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不整地でスピード練:ジュニア練習

スピード練習においてタイムが上がってくるとモチベーションにもなるし、目標にもしやすく、設定していく方法は一般的だと思います。

それが不整地であっても同じコースで行うならタイムは目安になり得ます。

ただ、自分に応じた強度や負荷という観点から見ると、タイムを設定し、追い求めていくことで不和が起きることもあります。不整地と一言で表していますが、浅い草地、深い草地、固い柔らかい、凸凹など、コースも一律ではありません。

気象条件も違いますし、風向きの影響もありますよね。ですのでプレイヤーはメニューの趣旨をきちっと伝えた上で自らの感覚を重要視して、自己決定しています。コーチが色々と指示していくことで効率は上がりますが、その反面、プレイヤーの自己決定や感覚、調整部分は減退します。プレイヤーによっては甘さに繋がることもあるし、馴れていないこともありますが、そういった仕組み、環境で取り組むうちに馴れていきます。

そうすると、趣旨を理解し、自ら加減し、目的に沿ったトレーニングを積んでいく機会も増えていきます。確かに遠回りな部分もありますが、確実にプレイヤーなりの取り組み、コツが修得出来ると思います。

その中でコーチとしてフィードバックをしていく。プレイヤーと話し合っていくことで見えてくる、プレイヤー自身が考えることも多く出てくると思います。

今日はこんなことやろう、次はこういう風にやろう、試してみよう。そんな気持ちが沸き上がると楽しいですよね。

もちろんアスリートとしてパフォーマンス向上にも繋げたい。タイムを追いたいという感情も自然です。そういった時はタイムトライアルなどを通じて今の実力を確認していく機会を創るのも大切ですよね。

伸びていく流れをプレイヤー自身のものとし、自走する力を育めるようにサポートしていきます。




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