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【CL横浜1日目 6‐3とシティリーグbest4】ヒスイゾロアークVSTAR

はじめまして。うみくる(@nmfc31708)と申します。
普段は蒲田、川崎、たまに横浜付近で遊んでおります。
以前、ダイケンキVSTARの記事を投稿した者です。

今回は2022/9/17と9/18に開催されたCL横浜にて使用したヒスイゾロアークVSTARの記事で、初日を6勝3敗の完走デッキを共有し、数枚違いで使用してくださった黒あめさん(@pokekaoji3)がDay2進出したので記事にしていきます。読みづらい箇所もあると思いますが、ご了承願います。
黒あめさんも記事を投稿しておりますので、ぜひ読んでみてください!

また、シティリーグシーズン1(10/16)でベスト4を取りましたので、その時のレシピを4章で追加します。

1.環境予想

CL横浜の環境において、環境は以下の通りだと考えました。

Tier1 (よく見るデッキ)
ロストギラティナ、パルキアVSTAR

Tier2(そこそこ見るデッキ)
レジバレット、アルセウス系統、ヒスイゾロアークVSTAR、LTB、ミュウVMAX

Tier3(たまに見るデッキ)
キュレムパルキア、ロストヌメルゴン、ディアルガVSTAR

直近の自主大会でもだいたいこのような分布でしたので、これをもとにデッキを選択していきました。

1.1 デッキ選択

CL横浜に向けてデッキを選択するのですが、候補が3個ありました。
1.パルキアVSTAR+インテレオン
2.アルセウスVSTAR+インテレオン
3.ヒスイゾロアークVSTAR

パルキアVSTARはずっと使用していたデッキで、練度も少しはあると考え、候補の1つでした。うらこうさくでの安定感や様々なデッキへの対応力もあったため、他のデッキが自信なければパルキアVSTARで出ようと考えていました。レシピとしては以下のレシピで出ていたと思います。
(デッキコード:YKxKc8-jad2W4-88c8xc)

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選択しなかった理由として、練習時間がなかったことにより、環境のデッキの初見殺しカードに対応することが難しいと考えたからです。
例えば、LTBにたまに入っているライコウVやゼラオラといったカードを指します。
この理由が大きかったため、今回パルキアVSTARを使用するのを断念しました。結果論ですが、今回のマッチを考えると使用しなくて正解だったと考えています。

続いて2のアルセウスVSTAR+インテレオンです。9戦を戦うに至って安定感があるデッキがいいだろうと考えたので、候補の1つでした。使っていたとしたら以下のレシピをもう少し煮詰めたデッキで出ていたと考えています。
(デッキコード:5vVkwk-8OPnWn-fFbkdk)

アルセウスインテレオン(5vVkwk-8OPnWn-fFbkdk)

使わなかった理由として、今回使用したヒスイゾロアークVSTARに全く勝てなかったことロストギラティナに有利かと言われると微妙だと感じたため断念しました。

最後の3のヒスイゾロアークVSTARですが使用した理由は次の通りです。Vガードエネルギーのおかげで色んな攻撃を耐えることが可能になったことによるサイドを取られないターンを作れる点とサイドを取られなかったら返しでVポケモンを倒すことができる火力を出すことができる点に魅力を感じ使用しました。レシピは以下の通りです。(デッキコード:yXyyp3-ZtLd9T-RMUXM3)

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(余談ですが、ダークファンタズマでヒスイゾロアークのSRが当たったからが一番大きい理由です笑。SR…かっこいいですよね…笑)
それではヒスイゾロアークについて書いていこうと思います。

1.2 デッキ作成

ヒスイゾロアークVSTARに注目した理由を整理します。
理由は2点です。
1.「Vガードエネルギー」や「かがやくサーナイト」のおかげでサイドを取られないターンを作りやすい点
2.ヒスイゾロアークVSTARが倒されなかった場合、返しでVやVSTARポケモンを倒しやすい点


まず、1点目ですがヒスイゾロアークVSTARの耐久値として以下が考えられます。
ヒスイゾロアークVSTARのHP:270
大きなおまもりかVガードエネルギー:300
大きなおまもりとVガードエネルギーが付いている場合のHP:330
かがやくサーナイト:350

図3

これら全てを組み合わせるとVMAX以上の耐久値を持つことが可能となります。

次の理由としてヒスイゾロアークVSTARが倒されなかった場合、要求値は少しありますが、返しでVポケモンを倒しやすい点があげられます。
これはヒスイゾロアークVSTARにダメージを与えられた場合、そのダメージをダメージポンプを駆使して他のポケモンにダメカンを分散することができるため、ヒスイゾロアークVSTARの技の威力が上がっていきます。以下の表にて、ヒスイゾロアークVSTARの技の威力を示します。

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この表の見方として、自分の場のポケモンに乗っているダメカン数に対してのヒスイゾロアークVSTARの打点数を表しています。(水色で示している箇所はヒスイゾロアークVSTAR自身がだいたいダブルターボエネルギーを貼って攻撃することが7~8割なので、目立たせております。)
以上の理由によりヒスイゾロアークVSTARのデッキコンセプトとして、「相手の攻撃を1度耐え、返しでポケモンを倒す」ことを目指してデッキを作成していきます。
色々試した結果、以下のようなデッキレシピとなりました。
(上の方で示しているレシピと全く一緒です。)

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次に個人的に珍しいと考えているカードを個々に説明していきます。

1.3 採用理由

ここでは、個人的に特徴的なカードの採用を紹介していきます。

・ポケモン
<ドラピオンV> 1枚
ミュウVMAX対策のカードです。ヒスイゾロアークVSTAR自体ミュウVMAXの攻撃を耐える可能性があります。しかし、普通にミュウVMAX側はベンチのポケモンを呼んでサイドを進めていくと考えられるので、必須だと考えています。
このカードのおかげで当日はミュウVMAXに勝つことができました。

<ヤレユータン(さるぢえ)> 1枚
ヒスイゾロアークVSTARのデッキでは、個人的に必須だと考えています。
手札にかさばったエネルギーを山札に残したり、お相手のマリィ対策として必要なカードを守ったりと用途は様々です。ビッパよりも優先でベンチに置きたいポケモンであります。

・グッズ
<キャプチャーアロマ> 2枚
このカードが出る前はしんかのおこうが代わりに入っていたと思われます。
キャプチャーアロマにしたことにより、序盤で裏なら種ポケモンを、表ならゲンガーかヒスイゾロアークVSTARを雑に持ってくることができるようになりました。使う前は半信半疑でした。しかし、使用感としては悪くなく、安定感が従来のヒスイゾロアークVSTARよりも少し上がったと考えています。コインを使う時はお相手さんにどちらから投げるか確認を取った上で使いましょう。

<ふつうのつりざお> 1枚
雑にトラッシュに送ったポケモンを再利用するために採用しました。また、一番大きい理由はレジ系のデッキに対して、ノコッチを2回使わないと勝つことは難しいと考えたためヒスイゾロアークVSTRA4枚目の枠を削り、採用しました。レジ系に当たったらさるぢえで保護しながら、対戦していきましょう。

<ツールジャマー> 1枚
役割としては、大きなおまもりとほぼ同じです。こだわりベルト、大きなおまもりやふうせん等を封じたりすることができるので採用しました。パルキアVSTARに対しては後述しますが、大きなおまもり・ツールジャマー・Vガードエネルギーのどれか一つヒスイゾロアークVに貼れれば先2に倒される可能性が少なくなることは覚えておいてください。

・エネルギー
<Vガードエネルギー> 2枚
ヒスイゾロアークVSTARを使うきっかけとなったカードです。
このカードによりVポケモンからの様々な攻撃を耐えることが可能となりました。ただし、効果は2枚貼っても重ならないので注意してください。
たまにドラピオンVやクロバットVに貼って耐久値を上げることもしばしば…

<パワフル無色エネルギー> 2枚
ダブルターボエネルギーのデメリットを消したり、色々かみ合うと320点を平気で出せるようになってしまう恐ろしいカードです。また、レジ系やLTBといった非ルール主体のデッキに対してはシャドーサイクロンを積極的に使うことが多く、ダブルターボのデメリットを消しながら130点を出す目的もあります。

<キャプチャーエネルギー> 1枚
クイックボールやハイパーボールのようなコスト必要なしで手貼りしながらポケモンを呼び出せるカードです。ドラピオンVを呼び出したり、ディアンシーを出したりすることが多かったです。否定派でしたが、採用してみて便利なカードでした。

全ての採用理由は書きませんでしたが、黒あめさんのnoteに記載しておりますので、そちらもご覧下さい。
また不採用としたカードを以下に示します。

・ビッパ-ビーダルライン2枚目
枠の都合上2枚目のビーダルラインの採用を見送りました。そこを採用するより、サポートやボール系統を増やすことに意識しました。ロスト系やパルキアVSTARにおいては序盤に出すとげっこうしゅりけんでサイド2~3枚取りされる可能性が高いので、ベンチに出すときは大きなおまもりと一緒に出すようにしてください。
ちなみにビッパがポケモンGOのビッパのを採用してますが、スターバースのビッパが家になかったからです。特に理由はありません。

・マナフィ(なみのヴェール)
レジ系・ロスト系・パルキアVSTARの「かがやくゲッコウガ」や「レジエレキ」等の攻撃からベンチのポケモンを護るためのポケモンです。直前まで検討していましたが、プレイングでカバーできると判断したので採用しませんでした。そもそもベンチに置くスペースがないです。

・大きなおまもり2枚目
ツールジャマーよりこちらを採用したかったです。用途としては、げっこうしゅりけんでヤレユータンなどの非ルールを複数倒されないようにするためや、ヒスイゾロアークVSTARのHPを上げるためです。しかし、今回はギラティナVSTARの影響で大きなおまもりを採用していることがVSTAR系のデッキに多くなるだろうと読んだためツールジャマーを採用しました。

不採用カードは以上です。他にもありますが、ご質問あればTwitterのDMでご連絡ください。

2. 立ち回り

この章ではデッキの立ち回りについてお話していきます。

【序盤】
ヒスイゾロアークVを並べつつエネルギーを貼ります。
その際に後攻なら、対面によりけりですがディアンシーを用意し、うつろがえりでディアンシーをバトル場に出します。

【中盤】
大口の沼やダメージポンプを駆使しながらヒスイゾロアークVSTARの火力を上げていきます。また、ヒスイゾロアーク自体の耐久力を高めながら対戦していきます。さるぢえを使いながら、終盤に向けて必要なカードを温存しつつ山札の中身を強くしていくことを意識していきましょう。

【終盤】
ボスやセレナを使いながら、ポケモンを倒しサイドを取り切っていきます。

かなり簡易に書きましたが、簡単そうに見えてかなり繊細なデッキだと個人的には考えています。
というのも、手札的に「博士の研究」や「ファントムスター」を使うことは可能であるが、今の手札を全てトラッシュしてまで山札を掘り進めてもいいのか?を常に考えて使っていました。時には勝負に出ることは必要ですが、現状サイドが取られない状況であれば無理をして手札をトラッシュする必要はないと考えています。そこの見極めは練習して養っていきましょう。

2.1 各デッキの立ち回り

各デッキの立ち回りを説明していきます。

・パルキアVSTAR+インテレオン
基本的にはパルキアを3回倒しての2-2-2と取っていきます。
Vガードエネルギーやかがやくサーナイト等があれば、ヒスイゾロアークVSTARがワンパンされることは少ないので、有利だと考えています。

先攻時と後攻時の両方ともパルキアVSTARに対して気をつけることは主に以下の2点です。
1.「Vガードエネルギー」「大きなおまもり」「ツールジャマー」をどのヒスイゾロアークにつけておくといいのかを考えること
2.残りHPを90以下にしないこと

特に「2」は常に頭に入れておいてください。げっこうしゅりけんでサイドを2枚以上取られると巻き返すことは厳しいと考えています。 

また、後攻の時においてです。後攻の時の初手の手札に以下のカードのどれかがあった時盤面を図のようにして番を終わることがあります。
・大きなおまもり
・ツールジャマー
・Vガードエネルギー

図2

理由として、「こだわりベルト+あくうのうねり」と「こだわりベルト+ハイドロブレイク」で倒される可能性が少なくなるからです。余計なポケモンを出してサイドを進めてしまうよりかはマシだと考えています。
ただし、これはお相手の盤面がパルキアVとメッソンなどといったあまり強くない盤面の時にするようにしてください。具体的には以下のような盤面です。

図4

逆に以下のような盤面は危険です。

図5

理由としては「かんしゃくヘッド+ハイドロブレイク」で倒される危険があるからです。倒されるなと感じたら素直にもう一体ヒスイゾロアークVを出しましょう。

・ロストギラティナ
サイドの最短の進め方としては1-1-2-2が多いと感じています。
気を付けるべき点はパルキアVSTARとほぼ一緒です。
ロストインパクトを受ける場合、「大きなおまもり・Vガードエネルギー・かがやくサーナイト」のどれか2つを出して受けるようにしてください。
当たり前ですが、ギラティナVかVSTARを先に倒すとかなり楽になります。
個人的には五分だと考えています。
この対面で重要なのは「スターレクイエムを使われるまでにどれだけお相手にサイドを取られないか」です。ボスの司令やセレナを使われることが少ないので、できるだけヒスイゾロアークVSTARを多く立てて複数で戦いましょう。
「チェレンの気配り」を使うことがある対面ですので、早めに手札に来てしまったらさるぢえで保護しつつマリィをして邪魔をしていきましょう。

~ビッパを出すタイミングについて~
パルキアVSTARとロストギラティナはどちらとも「かがやくゲッコウガ」を採用しているデッキが多いです。ビッパを出すタイミングがかなり難しく、もしかしたら出さないこともしばしばです。序盤に出す場合は必ず大口の沼を貼る前に出す「大きなおまもり」を貼って出すことを意識してください。

・レジバレット
非ルール主体のデッキというのと弱点を突かれる可能性が高いので、不利です。
しかし、勝てないことはありません。
意識する点としては以下の通りです。
1.ノコッチを出して弱点を突かれないようにすること
2.ダメージポンプにてレジエレキの技で複数取りされることを防ぐこと
3.「ふつうのつりざお」と「チェレンの気配り」を保護しながら対戦すること

「1」は省略します。
「2」ですが、レジエレキの技「テラスパーク」2回でノコッチが倒されます。ダメージポンプでノコッチのダメカンを操作し、倒されないようにすることを意識しましょう。また、この対面はノコッチに大きなおまもりを貼るようにしましょう。ただし、ターゲットボルトのレジエレキが入っている場合もありますので、頭に入れておいてください。

画像8

「3」はノコッチをもう一回使い回すためヒスイゾロアークVSTARを回復させるためです。これらを意識して丁寧に対戦していくと活路が見出せます。レジ系はオーロラエネを落とす都合上、動きはゆっくりなので諦めずに落ち着いて戦いましょう。

・ミュウVMAX
このデッキを使って一番当たりたくないデッキです(笑)。ディアンシーが入っているので、個人的には後攻からの方がやりやすいと考えています。
サイドを進め方としては、1-3-2か1-2-3のどれかだと考えています。
後攻からだとディアンシーを相手してもらった後は、メロエッタ、ミュウVMAX、ゲノセクトVかミュウVを倒して勝ちとします。
この対面のためにドラピオンVを採用しているので、ドラピオンVでミュウVMAXを倒しながら倒されにくいヒスイゾロアークVSTARを育てていきましょう。耐久値320以上のヒスイゾロアークVSTARを作ってしまえば、簡単に倒されないので耐えて対処することも可能です。
個人的に苦手なこともあり、微不利~五分だと考えています。

3. 当日の対戦表

CL横浜 Day1で対戦したマッチを以下に示しておきます。緊張で先攻・後攻をほとんど覚えていないため何と当たったかのみ記載させていただきます。負けた対戦は事故で負けました。最終戦に至ってはカードを使う順番を間違えたため、負けました。

1.アルセウスカプコケコVMAX 勝ち
2.アルセウスインテレオン 勝ち
3.雷ターボパルキア 勝ち
4.レジバレット 負け
5.ミュウVMAX 勝ち
6.ロストギラティナ 負け
7.LTB 勝ち
8.ヒスイゾロアークVSTAR(超エネルギー入り) 勝ち
9.スイッチャー型ディアルガVSTAR 負け

4. シティリーグで使用したレシピ(追記)

シティリーグで使用したレシピを以下に示します。
(デッキコード:HngHLn-6ag8gC-9LgLgg)

画像11

変更点として以下のカードです。
・ヒスイゾロアークVSTARの4枚目の追加
・ノコッチの不採用(ここは環境によってドラピオンVとどっちかかなと考えていました。)
・ふうせん2枚目の追加
・ツールジャマーの不採用
・こだわりベルト2枚目の追加
・マリィを4枚の採用
・キャプチャーエネルギーの不採用

マリィ4枚の理由はパルキアインテやロスト系等に対して手札干渉の回数を増やすことで、やりたいことをさせないことが大きな理由です。
実際今回のシティリーグでそれをし続けたので、LTBとパルキアインテに勝つことができました。
また、もともとはビーダルラインを2-2にしようと考えていましたが、結局インテレオンやヤミラミでビーダルが倒されることを考えるとマリィで手札干渉し続けた方がいいのでは?と考えたためです。(これは以前、CL福岡で使用したこくばミュウミュウからの経験則です。)

4.1 立ち回りの追記

2.1でお話したデッキの立ち回り方をさらに追記していきます。

・キュレムパルキア
3-3を目指すか1-2-3のどちらかを目指していきます。
キュレムパルキアの数が増えたため、こだわりベルトを2枚目にしました。
目指す盤面として、ヒスイゾロアークVSTARにこだわりベルト+Vガードエネルギー+パワフル無色エネルギーorVガードエネルギーを貼ることを目指します。(ちなみにダブルターボエネルギー+パワフル無色エネルギー+こだわりベルトで330出すことが一応できます。)
それが不可能なら、一旦ディアンシーをバトル場に出すかセレナかボスの司令でベンチのポケモンを倒していきましょう。
とにかく倒せるポケモンから倒すことを意識して対戦してください。
キュレムVMAXを1回で倒すヒスイゾロアークVSTARを作ることができれば勝つ可能性が高くなります。
このデッキに対して五分~微有利と考えています。

・LTB
基本的には不利ですが、プレイング次第で五分まで持っていくことができると考えています。
最終的に目指す盤面としては以下の通りです。

図2

意識することは以下の4点です。
1.余計なポケモンは出さないこと
2.ヒスイゾロアークVSTARを複数立たせること
3.「マリィ」か「チェレンの気配り」をできるだけ多くの回数使い続けること
4.ロストマインでヒスイゾロアークVSTARが倒されないようにすること。


1ですが、これはかがやくサーナイトやビッパといったHPが比較的少ないポケモンを出しているとロストマインでサイドを複数取りされる可能性があるからです。
かがやくサーナイトがおとぼけスピットで攻撃されたら、最悪の状況です。ですので、図のように出してもいいポケモンはヒスイゾロアークVSTARとヤレユータンもしくはビーダルのみに抑えましょう。
とにかくサイドを序盤に取られないように立ち回るには?を考えるのが重要です。

続いて、2についてです。
ヒスイゾロアークVSTAR側が一番大事にしていることとして、複数のヒスイゾロアークVSTARでくるくるしながら戦うことです。
1度攻撃を受けたら別のヒスイゾロアークVSTARで攻撃することを意識して戦います。ゆえにふうせんのつけ先はかなり考えて貼るようにしましょう。エネルギーが枯渇する可能性あります。
また、環境にはまだカビゴン(どっすんグースカ)が少なかったですが、おとぼけスピット+どっすんグースカで290点なので、1度攻撃を受けたヒスイゾロアークVSTARには大きなおまもりを貼るようにしましょう。
カビゴンが増えてきたなら、大きなおまもりを2枚採用することをお勧めします。

次に3についてです。
基本的にはロスト系のデッキは「はなえらび」や「アクロマの実験」などで手札をたくさん貯めていきます。
それに加えて、山札をシャッフルする手段が少ないデッキだと考えています。
そこで、マリィをすることによりお相手の選択肢を狭めることを意識していました。ただし、マリィのタイミングはかなり見極めが必要なのでLTBとの反復練習が必要です。ヒスイゾロアークVSTARを使うと心に決めた方は実際にLTBを使って練習するようにしましょう。
また、チェレンの気配りは攻撃を受けたヒスイゾロアークVSTARを回復させるためです。これも使うタイミングは状況によるので、練習はしておきましょう。
ちなみに非ルール系のデッキが増えてきた場合、チェレンの気配りは2枚採用することをお勧めします。

最後に4についてです。
2でヒスイゾロアークVSTARでくるくるしながら戦うと書きましたが、くるくるしすぎてロストマインで中盤に倒されるとほぼ負けです。理由として、お相手の残りサイド4枚の取り方としてはかがやくリザードンで2回攻撃すればいいからです。(おそらくこの時にはすべてのヒスイゾロアークVSTARに何点かダメカンが乗ってると考えています。)
ロストマインで倒されることを防ぐために、ダメージポンプで残りHPを120以下にしないように調整することを必ずしてください。
ヒスイゾロアークVSTARの強みはダメージポンプでダメカンを移動することができることです。これにより、お相手のプランを狂わすことが可能になると考えています。

以上で私がLTBと対戦するときに意識していたことでした。
LTBとの相性は基本的に不利ですが、練習やプレイングを見直すことで五分まで持っていけると考えています。
もう一回言いますが、序盤にサイドを取られないように立ち回ることを意識してください。
もちろん手札のかみ合いで心が折れそうになることも沢山あると思います。こういう時はこういう風に動くといったことを言語化しておくと本番で落ち着いて対戦することができると考えています。

5. おわりに

いかがでしょうか。以上でヒスイゾロアークVSTARの解説を終了いたします。今回は簡単に解説しました。もう少し聞きたいことがあればうみくる(@nmfc31708)までご連絡してください。ご対応いたします。
初めて図を使った解説をしたのですが、見にくいといった声があれば随時おっしゃってください。
今回共有して一緒に使ってくださった黒あめさん。PJCSの時と言い相談にのってくださってありがとうございます。また、練習に付き合っていただいたかんむりさん、カタヤマさん、にしけんさん、てでぃーさんにもこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます。
CL横浜ではDay2に行けなかったですが、シティリーグではベスト4を取ることができたので嬉しい限りです。
ただ、この結果に満足せず悪かったことを反省して次も頑張っていきたいと思います。

これからも…かかってこーーい!

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