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本にまつわる/書くこと/読むこと note

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noteを書く&続けるヒントに。読むこと、本のこと。つまり活字は楽しい📖
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2017年11月の記事一覧

ヒトはなぜ書くのか?

問われても解らない。 自分が意図した訳ではない。 書かなきゃ、と思って書くことより 気付けば書いている。 そんな衝動が内から来る。 新しい遊び道具を見つけたように、 ツールが手に入ったから。 アウトプットの一部が塞がったから、 今ある入り口に押し寄せたのか? 作家さんが言う。 「書きたいものがあるから書いただけ」 自分にそんな言葉が似あうか解らない。 けれど、まあそんなのどうだっていい。 勝手に浮かんでくる言葉を残しておこう。 その程度でもいい。 誰かが読んでくれ

体験を語る:「語る」体験からまた何かを手に入れる

講演を依頼されるような人は、参加者が聞きたいと思う「何らかの体験」をしてきた人でしょう。これは教壇に立つ先生も同じで何がしかの体験が生徒よりも豊富でないと中々何かを教えるのは難しいですよね。 そのような"講演"を依頼されるようなスゴい体験はしてないから、体験を語ったり、発信しても誰も読まないよ!という人こそ、体験をどんどん書き記してみては如何でしょうか? 「どうせ誰も見ない」と思っているからこそ、装飾のない、素の体験が書き出せるかもしれません。また、体験の中には学んできた

日記:デジタルとアナログ対決

毎日(とまではいかなくても)日記をつける。 デジタルでつける方法は気軽で、ラインやツイッターなどに馴れている人には継続し易く、取り掛かり易い。 紙の日記帳は持ち運びも不便だし、"アナ"が空くと何となく微妙な気分(サボったような、手抜きしたような)になるのでデメリットが多く感じます。 こう並べると、いずれ"紙"は廃れ、"デジタル"に置き換えられる!と。 これ、本も一緒なんですよね。 だけど、日記帳の良さって自分の字が残ること、書き直しが出来ない"からこそ"この瞬間に集

ネタにするための読書?

タイトルとは違う考えです。本の紹介をたくさん行っていくと、ネタにするために読書をしていく感じになるかもしれない。周りからもそう見られる場合も。これは、ネットにおける記事でも、何にでも言えること。 たくさんの情報をさばいたり、そもそも共有する為だけに利用している人も居るのかもしれない。もちろん、まとめサイトなどはとてもありがたいですね。 しかし個人のブログなどで、ただ「情報」として書籍や記事を扱っている場合は、その方の意見が無かったり、考察などが発信されてなかったりと、イン

漫画から、興味が拡がる

こんな話「"私たちの時代"の漫画」を書いてしまったら、やっぱりこれは書かずにはいられなくなった! 『三国志』横山光輝の話はそちらの稿でも書きましたが、いわゆる歴史物は沢山読んできました。漫画ならやはり横山光輝さんだし、小説や全書?なども多数読んできています。偉人伝とか、通史とか。 『水滸伝』も『項羽と劉邦』も横山光輝の漫画で読んでいました。大人になるにつれて、解説書や、様々な「三国志本」などは読んできましたが、北方謙三の『三国志』、『水滸伝』から続く『楊令伝』、『岳飛伝』

"私たちの時代"の漫画

タイトルは大きく出ましたが、ただ単に小中高大?頃までに自分が読んだ漫画を整理し、懐かしがろう!という投稿。絶対、全部は思い出せないくらいはまっていた漫画は多くあります。とりあえず浮かんだものから! 『三国志』横山光輝 これは外せません!自分の人生に多大な影響を与えているであろうと思います。何度も何度も飽きずに読み返しました。 『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』鳥山明 このあたりまででしょうか? これ以降も色々続いていますが、ちらっと見たことがある程度でしかなく。

神屋が思い描く「オンラインサロン」とメール相談

現在、フリーランスとして活動開始した2014年1月より、「メール相談」という形でサービスを行っております。基本的にはlineなどを活用し、マンツーマンでご相談に乗ります。という形です。 これに練習会や、パーソナルレッスンなどを組み合わせて頂く方も居られ、よりランニングライフの一助になると思っています。 クラブチームや、中高の部活、大学・社会人で集団では行わず、専門家の指導や意見をあまり受ける環境ではなくて、でもそういった指導、相談を受けたい!という人にお勧めです。 特に

日本の論文を探す

みなさん、論文は読まれますか? 論文と言われると、大層なものを思い浮かべ、尻込みする人も居ますけど、普段割と目を通す人だったら「意外と取っ掛かり易い」と言います。 もちろん、ここで書いている「日本語ベース」の論文は、です。 英語で書かれている大多数の論文は「語力」がないと厳しいですし、相当な力がないと、専門用語や微妙なニュアンスを誤読する可能性もあります。 先ずは日本語ベースのものから取り掛かってみましょう! 専門系の論文ならとてつもなく難しいものも多いですが、例えば

本の救出

タイトルが大げさかもしれませんが。 本を紹介したり、勧めたりするのは一つには「本の救出」が目的でもあります。 著者の立場に立てば、新刊を買って頂ければ「印税」が入り、作家という仕事が金銭的に成立します。ですので、良い作品を書いて頂く為にも、新刊で購入した方が良いし、何らかの形で作家にお金が回る必要があります。 ただ、今回のこの稿では主役を「本」にします。 本をただの「モノ」と考えるなら気にしなくて良い話ですが、私には「ただのモノ」ではなく、やはり「本は特別」です。 そ

曖昧さと、書くことと

曖昧な部分というのは必ず存在する。そして、その曖昧さを説明しようと、たくさん話したり、書いたりしていく。けれど、言葉で埋め尽くした傍から「そこに曖昧さ」が生じてくる。 そこで、「言葉の定義」を求め、更に説明を付けていく。これの延々繰り返しが、大きく表現すると人類の歴史だし、学問の根底にあるだろうと思う。 教育、指導における場合もこれに似て、有限の、時間的、物理的な制限のある中で、如何に効率よく教育、指導を行うか?が鍵になる。 その制約下で全てが完結するなら良いが、これだ

本と出会う場所:機会創出を考察する

みなさんはどうやって本と出会いますか? 人口が多い大都市にお住まいの方は大型書店もあるでしょうし、巡回すれば結構出会うチャンスもあるでしょう。 ほとんどの方は町の書店、ショッピングセンターや郊外型書店(中型)で出会う形が多いと思います。 ほか、新古書店(ブックオフなど)、古書店、図書館、ネット・・・ こんな感じでしょうか? 本好きなら大抵知っているように、「本屋さん」は在庫をあまり置けず、限られたスペースであることから、例えば町の本屋さんなら、週刊誌や雑誌がメインの

"コミュニティ論"を考える助けになるように

以下のnoteで「コミュニティ」について考えよう!と書きました。 考えるためにはその材料があった方が考えやすいと思います。もちろん、共感したり、同意したり、流されたり、もう頭の中がぐちゃぐちゃしてきたりは起き得ます。それはそれで良いと思います。 そのカオスな状態がある意味、柔軟性や多様性を生み出す第一歩かなと思います。参考資料として幾つかnoteを辿ってみましょう! 先ずはさきほどのエントリーでも出てきたこちら。 そして、そこでも参考に掲げられていたのでが最所あさみさ

岩政大樹さんの「書く理由」から

「「先生」と呼ばれる「現役」サッカー選手。岩政大樹はなぜ書くのか?」 「人生のなかで“自分だからできる”ということをしていきたいんですよね。僕は決してサッカー選手としての才能があったわけではなかったし、プレーの幅が広いわけでもない。その中で今日まで、“自分ができること”に特化してやってきたつもりです。だから、サッカー以外のことについても、“今の自分だからこそできること”はなんだろう、という思いがいつもあるんです。年齢も年齢ですから、現役もそんなに長くないし、さっきも話した通

"私"だから出来ること

「岩政大樹さんの「書く理由」から」受けて、更に書き連ねたいと思います。 "私"がやることは、基本的には全部"私"にしか出来ないことが多いでしょう。もちろん、これを「"神屋"にしか出来ないこと」と置き換えてみたい。 こうやって書くことも、指導者としても、フリーランスとして様々な依頼やご相談、創り出すものも、"神屋"ならではの視点や事業等になります。 たとえ、同じような視点や考え、仕事内容になったとしても、誰かのパクリでなければ、それはあくまで「神屋的なもの」が他の誰かと似