どうぶつの森という発掘現場。
◯です。
あつまれどうぶつの森が発売されてから早2か月。
飽きちゃった人、まだまだプレイしてる人それぞれだと思います。
ぼくはまだまだプレイしています。
そんな中、ちょっと疑問になったことを考察しようと思います。
その疑問が、なんでこんなに化石が発掘されるの?という点です。
どうぶつの森の化石
どうぶつの森の島では、毎日化石を発掘することができます。
一日4つ。発掘した瞬間は、なんの化石かわかりませんが、島の博物館の館長であるフータさんに見せることで、その化石が何の化石なのかを知ることができます。
化石の種類はおよそ30種類以上あります。
パーツごとに発掘される化石もあり(例:あたま、からだ、しっぽ)、それらを組み合わせることで、大昔を生きた化石の姿を再現することができます。
化石が発掘されるしくみ
次に、化石がどうやって発掘されるのかです。
まず、化石がどのようにできるのか。
生き物が死に、その死骸が動物に捕食されたり、バクテリアに分解されたりすることで白骨化して残ります。
それが砂や泥などの堆積物に埋もれていきます。
その骨格が長い月日を経て、堆積物の重みにより、鉱物などと共に固められて化石となってゆきます。
そして、地殻変動などで大地が盛り上がり、風や水に削られたりすることにより、化石がぼくらの前に現れるのです。
化石が見つかるのは、これらの理由から主に地層です。
ちなみに、古い化石ほど下にあるということになります。
これを地層類聚(るいじゅう)の法則なんて言ったりします。ステノスミスの法則とも言うんだったっけ。
島で発見される化石
島で発掘される化石は、主にジュラ紀や白亜紀を生き、絶滅した種から、アウストラロピテクスのような新生代の化石まで様々です。
生息地も北アメリカをはじめとして、日本やヨーロッパなど世界各国の化石が発掘されています。
…ここまで見てみると、どうぶつの森に出てくる化石って、要は年代も生息地もバラバラということがわかりました。
あつまれどうぶつの森では、北半球にするか南半球にするかを最初に決めることができます。
この機能により、時差が生じて、季節の替わりが6か月ずれることになります。
ちなみに、化石はというと、北半球も南半球も発見される化石は変わりません。
それぞれで発掘される確率が変わるのかとかも考えましたが、そうではないみたいです。
何故、こんなに化石が発掘されるのか
これらの情報から、なんでこんなに化石が掘れるのか考察していきたいと思います。
あつまれどうぶつの森の舞台は無人島。
風化や波の影響により、化石がむき出しになってくるのもわかります。
ただ、それにしても疑問なのが、なんでこうも古い地層に眠る化石が大量に出てくるかということです。
無人島の構造は、崖になっているところも一部あるものの、基本は平地です。
じゃあ上の堆積物は一体どこへ行ったのでしょうか。
考えられることは、上記のとおり風化や波の影響がひとつ。
ただ一度にこんなになくなることはないはず。あったとしても台風などのストームの影響で土砂崩れが起こったとかでしょうか。
その考えもできますが、ぼくが思うのは、どうぶつの手の介入です。
たぬき開発がプランとして挙げた今作の無人島移住パッケージプラン。
いくら無人島とはいえど、移住できる環境がないと暮らそうにも暮らせないので、あらかじめ多少たぬきちが開発をし、安全な無人島をつくり、そこから移住を進めた、ということが考えられます。
その際に整地作業を進めた結果、化石が堆積された地層が上に出てきたのではないでしょうか。
あくまでこれはぼくの考察ですが。
さいごに
以上が考察です。
まとめると、化石が多く発掘されるのは、
風雨や波によって削られた、あるいはたぬき開発の開発の影響か、はたまた両方の影響により、化石が多く眠る古い地層が掘り起こされた。
という考えになりました。
まあどんな理由であれ、無人島の生態系がわかるので、文化的にはとてもよいことなのだと思います。
太古のロマンは、考察すればするほどロマンになってゆくのでした。
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