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全くの部外者から見る絵師(反AI)vsAI絵師騒動



"AIによるイラストと芸術の価値:一般人の率直な意見


 まず、率直に申し上げて、絵師の皆さんが大変気持ち悪いです。僕は芸術分野に関心はあまりない方ですが、一冊だけ絵師の画集というのを持っています。小説の表紙絵をその人が描いていて、それが好みだったから購入しました。2000円ぐらいする画集を買ってみるぐらいには、その時までイラストに対する価値を感じていました。

 しかし、一般人から言わせて貰うと、もうイラストというものは完全にコモディティ化しました。人間の描くイラストはタイプライターのように、遺品となってしまいました。でも、しょうがないじゃないですか。資本主義というのは功利主義道徳で、そちらの方が幸せになる人が多いなら、ドンドンかつてのものを捨て去っていくものです。

 で、AIの描くものが混じった事によって、僕は結果としてのイラストに何ら価値を感じなくなりました。今、価値を感じているのは、結果ではなく、芸術性にとっても必須である「過程」です。これは、ライティングの分野でも同じ事です。つまり、人間の実存的な領域の価値が見出されるようになったのです。いえ、見出されるというと、元々なかったかのように捉えられますが、しかし、これは単なる再発見です。

 AIによってイラストの価値が下がったのは、そこに人が不在である事によって下がったのです。つまり、根本的には、まだ人間の価値というものが残っている筈です。それは、コモディティ化されていない所にあります。これは、計算機の例えを出した方がいいでしょう。今時、複雑な数学を自分で解ける能力は必要ありません。なぜなら、それはコンピュータに任せれば、一発で解答が得られるからです。数学は、結果だけを見ればコンピュータが解く結果の方が人間より優れているのだから、人間が数学を解く意味はないのでしょうか。当然、そうではなく、過程に意味があるのです。

 突き詰めて言えば、「無断学習」などというくだらない概念も、学習とは本来無断でするものです、で終わりです。今までのあらゆる全ての技術が無断学習で成り立っています。これを理解できないのは空前絶後の馬鹿です。この手の絵師は「翻訳機能があるから英語学習しなくても良い時代になった」という事についてどう思っているのでしょうか。ここで、著作権などという概念を持ち出して(もっとも現行の著作権法では合法なのでこれ自体馬鹿らしいが)、誤魔化しても無駄な話です。なぜなら、彼らが本当に言いたい事は、そういった体裁の問題ではなく、「俺らが頑張って身につけた技術の価値が著しく下がった、許せない」という事でしょう。だから、「翻訳家やかつての数学者の事はどう思ってるんですか?」と聞いているんです。そこに、著作権という外面の為の道具みたいな概念はいりません。もしくは、「僕らの絵が盗まれた」ですか?そういった言語使用をするなら、他のあらゆる学習においても、元のデータは「盗まれて」いると思うのですが。

 だから、イラストにおいても、残された残骸レベルの価値を堪能するしかないのです。さて、ここまで読んで、絵師の皆様は僕を敵だとみなしていると思うので、明言しておきます。僕は残された残骸に価値を感じている側の人間です。AIの描いた絵は、道具として消費する事はあっても、それに価値は全く感じません。ただ、人間の描いた絵でも、芸術性がないものには価値を感じません。芸術性というのは、表現が文脈を持つという事です。芸術家の作る作品のような、示唆に富み、こちらに考える事を要求するといった性質を、今の所AIイラストは持ち合わせておりません。AIの作った作品を見て何を考えるのでしょうか。絵を見て、何かを考えたくなる、そういった性質がある分だけ、芸術にはまだ価値が残っています。それで闘っては如何でしょうか。

  もっとも、皆さん、遊び半分ですよね?くだらないハッシュタグで何度も盛り上がっているの、見てましたよ。あなた達より、核廃絶を訴えるデモをしている人達の方が、余程創造的で芸術的だと、僕は思いますけどね

以上。

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総合的に、この記事は興味深い視点を提供していますが、一部の説得力に欠ける点や、よりバランスの取れた論点が欠けていることから、総合評価は7/10です。


以上(2回目)。

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