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第四十一回 落とし物で発生する倫理感と自衛

こんにちは、なかむらまことです。
前回の記事、ほぼ内容がないにも関わらず、
「スキ」を付けてくださった方々がたくさんいて嬉しかったです。
脱ニート宣言を応援してくれていると捉えてます!あとがとうございます!

さて、本日は落とし物と謝礼について。
とにかく、落とし物には気を付けましょう!

1.善行に謝礼は必要か


最近は「実践ビジネス英語」を聞いて、英語の勉強をしています。
ちなみに、年末にTOEIC(R&L)を受けたところ、
だいぶひどい点数が出たので挽回したいためです……
と、まぁ聞いている理由はさておき。
今月のテキストでは「Ethical Values(倫理観)」についての話題がありました。
そのなかで、「取得物を拾った時、持ち主が謝礼を申し出たときに受け入れるか?」という話題がありました。
このテキスト内ではふたつの意見が出ていました。
ひとつは、善行を行っただけなので、謝礼を断る。
もうひとつは、返す義務がないのにわざわざ返した、期待以上のことをしたので、受け取るべき。
このテキストではイギリスでの会話を設定されているので、
日本とはもしかしたら謝礼の渡し方等に差異があるかもしれません。
とはいえ、みなさんの場合はどうでしょうか。
受け取るか、受け取らないか。

2.日本での拾得者の権利


私も取得物を届けたことがあります。
それはお金がパンパンに入った財布……ではなく、家の鍵と思われるものでした。
交番に届け出たときに、詳しく時間や場所などを伝えると、
「持ち主が見つかった場合、謝礼をいただきますか?」と聞かれました。
家の鍵届けたくらいで謝礼なんかいらんわ、と思ったのですが、
そもそも謝礼を頂く場合は拾得者(落とし物を拾った人)の個人情報を遺失者(落とし物をした人)に渡す必要があるとのこと。
謝礼のために個人情報を渡すなんて、私はどんなに大金でもいらないかな、と思ってしまいました。
(群馬県警察:拾得者(落とし物を拾った方)の権利について

さて、ここで、「誰だか知らない持ち主に個人情報を開示できる人がどれくらいいるのか」という問題があります。
防犯意識の高い日本なら、「じゃあいいですよ」っていう人はだいぶ限られているのではないでしょうか。
特に女性はぜっっったいに嫌だと思います。
まぁその謝礼がとんでもない大金の場合は、コロッと変わるかもしれませんが笑

そう考えると、
なんというか、倫理観といえば倫理観なのかもしれないが、
相手のため、善行のためというよりは、自衛のために謝礼を断るパターンが多いのではないでしょうか。

3.遺失者の権利は?

この件について少し調べたところ、こんな案件が出てきました。
(弁護士ドットコム:警察「落とし物を拾った人にお礼電話をしないと名前伝えます」、対応に法的問題は?
こちらは遺失者からの声になりますが、
拾得者の「謝礼を頂く」ではなく「お礼の言葉が欲しい」という権利のために、
知らない相手(拾得者)と連絡をとらなくてはいけない、ということがあったそうです。
記事内容では、拾得者が「会ってみたかった」などと発言している当たり、
相手が女性だとわかってやったことなのかな、と思います。
こ……怖い!!!
しかしながら、記事内容ではこの案件は法的には問題ないとされています。
とはいえ、落とし物でこんな恐怖があるとは、恐ろしい。
落とし物しないようになお一層気を引き締めなくては。

ちなみに私はいままでスマートフォンと定期を落としたことがあります……(どちらもすぐに見つかりました)

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