才木堂々

エスコンフィールド北海道での今年の球宴第1戦全パの指揮を執ったのはオリックスの中島監督だが本拠地での球宴とあって日本ハムのファンが組織票で先発メンバーを日本ハムの選手で固めた。中島監督はそれを尊重どころもう一つ悪乗り先発投手で打撃の良い山崎福をDHで2番にいれた。

 厳密にいうと9番右翼ロッテ岡以外はオール日本ハム。全セの先発才木は1回裏こんな打線を相手に投げた。ところで才木の持ち球は155kmの直球とフォークにスライダー、前日どの球を主に投げるか考えていると話していた。

 立ち上がり選んだのは直球だったが1番水谷1球目直球をファール、2球目ボールの後直球を3球続けてファールされ直球ではらちがあかんと見た才木6球目内角フォークを投げ空振りの三振。2番山崎福には左前安打されたが近藤を2-1後フォークで三振。その後万波、田宮に直球を連続安打され満塁にしたが直球を5球ファールの郡司を1-2後7球目フォークで三振させた。

 2回4番巨人岡本からははじまった全セの攻撃2刀流山崎を滅多打ち本塁打3本を含む10安打で一挙9点。まじめな投球を打たれた山崎、終わりの方は打撃練習で投げるようなボールを投げた。

 一方2回もマウンドに上がった才木2回2死を取った後岡も1塁ファールを打たせたがこれを2塁DeNA 牧が落球、その後右翼に本塁打されたが球宴初登板を堂々の投球で飾った。試合途中のインタビューで「パの打者は真っすぐにはついてくるのフォ-クを使わせてもらった」この経験,秋に生きる。

令和6年7月24日

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