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退職してから1年ちょっとを振り返る。

 2022年3月末に中途で入ったITの会社を退職した。そこから、何かから解き放たれたように動きまくった1年ちょい。

ざっと直近1年間の動き。
・宮崎、鹿児島、関西 一人旅(2週間)
・東京とお世話になったシェアハウスにばいばい
・香川県のテーマパークで働く(GW)
・北海道の鹿追町で酪農(4ヶ月)
・共働学舎というところに滞在(1週間)
・北海道の音更町でブロッコリー収穫(1ヶ月)
・鳥取のパン屋 タルマーリーでインターン(1ヶ月)
・ニュージーランドでワーホリ(4ヶ月半)
チェリーピッキングとパッキング、野菜のプラン  ティング、ニュージーランド周遊
・タイ、マレーシア 一人旅(2週間)
・利尻でリゾバスタート←今ここ

 人生で1番たくさん動いた1年になった。やってきたことをざっと見てみると、何のつながりもないように見える。でも自分なりにはつながりがあって、1つ1つの経験が自分の思考を深めて、視野を広くしてくれた。いろんな経験をしてみると、「あっ、たぶんこっちの方向が自分には心地よいな」的な感覚がだんだんとわかってくる。
 例えば、東京を離れようと思ったのは、都会暮らしとオフィスワークの影響で、人間らしく生活してみたいというのが根底にあった。それから人の縁があって、たまたま北海道で酪農をやることに。その後、自然の中で活動することが軸になり、共働学舎の滞在やブロッコリー収穫につながる。
 タルマーリーは自然と調和した暮らし、環境に配慮した食材、徹底的にこだわったものづくりの場所を見てみたかったから行ってみた。
 また、酪農をしている間にニュージーランドの酪農のことを知り、より人間や動物が暮らしやすい生活は何か興味が湧き、ワーホリ行きを決めた。結局酪農はしなかったけど(笑)。
 そこからニュージーランド生活の充足、貯金の難しさ、マレーシアの友人の帰省といったタイミグが重なり、帰国ついでにマレーシアとタイをぶらり旅することにした。
 たくさん足を使って動いて、生活環境・出会う人・やることをがらりと変えてきた。ただただ、その時に思った直感と自分なりの考えに従って。そうすることで、現実の社会はこういう仕組みで回っていて、苦労もあって、憧れだけじゃやっていけないなと思い知らされる。いろんな経験をすることで、自分の向き不向き、居心地のいい環境がわかってくる。これからももっと動いて体験を増やして、見聞を広め、思考を深めていきたい。
 スキルを身につけてキャリアアップ、年収のうんぬん、投資や将来の貯蓄。そういうものに今は全く興味がない。そんな世界とは無縁のところにいる。
 生活できる少しの荷物と気楽さを持ち合わせて、いろんな世界を渡り歩きたい。この状態がいつまで続くかはわからないけれど、自分が満足いくまで続けるつもり。まだまだ世界は広い。

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