生成AI周りのサプライチェーンを調べてみた
PythonでWEBサイトを5月中に作ると宣言していましたが、まだ道なかば、、、
はい
気にせずに気楽に行きましょう!
今日は、時価総額が世界1位に躍り出たNVIDIAそれを取り巻くサプライチェーンを調べてみました。
ハードウェアと半導体のサプライチェーン
半導体設計
AI設計に特化したプロセッサを設計
NVIDIA: AI向けのGPUプロセッサを設計しています。
AMD: 高性能プロセッサとGPUを設計。
Intel: 多様なプロセッサを設計し、AI向けの製品も開発。
ARM Holdings: モバイルデバイス向けに省電力で高性能なチップを設計。
Qualcomm: モバイルおよびIoTデバイス向けのAIチップを設計。
半導体製造
設計された半導体チップを製造
TSMC (台湾積体電路製造会社): 高度な半導体チップを製造。
Samsung Electronics: 幅広い半導体製品を製造。
Intel: 自社の設計に基づく半導体チップを製造。
GlobalFoundries: 様々な顧客向けにカスタム半導体を製造。
UMC (United Microelectronics Corporation): 多様な半導体製造サービスを提供。
材料サプライヤー
半導体の材料の供給
Applied Materials: 半導体製造装置と材料を提供。
Tokyo Electron: 半導体製造装置を提供。
ASML: 最先端の露光装置を提供。
Lam Research: 半導体の製造プロセス用装置を提供。
Sumco: シリコンウェハーを製造。
組み立てとテスト
製造後のテスト
Foxconn: 電子機器の組み立てとテストを行う大手。
ASE Group: 半導体の組み立てとテストを専門とする。
Amkor Technology: 半導体のパッケージングとテストを提供。
STATS ChipPAC: 半導体テストとパッケージングサービス。
JCET Group: 半導体のテストとパッケージングサービスを提供。
メモリとストレージ
クラウドインフラストラクチャに統合
Micron Technology: DRAM、NANDフラッシュメモリを提供。
SK Hynix: 半導体メモリの大手サプライヤー。
Western Digital: ストレージデバイスとソリューションを提供。
Samsung: メモリとストレージソリューションも提供。
Intel: Optaneメモリとストレージソリューションを提供。
通信インフラ
Broadcom: 通信およびネットワークソリューションを提供。
Qualcomm: 5Gチップセットおよび通信ソリューション。
Nokia: 通信インフラストラクチャの提供。
Ericsson: モバイルネットワーク機器とサービス。
Cisco: ネットワーキングと通信インフラストラクチャ。
生成AI周りのサプライヤーチェーン
ハードウェアプロバイダー
NVIDIA: AI向けのGPUを提供。
AMD: 高性能プロセッサとGPU。
Intel: AIプロセッサとFPGA。
Google: TPU (Tensor Processing Unit) を提供。
Supermicro: 高性能サーバーとAIインフラストラクチャを提供。
クラウドサービスプロバイダー
Amazon Web Services (AWS): クラウドコンピューティングサービス。
Microsoft Azure: クラウドプラットフォームとサービス。
Google Cloud Platform: クラウドサービスとAIツール。
IBM Cloud: クラウドインフラとAIサービス。
Alibaba Cloud: クラウドコンピューティングとAIサービス。
データプロバイダー
OpenAI: 生成AIモデルとデータ提供。
Common Crawl: ウェブデータを提供。
Webz.io: 構造化データを提供。
Diffbot: ウェブデータの自動収集と分析。
Kaggle: データセットと競技プラットフォームを提供。
ソフトウェアツール、ライブラリ
PyTorch: 機械学習ライブラリ。
TensorFlow: Googleの機械学習ライブラリ。
Keras: 高レベルニューラルネットワークAPI。
Hugging Face Transformers: NLPモデルとライブラリ。
Scikit-learn: 機械学習用のPythonモジュール。
インテグレーションパートナー、コンサルティングサービス
Accenture: デジタルトランスフォーメーションとAIコンサルティング。
Deloitte: コンサルティングとデジタルサービス。
IBM: AIソリューションとコンサルティング。
PwC: ビジネスコンサルティングとデジタルサービス。
Capgemini: ITサービスとコンサルティング。
データセンター、インフラストラクチャ
Anthropic: AIモデルのトレーニング用インフラ。
Cohere: 大規模言語モデルとインフラを提供。
AI21 Labs: AIモデルとインフラを提供。
Equinix: グローバルなデータセンターサービス。
Digital Realty: データセンターおよびクラウドインフラ。
初めて聞く企業もあるぞ。
日本企業はあまりからんでこないのが残念。
サプライチェーンを見ることは面白いし、重要ですね!
まとめ
なぜNVIDIAが一人勝ちなのか。
CUDA(Compute Unified Device Architecture)とは
NVIDIAのCUDAの並列処理は圧倒的な優位性がある。CUDA事実上GPUのデファクトスタンダードになっている。生成AIには欠かせない存在。
NVIDIA AIソフトウェアで研究者やエンジニアが容易に生成AIアプリケーションが作成できるようになっている。NVIDIA Deep Learning AI (DLA)
CUDAプラットフォーム、AWS 、GCP、Azureのクラウド(3社で世界シェア63%2024年3月期)上でGPUを提供してエコシステムを形成している。
NVIDIAのBlackwellという新製品が出てしばらく一人勝ちが続くみたいです。
最後にデータセンターを維持するための消費電力、冷却装置また量子コンピューターなどこれからどう発展しながら様々なプレイヤーが動いていくのかチェックしていみたい。
では
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