信念の煥発とゴール達成
今回は信念について書きたいと思います。
前回Wエンジンとしてゴール達成のことについて書きましたが、
より大きなゴールを達成する場合、
必ずできるんだ
という揺らぎない信念が必要となってきます。
過去に大きなものを成し遂げた人は全て信念の人といっても過言ではないと思います。
ではどうやって信念を煥発するのか?
簡単な方法があります。
これはNLPではなくて、僕が心から憧れる人が開発した方法です。
それは、毎朝、起きた時と毎晩寝る前に鏡の自分に向かって、
”私は信念が強くなる。 必ず〜〜になる”
というだけです。
〜〜になるという部分はなんでもよくて、総理大臣とか、大金持ちとか、たくさんの人を救える人などでもです。
大切なのは〜〜になりたい、ではダメで、
なる。と断言してしまわなければなりません。
なぜならば、〜〜になりたいと願望している自分が叶ってしまうので、ずっとその状態が続いてしまうからです。
そしてなぜ寝る前と起きた時かというと、顕在意識と潜在意識が入れ替わるときだからです。 寝ているときは潜在意識が我々のあらゆる身体活動の面倒を見てくれています。 そのバトンタッチの瞬間を捉えて、潜在意識に自ら刷り込むのです。
毎日潜在意識に命令することによって、しかもリピートすることによって、信念がどんどん強くなっていきます。 いわゆるいわれのない自信が出てくるのです。
簡単すぎて信じない人も多いと思いますが、一ヶ月でもいいので試してください。 驚く効果が出てきます。
僕もこれを利用して、あらゆる夢を叶えてきました。
さてこの方法を発明した僕が憧れる人とは、
中村天風です。
興味がある人はぜひググっていただきたいのですが、
ものすごい人なのに、なぜかあまり知られていません。日清、日露で軍事探偵として活躍し、その様は後にスリルとサスペンスを伴うストーリーとなって劇場で公開されるほどの内容です。
大きな青龍刀を振り回す馬賊との真剣勝負や、仲間の手榴弾によって間一髪死刑台から逃れるところなど本当に実話なのかと見紛うほどです。
天風という名前の由来は、天つ風という上段から刀を振り下ろす必殺技からだそうです。(必殺技って。。)
しかし帰国後、肺結核を患います。
そして死を覚悟しながら、なお治癒を求め、アメリカのコロンビア大学で医学博士の免状をとります、それでも自分で治せないので、ヨーロッパで、あらゆるセラピーの大御所を訪ねます。
それでも治らず、最後は日本で死のうと決めて、帰国のとにつきます。
しかし途中立ち寄ったエジプトのカイロのレストランで、出会ったカリアッパというインドの大師に
”お前は肺に病を抱えているな、その病は治る、治したければ俺についてこい”
それから中村天風は、そのヨガの大師にインドまでついていき、2年六ヶ月の間ヨガの修行をして悟りを開きます。 そして肺結核も見事治癒します。
そして大師の助言で、このままさらに上の悟りを目指してここで修行をしても良いが、お前は日本人だから日本の人にお前が苦労して学んだことを伝えてはどうかということを聞き、また帰国の途につきます。
その帰国途中、孫文の起こした辛亥革命に顧問として参加します。 そして莫大な謝礼をもらうのです。
その後日本に戻り、その謝礼を元手に多くの会社を起こしたり、銀行の頭取になるなど実業界で活躍します。
そして華やかな生活を送るのですが、ある日カリアッパ大師の助言を思い出し、一切の財産を投げ打って、握り飯を腰に下げながら街頭での説法を始めました。
そして、時の首相、原敬が通りかかり、その話される内容の尊さに驚き、しっかりした講演場所を用意し始めるのです。
それから成功哲学や健康法などを学べる天風会ができるのです。あの松下幸之助や、東郷平八郎も中村天風から学んでいるほどです。
その偉大な中村天風が創見した信念煥発の方法、ぜひ試して見てください。
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