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会社とは?売上とは?利益とは?

こちらの記事は、社内向け配信を修正、転載しています。

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【2019.10.18】

私たちがルーツというコミュニティ、つまり福祉業界と言われる分野で事業を始めた時、「社会貢献性の高い事業ですね!」と言われることがとても多くありました。
でも、私にとってはその言葉が大変な違和感で、正直、何言ってるんだろ?と思っていました。

だってそもそも、企業って社会貢献性が高くないとやっていけないはずなのに。
全ての企業は社会に大きな価値を生んでるはずだと思ったからです。

そこで考えてみてほしいことがあります。
企業ってなんでしょうか?売り上げってなんでしょう?利益とは??

そもそも、企業って何のためにあるんでしょうか?売り上げを上げるため?
では、売上とは何ですか?

売上とは、社会に生み出し提供した価値の総量です。すなわち、売上が増えるということはその価値が増えるということ。売り上げを上げなければいけないのは、売上が上がらないのであれば、社会に価値を提供していないということだからです。
つまり、利益は生み出した付加価値な訳です。

企業は1人では出来ない大きさの価値を生むことを、仲間とともにやるためにあるのです。
馴れ合いの場ではありません。
社会に、世界に、価値を生み出す仲間です。

企業がサービスや商品を提供して、お客さんはそれに価値があると思ってお金を払います。だから企業は価値を提供した分だけ売上が上がるのです。
その価値の提供は、売上がなければ高め続けることができません。
「サービスの質が〜」とだけ言って数字を見ていない人は、表面的な思考でしか社会に生み出す価値を考えていないのと同じです。
利益を生み出していないのなら、生んでる付加価値がないということです。
価値提供をするために、本気で数字にも向き合う必要があります。
もちろん、逆も然りです。
どちらかだけに偏るのは本質的ではありません。

ビジネスモデルや事業内容、商品やサービスはいつか変わります。
なぜなら人の求めるものは変わっていくものだからです。だからこそ、変化することが経営することであり、変化しないものは衰退します。

法人というのは、事務的な話をすれば、単なる紙一枚でしかありません。登記申請をすればすぐにできあがります。
では企業とは何なのか?
企業は人です。
人がつくる文化、人の持つ哲学や信念。それによって仲間としてやり遂げるべきことに向かうのが企業です。

人を扱う以上、目に見えるものが全てではありません。目に見えるデータや数値を土台にして、目に見えないものにまで目を向けられるかがら企業としての力だと私は思います。

とにかく「価値」に目を向けること。
価値を生むために数字やデータに目を向けること。そのために目に見えないものに気づける力をつけること。
1人では出来ない価値を生むために、仲間と仕事をしてるのです。

私は、全ての企業はエンタメ企業だと思っています。(あくまで私は!!)
エンターテイメントを、私は「人の心を動かし、震わせるもの」だと思っているのですが、私たちのルーツやコンパスといった障がいという線引きをなくす仕事も、wantedlyの運用という採用における企業と求職者の壁をなくす仕事も、これからやろうとする新規事業も、全て人の心を震わせ、動かし、社会に大きな価値を生み、世界を変えていける仕事です。

そして、フランチャイズ戦略は、そんなエンターテイメント集団。世界に価値を提供し、ワクワクすることを次々に巻き起こすための戦略と言えます。

走る先は、常に同じです。
これから先も、社会に価値を提供し続けるラブドリブンな企業として、売上を上げつづけましょう。

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