20240307_クズの蛹

私ってこんなに人の不幸を願ったり呪ったりする奴だったのかなあ?そういう面も勿論あっただろうけど、ここまで酷い奴じゃなかった。

こうやって立ち止まってウジウジしてしまうけど、嫌な記憶を置いて前に進もうとしているのかね?チミは。

あんまり頑張ろうとするとすぐガス欠になって絶望が襲ってくるけど、それが過ぎ去ると少し平穏な自分に戻ってこられる。こっちが本来の、健康な精神の自分だと信じたいんだよね。

もう放っておいてほしいという自分もいるし、何か役目を与えて繋ぎ止めてほしいと願う自分もいる。どっちも望んでいることだ。正直に何を求めているのか、少し言えるようになっている。整頓されつつある。

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ミミズは土を掘り掘り、そのうねうねした体躯で土のドレスを大人買いする。腐り落ちたオレンジの葉に到達する頃、海ではオニオコゼが恋敵と口を噛み合う。私は寝床でチョコを食べている。

どんな営みも生命を肯定しなければ無意味に感じられてしまう。生きていることに価値を感じられた日には、この閉塞感を拭い去ることができるのだろうか。ぐちゃぐちゃな自己像が片付いたら何者かになれるだろうか?

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