【美術鑑賞】マリー・ローランサンとモード展に行ってきた。
こんにちは。会期終了直前ですが、Bunkamuraミュージアムで開催中の「マリー・ローランサンとモード」展に行ってきました。
(4月10日から再開発で長期休館になるの、恥ずかしながら知らなかった……)
マリー・ローランサンは、ギヨーム・アポリネールの恋人であったこともあり、デュシャンの親友であるピカビアとも交友があったりで、知っている画家だったので展覧会楽しみでした。一、二枚を所蔵している美術館はあるけれど、ローランサン単独の展覧会はなかなかないし。
結果、予想以上に面白かったです!
あと、予想だにしないほど、マン・レイ推しだった!(感謝…)
モードに関しても、シャネルを中心にわかりやすく、そして資料が豊富にまとめられていて、わくわくしました。私はあまりファッションに詳しくないのだけど、それでもシャネルの洋服ってかっこいい!と、マン・レイの撮ったシャネルを着た女性たちの写真を見て思いました。
ローランサンが衣装を担当していたバレエの映像も流れていたけど、コンテンポラリー系のバレエも面白そう。興味がわきました。
同行してくださったmikanさんが、色々と教えてくれたのも大変有難かったです。一人で行くのに比べて五倍くらい楽しめたぜ。
ローランサンの絵画の繊細な感じとパステルの淡い色合いが好きなので、実物をたくさん見られてとても満足です。女性の絵じゃないけど、タペストリーの下絵である「鳩と花」が、私のお気に入りです。
そういえば、ローランサンの絵画にはサインがわりと目立つ位置に入っていて、「女性画家が売れるって大変だったんだろうなあ…」と想像したり。
あと、おおむねよかったのだけれど、構成はちょっとわかりにくかったかな?と思いました。時系列が前後してたので、ん?となるところがあった。1910年代の前はもう少し序章的な役割をわかりやすくした方が、理解はスムーズかな~など。
いやはや、しかし、マン・レイ推しなんだろうね? 「マン・レイと女性たち」展の学芸員さんと同じかな?と思ったら、どうやら違うようだし。でも、マン・レイの写真は本当にかっこいいので、これからもどしどし展覧会やってください。
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