見出し画像

遊びを考える:『「見守る」子育て』を参考に

走遊Labではキッズに対してスポーツと遊びの環境を提供します。1つは本格的に走りたい子に対して競技志向型のサポートを、他スポーツをしている子、少しでも脚が速くなりたい子、運動習慣や体力作りにランニングを通じた身体活動、運動、スキルの提案を行います。

もう1つはスポーツやあまり身体を使う遊びが苦手な子供でも遊びそのものは好きだったりしますよね。少しでも身体を動かす遊びを、ということで小型遊具の遊びを用意しています。

もちろんスポーツが好きな子でも、苦手な子でも同じですし、大人、シニアも共通しますが「脳トレ」のような形で囲碁や将棋などのボードゲームやスポーツや遊びに関する本がある環境もいつかは作りたいなと思います。

今回、読んだ本にも多くの「遊び」と学びについてが出てきます。


遊ぶこと、身体を動かすこと

エネルギーがあふれやすいため、外に出ると走り回り家の中でもモゾモゾしたりしています。体の感覚が敏感な子には、実際に体を動かしながら学ぶスタイルがおすすめです。(中略)しっかりと体を動かす習い事をさせたり、体を動かすタイプのゲームで遊ばせたりして、エネルギーを使わせてあげましょう。


いろんな遊び方を

まんべんなくいろいろな遊びに触れさせることで、敏感な感覚以外も使いやすくなるということを、親御さんが知っておくといいと思います。こういった工夫をするだけでも、いろんなことに好奇心は持ちつつ、気に入ったことに対してじっくり取り組むことができるようになっていくはずです


思い切り遊べる環境とは

ルールや遊び方が決まりきっていると、自由な発想や遊び方の展開は妨げられることになります。(中略)高価なおもちゃよりも、子どもの「これで遊びたい」という気持ちを尊重してあげ」可能ならば、試しに遊ばせてみたりできるといいですね。「遊んでみたら楽しくて、家でもやりたいから買う」というのが一香望ましい順序です


遊ばせ方

言葉で伝えることができなくても、遊びに没頭しているときの子どもは自然と自分らしさを出しています。本来の才能を、遊びの中で発揮しているのです。そもそも子どもは、大人に何かしてもらうことで育つのではなく、放っておいても自分で育つ力を持っています。 遊びの時間をたっぷり持たせてあげることで自ら育つ力はますます発揮されます。


遊びと勉強の相乗効果

親御さんたちの中には、「遊び」を「勉強」の反対だと思っている方や、「遊び」より「勉強」のほうが大事だとお考えの方がいますが、それは違います。 遊びは子どもが自ら育つ回路をスムーズに働かせるためにとても大切なもので、遊ぶからこそ勉強ができるようになる


走遊Labではランニングも遊びも自由度を高く設定しています。「これをやれば強くなる」「こういう遊びが良い」「こういうルールでやる」と決定した方が目的も明確にしやすいですが、反面自分たちで工夫したり考えたりすることが減ってしまいます。自己のものとして親しむ、チャレンジする為の環境としたいです。

もちろんスポーツや遊びにはルールがあります。それは当人同士でも「こうしよう」「ああしよう」とコミュニケーションを取ることも大きな意味を持つと思います。安全面や枠組みは必要なので、そういった部分をベースにしながら環境作りとサポートをします。遊びの種類やコラボもご提案頂ければ検討していきます。

スポーツは「するみる支える」全ての立場毎での主役であったりします。走遊Labスタッフは支える側としてサポートしていきます。多くの参加される方が増えることはもちろん、そういった環境作りにご協力頂ける個人・法人が増えて頂けると嬉しいです。


あとがき

大人も同じですが、特に子供においてスポーツや遊ぶことはそれそのものが目的の場合もありますが、成長や学び、心身の育成やコミュニケーションなど、多くのことに接続していくのでそこをベースにおいて環境を作りたい、選びたいものです。

自分たちが走遊Labを作り上げる上でも、スポーツに様々な場面で携わる上でも常に意識し、考え続けたいと思っています。



いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。