マイクロソフト(MSFT)市場暴落時の分析

 ソフトウエアを扱う米国マイクロソフト株(MSFT、IT通信セクター)について、過去に株式市場が暴落したときの値動きおよび分析結果を公開します。

(1) ドットコムバブル崩壊の影響について、S&P500が47%下落したのに対し、この銘柄は当時のボラティリティが非常に高かったものの、マイナス38%の下落で収まりました。直近高値からの値の戻りは同程度で、S&P500が値を戻した時、この銘柄は2%と僅かに上昇していました。

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(2) 金融危機の影響について、S&P500が直前高値から56%下落したのに対し、やや少ない48%の下落で収まりました。戻りもやや速く、S&P500が暴落前の水準に値を戻した時、この銘柄は12%上昇していました。

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(3) 新型コロナの影響について、S&P500が32%下落したのに対し、やや少ない26%の下落に留まりました。戻りは速く、S&P500が暴落前の値に戻した時、この銘柄は18%上昇していました。

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