松阪の住宅 実測調査
夏頃から進めている住宅の実測調査でした。名城大学の佐藤研究室と共同のプロジェクトで総勢7名で朝から実測。
場所は三重県の松阪。
何度かの増築を重ね、複雑にツキハギされている住宅。
元々は事務所だった場所もあり、住宅らしからぬ場所やしっかりした床の間や仏間、たくさんのキッチンと洗面やお風呂、そして生活の道具でもある家具にあふれた住宅です。
大きな住宅を一斉に実測し、大方の寸法が取れました。これから軸組を整理し、プレゼンの準備に取り掛かります。木造、鉄骨、古いものや比較的新しいものが入り混じる中何を残して何を更新するかやりがいのあるプロジェクトです。
構造設計者と施工者にも現地を見てもらい、懸念事項となる箇所、どのように進めるべきかそれぞれの立場からアドバイスをもらい、次のフェーズへ移っていきます。
建築的な見所はすでに随所で見られ、どう扱うかの難しい判断が問われています。じっくりと時間をかけて検討していきます。
天井裏の鉄骨。
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