寫残録_150 モノクロの目で撮る
モノクロ写真を撮るときについて、ひとり言
モノクロの撮影
ミラーレスカメラが主流のいま、設定をモノクロにしておけば、ファインダー内もモノクロとなり、見たまま写真が撮れる。
モノクロで見えるだけでなく、詳細な設定も確認できて撮ることができる。
便利になった。
そんななかでも
“モノクロの目”で被写体を見つけることは重要。
被写体を見て、ミラーレスでファインダーを覗いても、「イマイチ」だとなる。
イマイチで終わればいいが、撮って後で見たときに、がっかりすることもある。
そして
デジタルの一眼レフ、フィルムの一眼レフなどでは、ファインダーは光学ゆえに、カメラで設定をモノクロにしても実像。
そう見たまま。
デジタルでモノクロに設定したとき、フィルムカメラでモノクロフィルムを装填したときは、見ている実像を頭でモノクロに変換して“モノクロの目” で見て撮る必要がある。
頭で考えてモノクロに変換するというより、撮影経験が“モノクロの目で見る”ことができ、撮ることができているように感じる。
私は、モノクロの目で撮らないと、散漫なモノクロ写真となる。
カラーで撮り、後からモノクロに変換するのと同じだ。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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