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寫残録060_Nikon Dfで撮る楽しさ喜び

2020年の冬に製造が終了してしまったNikonDF
Nikon好きな私がDfについてひとり言。

必然的にDfは相棒に

私がはじめて買った一眼レフはNikon newFM2。写真の楽しさ、撮る学びとなったカメラで、Nikon好きはそれからだ。

そんな私は、フィルム時代からのNikonのFマウントレンズを、複数所有している。当時、レンズ資産をフル活用できるデジタル一眼レフが発売されると知り、予約したのは当たり前の行動だったと思う。
NikonDfの発売は2013年11月、予約の甲斐あって発売と同時にDfを手にすることができた。

レンズが活かせる

Nikon Dfの他にもフルサイズのデジタル一眼レフを持ってはいたが、フィルムカメラを意識した独特なフォルムと、直感的に使えるダイヤル類は、使い勝手もよく、相棒のなかでも好きな一台である。
そして、NikonDfは、様々なNIKKORレンズが、デジタル一眼レフで楽しめる魅力あるカメラだ。

Fマウントレンズであれば、非Ai含めて、どんなレンズも受け入れてくれる懐の広さを兼ね備えている。ただ、マニュアルのズームレンズは、焦点距離ごとに設定を変える必要があり、使い勝手は悪いが。
もちろんマウントアダプターで、さまざまなレンズも楽しめる。

lens:Contax Planar50mmf1.4 AEJ

賛否あれど

発売当初、いろんな意見があった。私のようにNikon好きばかりではなく、「ボディが分厚い」、「グリップが浅く、持ちにくい」、他にも電源が入れづらい、ダイアルのロックなどなど。

あくまでも私の私見だが、ボディの大きさを除けば、フィルム時代から培われたNikonらしさを実感できるカメラと考える。
動画を省き写真に特化したこと。操作性ではファインダーを覗いたまま、ダイヤルでシャッタースピードや露出なども変更でき、背面液晶で設定を変えずに撮れるなど、Dfの魅力・良さは、使っているうちに深まっていく。
そんなNikonDfは、お散歩写真でフィルム一眼レフと並んで持ち出す頻度が高いカメラとなっている。

現在販売されているZfcも実機を量販店で触ってみた。魅力的ではあるが、レフ機のシャッター音とともに、手に伝わるシャッターの振動は私の写欲には欠かせないみたいだ。
もちろん、子どもの撮影でシャッター音を抑えての撮影やEVFで撮りたいとき、画質にこだわりたいときには、Z6を使うこともある。ミラーレス一眼の良さ、技術の進歩もわかっているつもりではある(あくまでも「つもり」で全てではない)。

lens:NIKON Micro-NIKKOR-P auto 55mm f3.5

Nikon Dfで撮る喜び

スペックなどは他の方のブログやNIKONのサイトに任せるとして、Nikon Dfのスペックで大きな不満を抱いたことはない。
現在では見劣りすると言われる有効画素数1625万画素や、旗艦機D4と同じセンサーなども、私は充分である。強いていうなら1/4000のシャッタースピード、ISO は100から…だが、私の普段の撮影スタイルになんら影響もないし、気張って撮影に行ったときにも同じく問題はない。

Nikon Dfで撮影する楽しさは、そのフォルムをはじめとして、優れた機能と精度の高いダイヤル類が備わり。撮影時においても、自分好みのレンズで撮ることができる喜びなど、撮る人を満足させる完成されたカメラだと思う。

写真を撮る楽しさ喜び、そして学ばせてくれるカメラ=NikonDfとは、これからも付き合いは永くなるだろう。

lens:CONTAX Planar50mmf1.4 MMJ クモリレンズ
lens:CONTAX Planar50mmf1.4 MMJ クモリレンズ
lens:NIKON AF-S FISHEYE NIKKOR 8-15 f3.5-4.5E
lens:NIKON AF-S FISHEYE NIKKOR 8-15 f3.5-4.5E


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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