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さすらいラビー中田
2023年9月23日 21:08
涼しくなった。雨が少々ぱらつくが関係ない。心より喜ばしい。もうこれ以降、蒸し蒸しした寝苦しさと、こそこそと喉に圧力を掛ける空調の板挟みに悩むこともない。気温の下がる夜に、きちんと布団を掛けて寝る。とても幸せで、人間的喜びを感じる行為である。裸で過ごせてしまうような異常な暑さの中で、辛うじて残る社会性が布をまとわせるだけの季節に、趣きもクソもあるはずがない。ようやく人間らしい季節がやってくる。1