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全ては弱点にクル・・・

私が武道者ならこれは書いてはいけない、と謎のメッセージが思い浮かんだのですが、差し当たって特に困ることがないので書かせて頂きます(笑)


トレーニング:ランニングでもウエイトトレでも、コアトレなどでも鍛えようとすると真っ先にダメージが来るのが首なんですよね。その「首」に関する細かいことはシリーズ「ランニング感覚」で触れたいので詳細には記しませんが・・・

唯一ダメージが来ないのはウォークくらいかな?自転車もかなりダメージを受けます。水泳だとまだましかもしれません。

他にも腰にも来ます。これも詳細はシリーズに譲りますが(笑)こちらは本当に調子の悪い日は歩いているだけでも痛みが出ることがあるし、動いていなくても・・・

非常に厄介な部分です。日常生活の低下にも成りかねない・・・


この辺、もちろん治療などに掛かる必要もある場合もありますが、日頃の姿勢や身体操作性、何より運動不足、トレーニング不足であるとなおのこと、特定の一番弱い部分にダメージが表れるんですよね。

他の部位にいくらまだまだ余裕があってもダメです。この2箇所が先に参っちゃいますし、残されるダメージも半端じゃありません!

そう考えると、鍛え上げる中で一番効率が良いのは全身運動ですが、そうも言えない状態なので、弱い部分に合わせてトレーニングを切り上げ、あとは部位ごとに、弱点に負荷が掛かりにくいところを鍛えることになります。

そうしていると段々特定の部位が強く、弱い部分に阻害された面は弱く、はっきりとした偏りが生じます。要は大腿部が強く、スピードは出せるけど、持久力&心肺力不足から全然長い距離が走れない・・・

そんなことが起きます。


現役時代は走り込みによって心肺は物凄く強く、多少のことでは息が切れることは無かったんですよね。筋力的にもあまり問題はない。ただ速く動けなかったんですよね。そういうトレーニングが不足していた。

それでスゴく苦しんだんですよね。


だから競技力やレベル、元のセンスでそういった現象が起きるわけではないんですよね。好きなトレーニング、「今できる」ことばかりを選択していくと非常に偏る結果になっていきます。

その辺りを解りつつ、でも今やれることに取り組む。あとで少しずつ修整を加え、バランスを向上させていく。

そういう考え方が必要になります。


もし、特定の弱点がなければ最初から「理想形」を頭に浮かべてトレーニングをする方が良いと思いますよ。

いずれを選ぶにも指導者(コーチ・トレーナー)がサポートしてくれれば今の自分の状態、バランスなども数値化したりして把握でき、その後のトレーニング選択も都度良いものとなるでしょう。


鈍っていた身体を元に戻そうとするのは難しい。「元」のイメージと現在からは連続している感じがしないので。「今」の姿から徐々に持っていける方向に持っていく。そういった意識も必要でしょうね。

下手に「過去」があるとそのイメージに引きずられ、現状と向き合うことができないこともあります。

おおらかに、でも注意を払いつつ、少しずつ鍛え直すのが大切だと思うこの頃です。



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