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頭部防音室 完全自作マニュアル

経緯(飛ばしてOK)

安くてコンパクトな防音室が欲しい!!!!
と人が望んだ時に、コンパクトという条件で候補として挙がるのは

isovoxとか

だんぼっちとか

Light roomとか

防音マイクカバーとか

ま、それが普通ですわな(初めてのアフィリエイトにドキドキ)

かたや俺は電子の砂漠でisoboxを自作してる人を見て、呟くんすわ
it'a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

というわけで頭に被るタイプの防音室を自作することにした。

目標予算は2万円以内。
上記の防音室が軒並み10万超えなのでちゃんと機能すればかなり安上がり。


構成

ダンボール内側に吸音パネルを貼って
それをグラスウールで包んで
ダンボール(外)に入れて
伸縮ポールで自立させる

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準備物

材料
・ダンボール(外)外寸650*500*500mm
・ダンボール(内)外寸570*470*440mm

わざわざ買うことはない。
スーパーとかで適当に入手して加工すればよろし
サイズは身長162cmのいわゆる小柄な人間に合わせて作っているので適宜調整して。


・グラスウール(消音材)

3枚くらいしか使わないので少量で売ってるものを探し出すのが吉

・吸音スポンジ

自分は手持ちの余り物を使ったので上記枚数は適当


・塩ビパイプ(脚受)

ヨドバシで買った方が安い


・伸縮ポール(脚) ×4本


工具
・パイプカッター

・ガムテープ


・グルーガン(必須でない)



作り方

1.ダンボールをこんな感じにする
 最難関ポイント

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2.ダンボール(内)の内壁に吸音パネルを貼る
 なるべく隙間のないように貼る
 貼らなくても固定できるようならそれでもOK

3.塩ビパイプ2mを4等分にパイプカッターでカットする(精度悪くてOK)
パイプカッターの使い方
https://kurashi-no.jp/I0014174

4.ダンボール(外)の四隅に塩ビパイプを貼り付ける

 グルーガンを使うとしっかり固定できて安心だが、別にテープで固定しても良い。と思う。

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5.ダンボール(外)の底面にグラスウールを敷き詰める
6.ダンボール(内)を(外)の中に入れてグラスウールを巻きつける

 別に上手に巻き付けなくてもOK。ギュウギュウに詰めたほうが防音効果が高まる(多分)

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7.ダンボールの蓋を閉める
8.伸縮ポールの長さを調整して塩ビパイプに刺す

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9.逆さにする
伸縮ポールが抜けないようにテープで仮止めしてからひっくり返すと吉。

10.マイクスタンドが通る穴を調整する

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完成



配置について

下図のように歌う方向はなるべく外の壁に向けたほうが良い。
これをするとしないではおよそ6dbもの差が生じる(我が家調べ)

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果たしてその効果は

スマホから1mほど離れて、いつもどおりの声量で歌い計測。
ちなみに歌ってない時の部屋内は45dbほど。

防音室なし↓

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防音室使用↓

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ん!?

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あ!?

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というわけでAVGで-15dbくらい。
洗牌から普通の会話くらいにまで下げることができた。
ちなみに1mの距離でこの結果なので、部屋を隔てればもっと下がるということであり案ずることなかれ。
同じ部屋内では流石に歌声は聞こえるが、ドアを挟めばほぼ聞こえなくなる(我が家調べ)

改善点

・コストカット
・脚がガタつく

脚を伸縮ポールではなく塩ビパイプで作ってしまえばさらなるコストカットが望める上に安定も増しそう。
しかし今回はそれよりも高さを調整できるメリットを採用した。

・グラスウールがゲロ余りする
引き取り手が見つからないとグラスウールを抱いて寝ることになる。
がんばって少量でなんとか手に入れて欲しい。


終わり










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