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寫残録052_オールドデジカメ② Nikon1 AW1

前回、思いつきと勢いで書いたオールドデジカメの2回目。
Nikon 1のなかでも、タフでどんなときにも使えるAW1についてひとり言。

用途は遊びで

Nikon1については、「早すぎたミラーレス」などと賛否あるなか、最近は見直され、特にJ5やV3などが人気があるようだ。
私は、ほぼ同じ時期に発売となったDFの購入時(2013年)に一緒に購入した。同じ時期の発売だが、DFはまだ私のなかではオールドデジカメには入れたくはない。そんな話はさて置き、AW1の購入意図は、子どもたちとの海やキャンプ(川も)、仲間たちとの雪山での活躍を期待してだ。もちろん、防水のコンデジも購入して使っていたが、一眼の写りと正確で早いフォーカスを望んだのだ。
キャンプが流行っているいま発売されたなら、もう少し売れたのではないかと思う。

覆面姿も格好いいAW1


AW1の特徴は

全天候型のレンズ交換式で、世界初の防水15m・耐衝撃2mのボディ
有効画素数1425万画素(ローパスフィルターレス仕様)
速く正確なアドバンストハイブリッドAFシステム
AF追従の場合15コマ/秒の高速連写機能など・・・。
くわしくはNikonのサイトで。

ちゃんと掃除していなくて泥が・・・


いまでも現役

いろんな防水・防塵、耐衝撃のカメラが出ているが、ソコは私のNikon愛がこのカメラを使い続けさせている。
不満がないわけではない、防水がしっかりしているがゆえの、シャッターボタンのフィーリングの悪さ、意外とズームリングを回すのに重い、思い通りにピントを合わせずらいなど、感じるところもある。
しかし、田んぼで田植えをしている子どもたちの姿を、私も作業をしながら泥だらけの手で撮る。海で撮ることで砂だらけになっても、気にせず撮ることができるなど、カメラにとって厳しい条件でも、気にせず使える頼もしいカメラだ。
汚れたカメラAW1は、そのまま水で洗うことができるタフネスさゆえに、多少不満があっても、それらを打ち消してくれる。
 
購入以来約19年もの間現役で、厳しい条件下で活躍してくれ、家族の記録をし続けているAW1には、敬意を表したいほどだ。

この角度が凛々しいと思う


雨に日に持ち出したくなる

この記事を書くと決めた次の日の朝は雨だった。それじゃあと、AW1を持ち出して朝の散歩に出た。すぐに雨はやんでしまったが、公園の木々はしっとりといい雰囲気。葉や花に雨の雫を撮ろうとしたが、純正の防水ズームは意外とよれず、思うように撮れず…。
気持ちと被写体を切りかえて、撮り続けた写真は最後に。
基本、オートで撮っていたが、ちゃんと使っていこうと、十数年経った今回、思わせてくれた。せっかくのアドバンストカメラなのだから。 


もう一台

タフなNikonのカメラだが、コレを書いているときに、いまいくらぐらいなんだろうと、某サイトを見た。もちろん中古だが3〜5万円だった。私の購入時が8.5万円ぐらいだった記憶があるが、それを考えると、まだ人気があるのがわかる。
壊れたときを考えると、予備にもう一台欲しいところだが…。大切に使うしかない。 


これからも

AW1は当時、「TIPAアワード2014」を受賞している。世界初の防水・耐衝撃レンズ交換式デジタルカメラとして、その技術が認められたのだ。
そんなカメラだからこそ、過酷な条件でも応えてくれ、撮る楽しさを広げてくれるのだと。
まだまだ、私の相棒としていろんなシーンで使っていきたい。
※同じ賞を、D4S・DF・D3300が受賞している。


作例を少しだけ
※基本はオートで撮影し、加工無しJPEG撮って出し 

力強いネ(根)
上を向けば、木の幹の美しさに
ピントがどこ?
重くておじぎ<(_ _)>
こっそりと
垂れてるたれてる
黒扉に映(葉)える
ペットボトルだって

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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