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適応障害とわたし@2020/10/29

6時ちょうどにパチッと目が覚めた。昨晩は睡眠導入剤を飲まずに眠ったので、念のため目覚ましをセットしてから眠った。けれど、アラームが鳴るより先にしっかり目が覚めた。
なぁんだ、自分が思っていたより順調に目覚まし離れできてるじゃないか。次の日が休日だと途端に寝坊するけど、平日で仕事がある日に自力で6時台に起きられるのは大進歩だ。5時前に起きて、まだ日も昇っていない時間帯に2時間もかけて現場に出社していた頃が懐かしい。今は絶対にできないし、そもそも2時間も満員電車に揺られてる体力も精神力もない。ただでさえ週1の出社で1時間半も電車に乗ってるのすら今もキツイのに。
ていうか、今の会社の仕事が自分に合ってない以前の問題な気がする。今より体重や筋力が落ちる前にアロマテラピーインストラクターの資格とって、さっさと辞めよ。触らぬ神に祟りなし。そもそも神ですらないパワハラ隠蔽会社だけど。
朝のストレッチ後に熱々のミルクティーで糖分補給をしながら、週末の試験が待ち遠しくてたまらなくなった。

今日も始業時間ギリギリまでギターの練習とアロマテラピー検定の勉強。
試験日まで残り3日。急きょオンラインでの試験に切り替わったので、試験時間が2級も1級も短縮された。けれど、試験対策の練習問題を解いてる時点で見直しを2回できるくらい余裕がある状態だったので、特に驚いたり焦ったりすることもなかった。
むしろ、その場で合否結果が出るのがありがたすぎる。オンライン試験の対応で忙しいのに運営さんマジでありがとう。絶対合格して恩返ししますので。筆記試験の場合だと合否通知は1か月後になってしまうので、合格してもすぐにアロマテラピーアドバイザーの講習を申し込めない。けれど、今回は試験当日に結果が出るから、上手くいけば近くの認定スクールに講習の申し込みまで完了できる。
オンライン試験のお知らせメールが届くまで「なんとか合否通知が早まる可能性とかないかな~?」と思っていたけれど、まさかこんな形で叶ってしまうとは。これこそ植松さんの言ってた「思いは招く」ってやつかもしれない。それとも引き寄せの法則?まぁ、どっちでもいっか。試験が受けられることに変わりはないんだから。

参加しても意味のない朝のzoom会議、後輩の仕事の引き継ぎ、それから改修したシステムの動作確認とエビデンス作成。最近のわたしの業務はSEにとって雑用レベルの作業がほとんどになった。個人的には要求されるスキルや納期のプレッシャーに押しつぶされることなく、無理のないペースで進められているのでありがたい…と思いたい。
スキルの過大or過小評価は認知の歪みに加えて、パワハラに匹敵する問題でもある。自分が過小評価されてるわけではないと思いたいけれど、少なくとも「SEとしての素質が足りない」と思われてることは如実に分かる。いや、そもそも根っからの文系が入社して3年弱で理系出身の社員と同じ思考力を身につけること自体、突飛な話すぎて笑えてくる。
でも、今の会社の社員や上司たちは、それが至極あたり前のことだと思っている。彼らにとっては”普通”であり”常識”なのだ。普通か常識かどうかなんて人によって価値観もライフスタイルも異なるのだから誰も断定なんてできないのに。

会社や学校などの閉鎖された空間で生まれた習慣に従って毎日を過ごしている人間は、それが常識であり普通であり最善であるとインプットされる。インプットされ続けた生活様式や食事、行動、言動、思考は一過性のものから永続的なものへと変化して、やがて「やって当たり前のもの=文化」と認識される。
けれど、形成された”習慣”に異を唱えたり、”文化”にそぐわない立場の人間が現れた途端、人間は急いで目の前の異色な存在を排除しようと躍起になる。
耳を傾けることはおろか興味や関心を向けることすらせず、危険分子と断定し徹底的に潰しにかかる。
これがいじめやパワハラ、体罰の実態だ。

そのことに一体どれだけの人が気づいているだろうか?一体どれだけの人が傷つけられて、自らの尊い命を落とすことまで考えさせられなければならないのか?
誰かが「おかしい」と声を上げるのを待っているのはもう耐えられない。救いの手が差し伸べられるのを黙って苦しみながら待っているくらいなら、助けを求めて精一杯の力で伸ばしている人の手を両手で引っ張り上げる側の人間になりたい。
まぁ、こんな考え方も赤の他人からすれば、わたしの勝手なエゴでしかないのかもしれないけれど。

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