笑ってきょむりん!
なっこです。これはゆかりっくAdvent Calendar 2022の18日目の記事です。
昨日はらんたなさんの「今更ながらAFT道中膝栗毛」でした。お腹が空いて仕方ない記事でした。
来年のツアーでのらんたなさんのwanpakuも楽しみですね。
https://efmelo2015.hatenablog.jp/entry/2022/12/17/165854
さて、今回はちびっこゆかりんこときょむりんの服を作った話をします。
きょむりんって?
正式な名前はちびっこゆかりんです。
2021年のゆかりんのツアー*Airy-Fairy Twintail*のライブグッズとして登場したゆかりんのぬいぐるみです。
初代ちびっこゆかりんは2014年のライブツアー*Fruits Fruits Cherry*でパペットとして登場したのが最初だったのですが(初代ちびりんは持っていないので、アドカレ主催者のぷるおさんのアイコンを参照してください)
その時のちびりんとは表情がだいぶ変わり、ニコニコ笑顔から落ち着いた顔つきにデザインが変わっていました。
その変貌ぶりから?王国民の間で「きょむりん」と呼ばれるようになっています。
今年のライブMeet♡Me?では新色のラベンダーが登場しました。
公式通販
私も現地でうっかりお迎えしてしまう可愛さ。
今回はこのラベンダーのきょむりんにモデルをお願いしました。
デザイン出し・パターン作図に難航する
書いて字の通りですが、デザインを考えるのもパターン(型紙)を作るのもとても難航しました。理由としては
きょむりんの服を初めて作るのでサイズ感がわからない
元々きょむりんは服を着ていて、さらに服に襟がついてる
が主な理由です。
サイズに関しては形を作ってから修正していけば良いのですが、元々着てる服(特に襟)が干渉してくるので、それを活かすかどうかで大変悩みました。
結果として今回は着ているお洋服を活かす形でお洋服を作ることに。
また普段作ってるパペットより小さいサイズなので、自分が扱いやすい素材を使うことにしました。
形出し
なるべく型紙作成に時間をかけたくなかったので、きょむりんの体型に近いものを当てて作りました。
きょむりんはカップを逆さまにしたような体型をしてるなぁと思ったので、紙コップを利用してみることに。
100均の紙コップ、いい仕事してくれた
これをベースにデザインに合わせて作図しパターン作成。
作図しながら小さくて出来上がるのだろうか…と不安に。そして作業が進まない。つらい。
パターンが完成した後、本来なら仮の布で服を作って形を見るべきだったんですけど、まぁヤンチャな3歳児が我が家にいるもんでそこまで手が回りませんでした。
素材選び
私が得意な素材を使うことに決めてからは布地選びもサクサク進みました。
そもそも、ラベンダーのきょむりんに似合いそうなものがそんなになかった…
以前作ったパペ服の裏地で使った小花柄の生地にしました。メーカーはYUWAさんのもの。
ラベンダーの小花柄にリボンや苺が描かれてるのがゆかりさんらしさも感じる柄で大変気に入ってます。
これでパペ服も作りたいなぁ。うさとおそろいさせたい。
生地に合いそうなレースをいくつか選びます。
生地の柄が繊細なのでレースも繊細なものをいくつか選びました。メーカーはMOKUBAさんとモリヤマレースさん。
MOKUBAさんのレースはお高いけど繊細で本当に可愛い。お店ごと買い占めたい。
そんな感じで素材選びは終了。
縫製!
新しいものを縫い始めると手を止めて写真を撮ることを忘れる性分なので何も残ってない。申し訳ない。
ただパペットたちよりも小柄な作りな分、型紙の縫い代巾を細めに設定しないと仕上がりが悪くなることがわかりました。
あと、やっぱり仮縫いはやっておいた方がよかったなぁ。
大きすぎて途中でサイズを詰めたけど、まだちょっと大きいので、これは次回作るときまでにパターンを修正したい。
モヤモヤ反省しつつ、なんとか完成させましたのがこちら
元のラベンダーのお洋服を活かすためにジャンパースカートの形にしました。
肩にフリルのレースをあしらって、メイドさん風に。
スカートの上には、こちらもエプロン風にチュールレースを重ねました。
胸元が寂しかったので、衿元にリボンをつけました。リボンは髪のリボンと靴の色と同じ色のものがあったのでそれにしてみました。
後ろは着脱しやすいようにスカートの裾まで全部開く仕様に。きょむりんの体型的に、全部開いた方が着せかえしやすそうなので。
手元にある素材でなんとかきょむりんに似合うお洋服ができた気がしてます。初めてにしては良い方なのでは…!?
***
今回のテーマは「私がきょむりんの服を作るきっかけが欲しかった」という理由で決めました。
きょむりんが我が家にやってきてから、ずっと服を作りたいなぁと思いながら、日々の忙しさを理由に手をつけずに過ごしていたからです。
アドカレのテーマにすれば、何としてでも作るだろうなと。文が書けなくても服さえできれば記事として成立するとも思いました。
いざ、作ったお洋服を着てもらうと、やってきた時よりもきょむりんの微笑みが少しだけ柔らかくなったように見えました。
お人形っていろんな可愛がり方がありますよね。
お部屋に可愛く飾ったり、お出かけに連れて行ったり、たまに撫でてあげたり。
そうやって可愛がることで表情が豊かになるのがお人形の魅力だと私は思ってます。
ゆかりんがグッズとしてつくってくれた「ちびっこゆかりん」のひとつが縁あって我が子になってくれたので
ちびっこゆかりんが私なりの可愛がり方で少しずつ柔らかく笑ってくれたら嬉しいなと、完成した時に思いました。
またお洋服作ってあげるね。
さて明日はHank Thornfeldさんの「ありがとうSoundrops 札幌公演」です。お楽しみに!
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