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「スポーツ」note

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スポーツに関するnoteをまとめています。 (原則的には私が書いた記事) スポーツは「体現」という意味でもクリエイトと共通部分があると考えます。様々な場面でも応用できるでしょう…
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2020年5月の記事一覧

更にスピードに馴れる:心拍数と追い込みレベル:60代男性パーソナルレッスン

とても気持ちが入った走りで設定をクリアされています。無理して追い込まないよう、次に繋がるように設定と目的提案をさせて頂いていますが、クライアントは良い走りを見せられます。 ふと思ったのがレッスンもそうですが、ペースメイクをする際にはもっと自分が良い走りをして今後、更にクライアントのレベルが上がっても余裕を持ってあたれるようにしたいなということですね。 クライアントをライバル意識を持つ訳ではありませんが、クライアントの向上に向けての気持ちや取り組みに負けないように速さが絶対

レースへのピーキングと強化トレーニングは同時には出来ないのだから

インプットとアウトプットは同時には出来ない。この「同時」とは文字通りの同じ時間に、という意味で。 レースへのピーキングと強化トレーニングも同時には出来ない。ピーキングは心身のコンディションを整えるもの。 強化トレーニングは「強化」とは言ってるけど一度は身体にダメージを与え、その回復を含めた一連の流れのことを指しているからピーキングと同時には出来ないですよね。 ついついレース前にああしておけば、こうしておけばと「反省」しちゃってトレーニングをもう少し積んでおきたくなってき

1年前はハーフを走ってたのに

考えてみれば加古川に引っ越してきてから11ヶ月が経とうとしています。そのちょっと前のちょうど1年前ほどにはハーフマラソンを走ってたんですよね。 今はハーフマラソンどころかレースがないよね、という話しではなく、1年前のハーフ以降、引っ越しのドタバタからあまり走る機会は減っていました。 それでも12月にはまだ10キロのレースに出てたんですよね。そこから考えると「鈍り」がスゴい。定期的な運動はしてるし、レッスンなどで身体は動かしてたけど、3月以降の自粛、特に4月からの2ヶ月で急

スマホである程度は何でも出来るのは確かだけれど

最近は勉強もトレーニングの内容もある程度、一般的なレベルなら幾らでも手に入るし、取り組めますよね。 益々、積極的に自主的に取り組める人が浮上しやすいし、どこまででも上を目指して、幅広く奥深く進んでいけるようになりました。 もちろん、全ての情報や知見がそこにある訳ではないですし、リアルの重要性も大きいものがあります。 そこは前提の上で。 リアルの課題は今回のような状況になると「日常」が崩れ、かなり難しい状態になること。物理的、心理的な制約が強く働くとなかなか難しい面があ

スピード練習の頻度を上げていく:60代男性のパーソナルレッスン

前回は1kmのタイムトライアルで状態と今の課題を確認しました。前回は目標設定より500mから少しずつ遅れていったので、今回はその距離まででトレーニングを組みました。 出来ているところまでの距離でスピード練習を繰り返し、徐々にスピードに馴れていくことを目的にしています。 今回のメイン練は500mを3本。1本目から目標設定の範囲で進めていけて、3本目はしっかり上がって来られました。 普段そこまで心拍数を上げる習慣がないそうなので、無理はしないよう、動ける範囲で馴らしていく。

緊急事態宣言が関西も解除される見込みとなっても「日常」は・・・

自粛が原因でこうなってる訳ではなく、宣言の責でもなく。新型コロナの影響でこう生活が、日常が変わってしまっているんですよね。 「緊急」は何が緊急かって、一気に蔓延する状態を食い止めることが大事であって、今後も何度でも発令してもおかしくはないんですよね。 「日常」が乱れてしまって、曜日感覚も時期の感覚も吹っ飛び気味で。そう言えばこの時期は本当は総体だった、関東インカレだったというツイートを見て何とか保てる面もある。 無くなったものを言っても、数えても仕方ないという意見も目に

現状把握の為にタイムトライアル:60代男性パーソナルレッスン

ここ何度かスピードアップのレッスンを行い、日頃のトレーニングも継続されてると聞いていたのであえて事前告知せずにトライアルを提案しました。 事前に取り決めてしまうとそこに身構えてしまいますし、トレーニングを加減して臨んでしまうとちょっと良いタイムが出ちゃうと思います。ただ今回は短い距離で、クライアントが目標とする距離ではないのでタイムトライアルだけど、タイム自体は狙わないという形です。 トレーニングや効果が出るのにはレッスン開始後、50日程度とまだまだ期間が短いです。3ヶ月

山崎剛さん:生涯スポーツの観点から:兵庫県を支えるトレーナーの視点

今回は西脇工業高校で一緒だった山崎さん。加古川で鍼灸接骨院(https://ameblo.jp/ymsk-tys/)をされており、地域のスポーツや健康を支えておられます。 先ずはプロフィールをどうぞ。 2000年 西脇工業高校 工業化学科卒業 2000年 呉竹鍼灸柔整専門学校 鍼灸マッサージ科入学2003年卒業 鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師免許取得 2003年 呉竹鍼灸柔整専門学校 柔道整復科入学 2006年 柔道整復科 卒業 柔道整復師免許取得 2007年

自粛解除後の競技再開について意識しておきたいこと

この稿では特に部活動やクラブで自粛解除後に再開する競技、トレーニングについて意識することをメインに記します。恐らく部活動やクラブに所属する多くの人は自主トレを行ってきたと思います。ただそれは部活動やクラブで取り組んできたトレーニング環境と大きく異なりますし、個別での差も大きく出ます。 これは真面目に自主トレに励んできたとしてもどうしても差は出ますよね。 極端な例を上げると、自主トレを行う際に自宅にトレーニングルームを持っているようなプロの自主トレはあまり参考になりません。

スピードアップ時の接地を意識して作り込む:60代男性パーソナルレッスン

スピードが上がってくるとその分、姿勢や身体コントロールの難易度も増しますね。体幹強化を意識される方も多く、それも大切ですが、その他にも様々な不足や変化を感じると思います。 今回は接地に着目し提案しました。 メイントレーニングは階段と坂を利用し、足裏のどこで地面を捉えてるか、それによりどういう反発や衝撃がどの部位に掛かりやすくなっているかを意識しながら行いました。 気を付けたいのはつい追い込んだりダッシュしようとしてしまうこと。多少スピードをいつもよりは上げますが、目的は

草野信洋さんインタビュー第2弾:生涯スポーツとブランクについて意識すること

前回、多くの方々にご覧頂きました。ありがとうございます。 今回は一問一答のような感じで、今のトレーニングへの意識、ブランクや故障などをテーマにインタビューさせて頂きました。 ぜひ多くのランナーに、健康を意識してジョギングされる方にも興味を持って頂ければ幸いです。 今こうしてレースがない状況でトレーニングに対してどう考えますか?意識しますか? 草野:4月7日の緊急事態宣言を受け、お店は当面の間休業となりました。在庫整理やネット注文があるので出勤はしていますが、通常営業よ

刺激を幾つか用意して効果を高める:60代男性パーソナルレッスン

人気がないところを選びつつ、いつもと違う環境を選んで刺激に変化を付けます。いつもアスファルトなら土やでこぼこ道を、芝生や砂浜なんて手もありますし、平地に起伏、上りに下り、階段もありですよね。 いつも1人なら誰かと並走を。追いかけたり逃げたり、こういう状況下でなければ集団走や鬼ごっこなども良いですよね。 今は色々我慢し、出来る範囲のトレーニングをすることになりますが、逆に範囲が限られているからこそ、どうやって効果を高め、刺激や負荷を作り出し、心身を作っていくか、パフォーマン

デザインについて考えよう

「デザイン」の重要性はnoteに居られる方はむしろ外へと広く一般に伝えていきたい方のほうが多いでしょうけど、まだまだなんとなく「サブ」的な位置づけで考えている人も一般的には多いように思います。 スポーツにもデザインが必要だし、その「デザイン」ってそもそも何かを考え、学ぶ必要もあります。絵を描くことや造形、グラフィックなどだけではなく、リアルでも、これから重要性を更に増していくオンラインにとってもデザインは大切になっていくと思います。 ホームページでも衣服でも、街の至るとこ