見出し画像

聞く耳


足し算引き算しか知らない人に約分の話をしても何を言っているかわからない

約分の話を理解するには、掛け算割り算を勉強して初めて土俵に立てる


これと同じような話が人生にはたくさんあって


足し算引き算しか知らない人は、約分の話を教えてくれている人を「知らない」「わからない」と言う理由でバカにする

自分の視野が狭いだけなのに「何を言っているかわからない」「あの人は変人だ」「あの人の言動は頭がおかしい」「あの人が言っていることは間違っている」と決めつける

「聞く耳」というのはとても大事で

聞く耳のある人は、まず話自体を一回全てを受け入れる(足し算引き算しか知らないが)

「聞く耳」と「好奇心」というのはとても似ていて
聞く耳のある人はどんなしょうもない話を聞いても「何か自分にとってプラスになることはないかな?」と考える
決して自分にとって関係のない話だとは思わない

聞いた話を咀嚼して、「もしかしてこの話は掛け算と割り算を学べば理解できるのではないかな?」と着地する

もちろん、聞いた話を咀嚼して、結果自分にとってはやっぱり関係のない話だったということもある

しかし、「ハナから否定した人」と「一度咀嚼をしてから否定する人」では、”表面上の結果”は確かに同じでも天と地ほどの差があることはわかるだろう

最後に一言付け加えておくと、

私は約分を話す人の立場で上から目線でこの文章を書いているのではない

足し算引き算しか知らない身として、約分と言う「金言」を常に逃さないようにしたいという立場でこの文章を書いている


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?