iPhoneで仕事がデキる男への憧れ
私はiPhone でメールを書くのが億劫、苦手だった。
メモを取るには最高のツールだけれど、メールや長文はまったく気が乗らなかった。仕事なんてとんでもない。
iPhoneで仕事なんてしなくていい。
だって、リュックにMacBookがあるじゃないか。
一時期、家族の事情で病院に通う日々が続くことがあった。
急いで病院に向かう。長い時間で病院で待つ。
落ち着かない気持ち、細切れな時間、丸椅子と車の中。
カフェでソファーに座りながら、
自宅の仕事部屋でお茶でも煎れて、
そんな時間が私の前からフッと消えていった。
思うように仕事を進められない渋滞のような気持ちを抱えたそんなとき、友人 @kazzmasa さんのこのツイートに救われた。
まるで高速道路の渋滞で車を横目にスイスイと進むバイクのようだ。
iPhoneはバイクなのかもしれない、そう思った。
そういえば、ビル・ゲイツが「情報ハイウェイ」って言ってたっけ。
「僕もiPhoneスリスリしたい!」
その日から、徹底的に「iPhoneの働き方」見直した。目指すは「iPhone で仕事できるオトコ」。動機は単純である。そういえば、子どもの頃、探偵の仕事道具に憧れたことがあった。
そんな日を数日過ごした結果。
iPhoneで仕事がデキる男への憧れは終わらない。
Photo by Charles Deluvio on Unsplash