相変わらずのクルマ批評
本書の概要
2017年から2018年にかけて、新車の論評本。それぞれのクルマを一言で表すと下記の通り。
この本で絶賛されたクルマ
ミラ・イース。現代のクルマでなんと700kgを切る車重、アップライトな着座位置、まともな乗車環境で四人も乗れるという技術の結晶のようなクルマ。
audiのA52ドア。かつてのドイツ車、というか、ベンツ車でよく言われていた金庫の中を実現したクルマ。
シトロエンC3。燃費はベンチマークに負けるものの、オフセットしていない運転席、後部座席の乗り心地。
ベンツSクラス。静寂性を突き詰めた横綱相撲。
この本で酷評されたクルマ
トヨタのカムリ。思想も設計も古いままのセダン。
ボルボ。見た目と値段は高級車、乗ってみると凡庸なクルマ。
レクサスLS。日本の匠とかいう高級車とは真逆の迷走ぶり。
VWのポロ。この車への批評があまりに痛烈でなんとクルマを知らない人間向けのコケおどし。
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