格的に考察とデッキを作成していきました。
改めてTier表の見直しをしましたが、だいたい上で記載したのと大差ないというのを感じたため、次にデッキをそれぞれ作っていきました。
(上で記載した表とほぼ同じです。ルギアVSTARの位置が変わってます。)

Tier1 レジドラゴVSTAR+ダストダス
Tier2 こくばVMAX ルギアVSTAR パルキアVSTAR ミュウVMAX
Tier3 Stall モクナシラフレシア 
   メロエッタ+ゲノセクト 三神カイリュー etc

2. デッキ作成

私が使いたいと思った4種類のデッキを現物で一旦組んでおき、それ以外のデッキはレシピに起こして協力者の方々に一旦投げるという作業をしました。まずは候補であった4種類のデッキレシピを以下に示します。

①Wall Stall
(デッキコード:fvFkfk-o2A9v5-kkVFfV)

ソーナンスLOと呼ばれているデッキです。去年のCL愛知エクストラで優勝された方のレシピを参考にしました。私自身、ルカメタフーパLOやカルゴLO、チラチーノコントロールなどのデッキを好んで触っていたのもあったので、動かし方は理解していたのと、コントロールデッキは対応力も広いと感じたので、候補の一つでした。 
全くデッキが決まらなかった場合、このデッキを改良して出場していました。
最終的に使用しなかった理由としては、時間内にちゃんと終わるかどうか不安であった点と、このままの構築だとルギアVSTARに勝てるのは厳しいからでした。
アローラペルシアンGXに気付いていましたが、コントロール系を一人で調整するのは厳しいと考え断念しました。

②こくばVMAX
(デッキコード:n9nLgQ-1WzqG0-PNnnNg)

上で示したレシピと同様です。候補であった理由は2点です。
かがやくムゲンダイナのおかげで先攻でも動きやすくなった点さまざまなデッキにも対応できる点でした。ソーナンスの特性や技も馬鹿にできないほど強かったです。
使用しなかった理由としては、毎回毎回こくばVやVMAXを安定して並ぶことができるか不安があったからでした。このデッキで真剣に出るなら、エーフィVMAXを入れてミラーやジージーエンドGX対策をして出ていたと思います。

③モクナシラフレシアゴリランダー
(デッキコード:MSX22p-h9gCLR-pyyMMy)

レジドラゴVSTARのおかげで、環境的に後攻を取りやすくイライラかふんのラフレシアが立てやすかったので候補の一つでした。タッグコールからグズマ&ハラで展開できるのが楽しかったです。ラフレシアの特性を働きやすくするために隠密フードはいるだろうと考えていました。Ace Specはいのちのしずくもいいと思いました。使用しなかった理由として、レジドラゴVSTAR、こくばバドレックス、ルギアVSTARに先攻から盤面が整っていられるとグッズロックしても間に合わない点でした。
CLの1週間前に対戦会に参加させていただいた時、試しで使いましたがルギアVSTARに普通に負けました。

④ルギアVSTAR
(デッキコード:MMypXX-iB1zcY-yMXSSy)

最初考えたのはオーロラやプリズムエネとダブルドラゴンエネルギー全部のせのルギアVSTARです。アメイジングイベルタルの強制きぜつや、ドラゴンポケモン達が意味がわからないほど強かったので、候補の一つでした。このデッキの調整が間に合えばこれで出ようと、CLの2週間前は直感で考えていました。

以上が候補デッキの紹介です。
次に作成した環境デッキをいくつか示します。

・レジドラゴVSTAR+ダストダス

本大会の環境トップデッキです。このデッキを乗り越えることができるか?からデッキを考えていました。タイムレスGX+ディストーション+ダストオキシンで特性を止められグッズロックされながらサイドを取られると心が折れます。
サイドを取られすぎてもタイムレスGXから捲ることができたので、練習中触っていてさすがに強かったです。
持ち込もうにも、あまりに意識されすぎて対策されているだろうと思い、持っていくのをやめました。
このままだとエネルギーを割ってくるカードに弱いので、溶接工やレシラムなどでエネルギーを加速してくる構築になっていくだろうと想像つきました。

・パルキアVSTAR
上のデッキレシピと同様です。
レジドラゴVSTARに有利かと言われると、有利じゃないと考えたのとミライドンexの数が未知でしたので、持っていくことを考えてなかったです。
当たっても1回だろうと思い、一応作成し練習しました。

・ミュウVMAX+ダストダス

先攻から回してクレッフィ+ダストダスで止めるデッキです。後攻でもミツルから攻撃できるように組みました。
CLでミュウを持って行くなら、雪道型にして持っていっていたと思います。今回は雪道型まで考察する余裕がなかったので、ダストダス型で対面練習してました。


2.1 デッキ調整

1.1章で記載した候補デッキの中で、直感的に良さそうと感じたルギアVSTARの調整を中心に実施していきました。調整を行う前にルギアVSTARの利点と欠点を言語化していきました。

<利点>
・プライマルターボで特殊エネルギーの加速ができること
・色んなポケモンの採用ができること
・先攻、後攻どちらを取ってもいいこと

<欠点>
・特性ロックしてくるポケモンに弱いところ
・エネルギーが多いデッキなため、体感安定感が低いところ

パッと出てくるのはこれらかと思います。個人的に安心感があったのは「先攻、後攻どちらを取ってもいいこと」でした。先攻だと、デデチェンジでデッキを回しつつ、サイレントラボで邪魔をしてターンを終われることができます。後攻からだと、ミツルからルギアVSTARに進化しつつアーケオスを出し、そこから攻撃することができます。それに容易にサイドを取ることができ、使っていて楽しかったのを感じました笑
要するに使用に至った理由としては、「先攻、後攻どちらでも強い動きができるから」です。ただし、今回使うルギアVSTARは必ず先攻取ります。よって、ルギアVSTARの調整をしていきます。

2.1.1 コンセプト決め

次にどういったコンセプトにするかを決めていきます。
ルギアVSTARのデッキタイプとしては大まかに分けると2種類だと思います。

〇色エネルギー採用型

アメイジングライコウとイベルタルを使えるようにオーロラエネルギーとプリズムエネルギーを採用した型です。カオスオーダーGXで簡単にサイドを取ることができ、アメイジングデスによる強制気絶をすることが可能なのが特徴です。アメイジングシュートはメロエッタやウルトラネクロズマといった非ルール主体のデッキに対して有効です。このデッキは色んなポケモンを採用できるので、より読まれにくいのが強みだと思います。例えばクワガノンVなども入れると面白いかもしれません。

〇ダブルドラゴンエネルギー採用型

ガブリアス&ギラティナGXやガブリアスVといったドラゴンポケモンを使えるようにダブルドラゴンエネルギーを採用した型です。
ジージーエンドGXでお相手のポケモンを消したり、ガブリアスVでエネルギーが重いポケモンを縛りながらベンチ狙撃できたり、カオスオーダーGXでサイドを2枚容易に取れたりとあまり隙がないところが特徴です。
今回使用したのはこの型ですが、使った理由として、ジージーエンドGXとガブリアスVの技が強すぎるからでした。(詳しくは採用理由のところでお話します。)

色エネルギー採用型は触った時点ではドラゴン採用型にどう勝つのか?思いつかなかったため、今回はダブルドラゴンエネルギー採用型にしました。
よって、ドラゴンエネルギー採用型のコンセプトは以下の通りです。
お相手のポケモンを1回で倒す。またはお相手の育ったポケモンを盤面から消す。
これを意識しました。

2.2 調整経緯

以下のデッキレシピを仮組みしました。ここから少しずつ調整していきます。


このレシピの使いにくい点として、以下の通りです。
①スペシャルチャージが1枚により、特殊エネを回収することが難しいこと。
②クレッフィ1枚だけだとスタートしにくいこと。

①ですが、アララギ博士やデデチェンジによってトラッシュしすぎた特殊エネルギーを戻す手段がスペシャルチャージ1回だけだと、対戦の後半エネルギーが足りないといったことが結構あったため、スペシャルチャージは少なくとも2枚はあった方がいいと感じました。
次に②はクレッフィを使う時はだいたい対戦の序盤にしか使わないので、そもそも必要なのか?が疑問でした。クレッフィを出す場合、ガブリアスVがスタートなら逃げやすいですが、それ以外だとバトル場のポケモンを下げることが難しいので抜くことにしました。入れるなら2枚にして、かるいしを入れる必要があると考えました。クレッフィを出すことを考えるとベンチの枠が足りないため、スタジアムをスカイフィールドにした方がいいかもしれません。今回は時間がなかったため、そこまで考える余裕がありませんでした。
以上のことを踏まえて調整した結果、以下のレシピになりました。

変更したカードとしては以下のカードです。
・スペシャルチャージ2枚目
・プレシャスボール
・Vガードエネルギー

スペシャルチャージに関しては特に言うことないです。プレシャスボールに関しては9枚目のボールとして採用しました。ポケモン通信でもよかったですがコストがポケモンと少し重かったので、コスト無しでGXポケモンを持ってこれるプレシャスボールに軍配が上がりました。このデッキはGXポケモンが意外と多いのでコスト無しで持ってこれるプレシャスボールは使い勝手かなりよかったです。
VガードエネルギーはミラーやレジドラゴVSTARに対して1回耐えるのを目的に採用しました。ルギアVSTARのミラーはVガードエネルギーでパワフル無色エネルギー付きのルギアVSTARの攻撃を耐えることができるかが重要だと考えたためです。

さらに回していると次に課題なのが、後攻1ターン目に攻撃してくるデッキに弱くなるでした。ミラーもそうですが、三神カイリューやパルキアVSTARなどのデッキは後攻から攻撃してくるため、勝てるかどうかかなり不安でした。サイド1を押し付けれて、なおかつ火力が出るポケモンは何かないかと探していると…ピッピがめちゃめちゃいいかもと一緒に調整していた方に教えてもらったため、当日の深夜1時に検討し、採用しました。

三神の「アルティメットレイ」、パルキアVSTARの「あくうのうねり」などをコピーして使える!

このカードを採用し、最終的に持ち込んだデッキレシピは以下の通りになりました。
(デッキコード:pEypXp-9kADgC-SyMRyy)


2.3 採用理由

それぞれの採用理由について説明していきます。

<ポケモン>
・ルギアV-ルギアVSTAR 3-3
できるだけルギアスタートしたいので、下は3枚にしてあります。
他の人のルギアVSTARの数を見ていると2枚にしているレシピをたまに見受けられますが、そもそもルギアVSTARで攻撃することが多く、サイド落ちやミツルを使った時に山札にあった方が嬉しいので、3枚未満はありえないと思ってます。4枚目は過剰だと感じましたが、必要だと感じた場合レスキュータンカを採用します。

・アーケオス 4枚
サイド落ちケアで4枚にしてます。練習中にアーケオスが2枚落ちることがたまにありましたので、4枚入れないと信用ならないと感じ、4枚採用しました。サイド落ちが怖くないなら3枚でもいいと思います。

・ガブリアス&ギラティナGX 1枚
本デッキのコンセプトの主軸となっているカードです。お相手の盤面が貧弱ならば、ジージーエンドGXを使い盤面を崩壊させます。先攻2ターン目なら、ジージーエンドGXを使うことはあまりしんどくないですが、後攻1ターン目から狙うことは難しいです。(スタートしているポケモンによりけりですが…)
Vガードエネルギーをつけると300ダメージ未満は耐えるっていうことは覚えておきたいです。

アーゴヨン&アクジキングGX 1枚
このデッキはカオスオーダーGXに必要なエネルギーをすぐにつけることができるので、GX技が使いやすいです。サイド残り2ならば、ポケモンを倒さずにサイドを取ることができる点がめちゃめちゃ強いです。ジェットピアスが180出ることから、カプ・テテフGX、デデンネGX、クロバットVを倒すことができます。また、Vガードエネルギーをつけることにより310未満の攻撃を耐えることができることは覚えておきましょう。たまに特性でアーケオスを落とすことがあります。

・ガブリアスV 1枚
ルギアVSTARを使うきっかけとなったカードです。お相手の盤面に主要となるたねポケモンが1体のみしか出ていない場合、グズマを使用せずに倒すことができます。ベンチ狙撃220点はとんでもなく強いです。
強さが実感できない方は一度使用してみるといいと思います。

・ピッピ 1枚
サイド1でカウンターできる点が評価高かったです。ミラーならジージーエンドGX、カオスオーダーGXを使ったポケモンに対して、カラミティエッジやジェットピアスをコピーして使うと弱点によりワンパンできます
あとは、アルティメットレイ、ドラゴンゲイル、あくうのうねり、アメイジングシュート、ポルターガイストなどなど、お相手依存ですが、カウンターとして使うには十分に強いポケモンでした。技を使うエネルギーが無色3個なので、シンオウ神殿が貼られている状況に置いても技が使えます。フェアリータイプってことは覚えておきましょう

・カプ・テテフGX 1枚
サポートを持ってこれるポケモンです。だいたいミツルかグズマを持ってくることが多かったです。

・デデンネGX 2枚
クロバットVも採用して、1-1で入れている方が多いと思います。私自身、デデンネGXスタートした時にクロバットVだけで解決するかと言われるとかなり怪しかったので、クロバットVは採用しなかったです。ここは感覚の問題なので、ありえないと感じた方はクロバットVでいいと思います。

<グッズ>
・クイックボール、ハイパーボール 4枚ずつ
最大枚数採用です。特に言うことはありません。

・プレシャスボール 1枚
コスト無しでGXポケモンを持ってこれる点が強かったため、採用しました。
Tagteamのポケモンも持ってこれるので、かなり便利でした。

バトルサーチャー 3枚
4枚だと初手に来た時に邪魔になるので、3枚にしました。3枚にした分、サポートの現物気持ち多めにしました。
バトルコンプレッサーでサポートを落としながら、拾えることができます。
久しぶりにコンプレッサーでサポートを落として、手札のサーチャーで使うっていう動作をしたので感動しました笑

・スペシャルチャージ 2枚
ガブリアスVの技やペイルムーンGXでトラッシュしたエネルギーを戻したりとトラッシュしたエネルギーを戻すのに重宝しました。
ここは3枚でもよかったかも…少し反省です。
どこか減らして3枚目の採用をオススメします。

・バトルコンプレッサー 4枚
アーケオスやサポートをトラッシュしたり、使わないカードをトラッシュして山札を圧縮したりと色々用途があるカードです。触れれる確率を上げるため、4枚採用にしてあります。アーケオスをトラッシュしておこうと意気揚々にしてしまうと、ロストおくりされるので注意してください。

・フィールドブロアー 2枚
ダストオキシンの解除や、シンオウ神殿を貼られた状態でシャドーミストを使われた時に、スタジアムを解除するために必要なカードです。1枚だと手札に来ないので、2枚採用にしました。

・パソコン通信 1枚
Ace Spec枠です。安定感を上げるためパソコン通信にしました。なんでも持ってこれるカードはさすがに強いですね。ルール上1枚しか入れることができないので1枚採用です。

<サポート>
・N 1枚
ドローサポ―トです。手札にかさばったエネルギーを戻したりすることが多いです。サーチャーで使い回せることから1枚採用です。

・マリィ 1枚
お相手の邪魔をしつつ自分の手札を山下に送ります。こちらもN同様1枚採用です。

・ミツル 2枚
後攻1ターン目で使うことが多く、サイド落ちするのが怖いので2枚採用です。先攻2ターン目でも使うことは全然あり得ます。無理にNやマリィで引きに行くよりかはミツルで安全に進化するっていうのも一つの手です。

・グズマ 2枚
トラッシュに1枚、山札に1枚あってほしいため2枚採用にしました。ほとんどの方が1枚採用でしたが、このカードが1枚にすることは絶対にありえません。ロスト送りのケアにもなります。2枚あるとサイド落ちケアや、サーチャーを使わなくても使用することができることが多いです。だいたい先攻2ターン目で使うカードでした。

<スタジアム>
・サイレントラボ 3枚
がまんのかべの対策が大きな目的です。ミラー等の時に初手で貼ると大変困らせることがあります。序盤に1枚、中盤以降Nを使いながら貼りたいため、サイド落ちケアで3枚採用しました。

<エネルギー>
・ダブル無色エネルギー 3枚
誰にでも付けることができるエネルギーです。ルギア、ピッピ、アーケオスで攻撃するときにも貼ります。4枚は過剰と感じたため3枚採用にしました。

・パワフル無色エネルギー 4枚
ルギアVSTAR、アーケオスで攻撃する時に火力を上げるために使用します。ルギアVSTARがTagteamのポケモンをワンパンできるのはさすがに強いです。
ここは枚数を減らす理由がなかったので、4枚採用としてます。

・ダブルドラゴンエネルギー 4枚
本デッキの主軸である、ガブリアス&ギラティナGX、ガブリアスV、アーゴヨン&アクジキングGXで技を使うために必要なエネルギーです。書いてることが強いのと減らす理由がないので4枚採用です。

・Vガードエネルギー 1枚
パワフル無色エネルギー付きのルギアVSTARの攻撃を耐えるために必要なエネルギーです。ルギアVSTARとアーゴヨン&アクジキングGXに付けると310未満の攻撃を耐えることができます。ミラーの他にもレジドラゴVSTARの攻撃も「ちからのはちまき」を要求させることができます。枠の都合上1枚採用です。

・リサイクルエネルギー 1枚
ガブリアスVの技でトラッシュするエネルギーの一部にしたり、逃げるエネルギーが1のポケモンに付けて逃がしたりと、リソース管理を楽にできる便利なエネルギーです。
このデッキはかるいしといった道具がないので、エネルギーを切って逃げる必要があります。そのため、エネルギーの温存をするために役に立ちました。2枚は使うことがないので、1枚採用としています。

次に候補カードをいくつか紹介します。

<ポケモン>
・ドラピオンV(ダイナミックテール)
悪弱点のポケモンに対して、戦いを楽にするために候補としていました。
こくば戦とミュウ戦に使います。今ならアーケオス4枚目をこのカードに変更してると思います。

・ウルトラネクロズマ(ほろびのかがやき)
サイド1を押し付けるポケモンとして、170点とエネルギーを落とす効果がそこそこ優秀だったので候補としていました。結局使う場面がほとんどなかったので、次第に抜けていきました。

<グッズ>
・レスキュータンカ
ピンのポケモンが少し多いので、使い回すためのカードです。
あったら便利でしたが、なくてもどうとでもなったので不採用としました。
ルギアVの4枚目やガブリアスVの2枚目が必要と感じたらレスキュータンカを入れていたかな?と思います。

・トレーナーズポスト
デッキの安定感を上げるためのカードです。このカードで解決したことが全くなかったため、不採用としました。しかし、共有するに至ってもう少しこのカードを入れて考察すればよかったかな?と反省しております。
入れるなら2枚以上は入れたいです。

・ポケモン回収サイクロン
Ace Spec枠でパソコン通信との選択でした。さすがに安定感を上げるということになったので、パソコン通信を採用しました。

<サポート>
・アララギ博士、プラターヌ博士、博士の研究
泣く泣く抜いたカードです。枠があったら1番目に入れたいカードでした。
突き詰めると私自身、このカードを使う場面が少ないと感じたので抜きました。
共有した他の2人は入れていたので、あった方がいいと思います。

・ザオボー
Vガードエネルギーやダブルドラゴンエネルギーといった特殊エネルギーをロストに送る役割のカードです。入れたいカードの1枚でしたが、枠がなく不採用としました。

・クロケア
ジージーエンドを使ったエネルギー付きのガブリアス&ギラティナGXや縛られたポケモンを山札に戻すためのカードです。これも枠があったら入れていたカードでした。

<スタジアム>
頂への雪道、無人発電所
ミラーやこくばといった進化して特性で回すデッキに対して、1回止めるためやアローラペルシアンGXの特性を封じるためのカードです。前日にアローラペルシアンGXの噂を少し聞いたので、サイレントラボ1枚をどれかに変更するか迷いましたが、当たったら仕方がないと思い割り切りました。無人発電所ならカプ・テテフGXやデデンネGXといったGXポケモンのみの特性を封じることが可能です。アローラペルシアンGXが多くなったと感じたらどちらかを採用します。

3. 各対面の動き方

各対面に対してどのように戦っていくかを示していきます。
レジドラゴVSTAR、こくばバドレックスVMAX、ドラゴン型ルギアVSTARの立ち回りを簡単に示していきます。

3.1 レジドラゴVSTAR+ダストダス

先攻:5.5割、後攻:4割
先攻を取った場合、デデチェンジやバトルコンプレッサーで準備をしつつ、盤面を整えていきます。お相手の盤面にレジドラゴVが2体並んだならジージーエンドGXを使って盤面から消し、1体ならソニックストライクでの攻撃が楽だと思います。
3体以上並んでいたら、先攻2ターン目でサイレントラボ+マリィで要求値を上げながらジージーエンドGXをしてお祈りです。
しかし、ジージーエンドGXはできるがサイレントラボが貼れなかった場合、次攻撃するルギアVSTARにVガードエネルギーを付けるのを意識しましょう。レジドラゴVSTARは「ちからのはちまき」がないと290以上の打点が出ないので、ワンパンされないです。また、手札にフィールドブロアーがあるとダストオキシンを解除することができるので手札にあったら温存しておきましょう。

問題は後攻です。後攻だとジージーエンドGXを狙うことが厳しいです。お相手の盤面にレジドラゴVが1体のみならソニックストライクで倒すことはまだ容易です。しかし、2体並んでいた場合、ルギアVSTARを2体準備した方がいいと考えます。その際に、2体目のルギアVSTARにVガードエネルギーを貼ると倒されにくくなりますので少し安心できます。
レジドラゴ側が先1でソーナンスで蓋をしてきた場合は、自分の手札が良くないと攻撃できないので、その時はマリィしてお祈りしましょう。
このデッキとの対戦はフィールドブロアーをかなり大事にすることVガードエネルギーをどのタイミングでどのポケモンに付けるかによって勝率が変わってくると思いますので何回も練習しましょう。

3.2 こくばバドレックスVMAX

先攻、後攻:5割
このデッキとの対面はサイドの取り方を間違えると、N(ツツジ)+シンオウ神殿+ナイトウォッチャーで捲くられる可能性があることです。
できれば、残りサイドを3にした状態でオーロット&ヨノワールGXを倒せば勝ちの状態にしておきたいです。
ゆえにサイドの取り方としての理想は1-2-3です。お相手の盤面に育っているこくばVMAXがいるとジージーエンドGXで盤面から消すことをすると、こくば側の動きが遅くなります。その隙を狙って山札を圧縮したり、先に盤面を整えておきましょう。
重要なのはハンデスされても山札に残っているカードが強い状態にしておくことです。サーチャーやスタジアム、サポートの現物などをいかに山札に残しておくかが鍵となるので、バトルコンプレッサーでトラッシュするカードは真剣に考えましょう。

3.3 ドラゴン型ルギアVSTAR

先攻:5割(初手でサイレントラボを貼れれば)、後攻:5.5割
今回のCLでルギアVSTARを使うに当たり、ミラーをどう乗り越えるかがかなり鍵となっていると思いました。
先攻の動きとして、デデチェンジやバトルコンプレッサーを使って盤面を整えていくのですが、大変なのはポケモンを3体以上準備しなければいけない点でした。3体出さないとジージーエンドGXで終わってしまうからです。先攻でルギアVは最悪1体だけでもいいですが(ミツルがあるため)、その他2体のポケモンは何がなんでもおきたいです。
それに加えてサイレントラボまで貼ると、お相手がフィールドブロアーや別のスタジアムがない限りほとんど動けないと思いますので、そこまでやって5割かなと思います。
こちらの盤面がルギアV2体+別のポケモンがいる時、以下のルートに分けられると考えます。

①お相手がジージーエンドGXから入ってきた場合

その場合は、ピッピでガブリアス&ギラティナGXを倒すルートが発生するので、ほぼ勝ちです。
3枚取って、ピッピが取られ、ガブリアスVで何か倒してカオスオーダーGXで終了です。
サイドが3枚になる前にバトルコンプレッサーで山札を圧縮しておくか、ガブリアスVやアーゴヨン&アクジキングGXをベンチに準備しておくと楽になります。

②お相手が正面のポケモンを倒してきた場合

お相手のルギアVSTARにVガードエネルギーがついていないと、こちらがパワフル無色エネルギーを付けて倒すこと目指します。その時のエネルギーのつけ方の理想としては、Vガードエネルギー+パワフル無色エネルギー3枚です。
その返しにジージーエンドGXでこちらのVガードエネルギー付きのルギアVSTARとアーケオスをトラッシュしてきたら、返しにピッピで攻撃するとガブリアス&ギラティナGXを弱点によりワンパンできます。そうした場合、こちらの残りサイドが1になっていると思うので、カオスオーダーGXで勝ちです。
ただし、お相手がザオボーでVガードエネルギーをロストにしつつ、もう一度パワフル無色エネルギー付きのルギアVSTARで倒してきたら厳しいので、諦めましょう。
ザオボーをさせないようにサイレントラボ+マリィをして要求札を上げると少し安心できます。

③ VガードエネルギーがついたルギアVSTARが正面のポケモンを倒してきた場合

この場合は正直厳しいです。Vガードエネルギー付きのポケモンを準備されて、そのポケモンを倒せない場合、対応策としてはザオボーでVガードエネルギーをロストするジージーエンドGXでVガードエネルギー付きのポケモンをトラッシュするかの方法があります。そのような盤面になると、Nかマリィ+サイレントラボでお相手が止まることをお祈りです。
この返しにサイドを2以上取られるとカオスオーダーGXをされてサイドを取り切られるので負けです。

後攻の場合ですが、先にVガードエネルギー付きのルギアVSTARを作ることができるため、気持ち有利です。序盤のサイレントラボを乗り越えることができると、上記の分岐が発生します。ザオボーを使われず、ジージーエンドGXを使ってきたら、ピッピでガブリアス&ギラティナGXを倒すことができるので、勝ちだと思います。ただし、これは先1で貼ってきたサイレントラボに対処できた場合です。一概に後攻取ったから有利!とはならないので、そこは勘違いしないようにしましょう。

以上でこの章を終わります。他にご質問があればお答えいたします。

4.マッチアップ

マッチアップを以下に示します。
どのような対戦内容かは申し訳ないのですが、記載いたしません。
知りたい方は個別でお聞きしていただけると幸いです。

5.おわりに

いかがでしたでしょうか。以上でルギアVSTARの記事を終了いたします。
ご質問等あればうみくる(@nmfc31708)までご連絡してください。ご対応いたします。今回は文字だらけで読みにくい点や表現が分かりずらい点もあったかと思いますが、わからなければご連絡いただけると幸いです。
今回共有して調整まで付き合ってくださったナツさん、にしけんさん。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、練習に付き合ってくださいました、かんむりさん、そらさん、カタヤマさんにもこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
最後に、今回の2戦目で対戦してくださったこくばVMAXを使っていた方に両負けという結果となってしまったことを謝罪いたします。(どの方か明確にわからなかったので読んでいただけていることを願います…おそらくフォローしていただいているかもです。)

私事ですが、今までCL愛知は0-3や2-3といった結果ばかりでしたがトラウマを乗り越えたことで自分に自信がついたと思ってます。
ここまで支えてくださった練習メンバーには大変感謝です。
ここで終わりでは全くないので、慢心せず悪かったことを反省してスタンでも頑張っていきます。

これからも…かかってこーーい!!!!!!!

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