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脱力

以前の私は超完璧主義者だった

完璧主義ゆえに、自分の欠点を許せない(自分が嫌い)

完璧主義ゆえに、その人を神格化しなければ人を好きになれない

完璧主義ゆえに、考えれば考えるほど導き出す答えは「やっぱりやめておこう」になる(行動力が無い)

完璧主義ゆえに完璧にできないことはやりたくない

(以上、DJあおい先生のエッセイ引用)

が、ある日を境に「脱力した生き方」を心がけることで世の中が生きやすくなった

試験勉強や仕事をしていると感じると思うが、90点を100点にする作業量より、20点を70点にする作業量の方が遥かに簡単である

ひとつの100点にこだわっている暇があったら70点を三つ目指した方が効率が良い

完璧主義は百害あって一利なし
完璧を目指すと不幸になる

どこに合格点を設定するかが幸福のセンス
満点を合格点にする人はセンスが無い
つまり幸せにはなれない

地上100メートルに渡された幅30センチの板の綱渡りは怖くてできないが、それが地面の上に降りてきたなら全くもって容易となる
それが人間である

同じ板なのに何故そういう違いになるのか
それはそこに「脱力」があるかどうか
人生の行いも“これひとつだけ”と考え、肩に力を入れてしまうから失敗に終わる

「とりあえず70点くらいを目指そう」くらいに脱力できれば、
空中100メートルの板は地上にまで降りてきてくれる

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