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合間の感覚を探る:60代後半男性パーソナルレッスン

今回のクライアントの状態は日頃のジョグ、またスピードを上げたギリギリの状態では感覚を持ち、動きもしっくりと来ているそうですが、その中間部分なり、少しペースがずれたところではしっくり来ないこともあるそうです。

ペースにはまる、気分よく走れるのは「この瞬間」に心地よいペースが上手く掴めるかにも左右されます。

目標があって、レースやタイムトライアル、それぞれのランにトレーニング目的を強く意識すると益々このズレや乖離が大きくなることもあります。

日々、馴れてるペースでジョグをし続けたり、アスリートが走り込みをゆっくりペースで続けるとスピードが上手く出なくなると言う体験談もありますが、それはこういった意味合いで「はまって」しまうのかもしれません。

もちろん、運動生理学的な意味合いでの刺激不足、神経系統の適応など、他の理由もあるので、ここではあくまで感覚ベースのお話だとご理解頂ければと思います。

逆に全力疾走を繰り返すと絶対的スピードが上がり、ペースに幅を持たせられる、余裕度が上がると言う感覚もあります。こちらも負荷と回復など、他の理由もありますが、同じく感覚ベースでいきます。

幅が拡がれば多くの領域でコントロールする術が必要となります。最低限のペースを押し上げ、幅を減らす方法もありますが、そうすると全体の負荷も押し上げられてしまいます。レベルが上がってきたランナーが陥り勝ちかもしれません。底上げが為された時に疲労蓄積や故障リスクも上昇していたりするので気を付けたいですね。

パフォーマンス上昇もそうですが、ランニングを長く楽しむ為にはこういった部分の感覚やスキル、コントロールの方法にも取り掛かり、身に付けておきたいものです。

ランニングは単純だけど、多くのスキルやノウハウが存在します。そういったランニングを目一杯楽しんでみませんか?

クライアントの声

身体が思うように動かない時でも、心身にスイッチを入れると、それなりに動くことがあります。しかし、そのスイッチは自分では比較的ハイペースのジョグやランの2点しかないようです。その時点の心身の状態に合った、負担が少ない走りをするヒントを得られたので、これを身に付けたいと思っています。

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