見出し画像

この記事では私(吉井)が中国の日本語のオンライン授業(1ヶ月間)で使った5つのICTを簡単に紹介します。

前回の記事と同様に、これが「ただしい」や「100点満点」だとは考えておりませんが、何かの参考になればうれしいです。

本プロジェクトについては、こちらをご参照ください。

コロナ禍で孤立した海外日本語教師の共同教材作成を通したネットワーク構築プロジェクトHP:https://spark.adobe.com/page/eUsvaX3mk1Kxd/

本プロジェクトは「日本国内外の日本語教師同士の情報共有や交流」を目的とした研究会を毎月開いております。

研究会について

1. Wechat

中国の学生はもちろん、教師同士のやり取りも基本Wechatで行われます。

オンライン授業では口頭でやり取りをするのに、オンライン会議アプリのマイクの制限から難しいときがあります。

そのため、Wechatのチャット機能を使い、オンライン授業中のやり取りやドリル、活動、支持の提示などをすることがあります。

Wechatにはミニアプリがあり、その他にも様々な機能があるようですが、こちらはまだ使いこなせていません。が、これから勉強したいと思います。

2. padlet

https://ja.padlet.com/

こちらはオンラインで同時編集することができる掲示板のようなアプリ/ウェブサイトです。

特別な方法を用いなくても、中国でも使うことができました。

Wechatのチャット機能でドリルなどはできますが、まとまった内容を仕上げてもらうのには向いていないように感じました。

こちらのpadletでは様々な機能があり、例えば、セクションを作って、学生が作成したものを分類することもできます。

また、教師からのフィードバックだけでなく、学生同士のフィードバックも促すことができます。例えば、padletの「いいね」機能やコメント機能をonにすると、学生同士でお互いの成果物を評価しあうことができます。

まだまだ使いこなせていませんが、オンラインでも創造的な活動ができそうだと感じました。

教案例もあるので、よければこちらも合わせてみてみてください。

3. イマキク

イマキクではオンライン投票ができます。

オンライン投票をして、すぐにグラフなどに視覚化してくれます。

こちらも、特別な方法を用いなくても、中国で使うことができました。

授業内で何にか学生の比率や量を知りたいときには便利です。

また投票者の名前を非表示にもできるので、答えを間違えることに負担や不安を感じる学生が多いときは、答え合わせにも使えるかもしれません。

ただ若干おもいので、オンライン会議をしながらだと、スムーズにいかないこともあります。

4. bilibili

こちらは中国の動画サイトです。

授業で使える動画など、掘り出し物があることがあります。中国語字幕がついていることもあります。

ただ、著作権的に怪しいものもあるので、その辺はご注意ください。

5. NHK for School

こちらは日本の学校向けの動画などが共有されているNHKのサイトです。

特別な方法を用いなくても、中国で利用できました。

アプリもウェブサイトもあります。中国字幕はありませんが、日本語字幕もあります。ただし、動画中には字幕は流れません。

内容を重視する授業にも使いやすいと思います。授業中にリンクを送り、見てもらったり、教師が授業前に参照してもいいと思います。

著作権については、こちらに詳しく書かれています。

番外編 中国大学mooc

こちらは所属大学のSPOCから見ることができる「中国大学mooc」です。

教材として使えそうなものがたくさんあるのですが、登録が必要であることとほとんど中国語であることから、まだうまく活用できていません。

今後、活用していければと思っています。


以上、簡単ではありますが、ICTの使用法の共有を行いました。いいねやコメントをいただけると励まされます!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?