年金住宅福祉協会(年住協支援サービス)

年金住宅福祉協会は、超高齢社会を迎えるなか、厚生年金保険被保険者をはじめとする方々の福…

年金住宅福祉協会(年住協支援サービス)

年金住宅福祉協会は、超高齢社会を迎えるなか、厚生年金保険被保険者をはじめとする方々の福祉の増進を支援するため高齢期の生活の向上、健康増進・介護予防や公的年金の啓発等に取り組んでいます。くらしすと https://kurassist.jp/ でお役立ち情報を発信中!

最近の記事

第12回 障害年金のこんなときどうなるの?( 障害年金を学ぶ④ )

くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2023年3月15日 今回は、障害年金について学ぶ4回目(過去記事:1回目、2回目、3回目)です。 これまで、障害年金について、その対象者から金額まで基本的なことを解説しました。 障害年金の申請の現場には、実はたくさんのドラマがあります。 なぜなら、他人と全く同じ障害というものは無いからです。 今回は、障害年金を受給できたケースについて、具体的にあった事例(下記①~③)を紹介させていただきます。ご自身やご家族の方が障害年金を

    • 第11回 障害年金を学ぶ③ (障害年金の金額は?)

      くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2023年2月15日 障害年金について学ぶ3回目(過去記事:1回目、2回目)、いよいよ気になるお金の話です。 障害年金の対象者になると、いくら受給できるのでしょうか。 受給を検討している方にとって、一番気になるテーマだと思います。 「いつ障害者になるのか。そんな怖いこと言わないで」と思われるかもしれませんが、社会常識の一つとして、知っておいて損はないと思います。 障害年金を学ぶ③◎ 障害基礎年金は受け取れる金額が決まっている

      • 第10回 障害年金を学ぶ② (どんな病気で障害年金を受け取れるか?)

        くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2023年1月16日 前回は「どのような方が障害年金を受け取れるか」、という話をさせていただきました。今回は「どんな病気で」障害年金を受け取れるか、について解説をします。 障害年金を学ぶ②◎ 障害年金の「障害」とは? ◎ 障害の程度ってどのように決まるの? ◎ 原則は認定基準による判断 ◎ 精神障害の場合の判断基準 ◎ 精神障害について社会の認知に変化あり ◎ 執筆者プロフィール(特定社会保険労務士) この記事では、「障害年

        • 第9回 障害年金を学ぶ① (どのような方が受け取れるのか?)

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年12月15日 「障害年金」の基礎について4回に分けて解説していきます。 今回は障害年金を受給できる対象、つまり誰が受け取れるのかについてです。障害年金を受け取るための3つの基準をクリアが必要があります。どのような方が受け取れるのかといったことを中心に掲載していますので、ぜひ知っていただきたい内容となります。 障害年金を学ぶ①◎ 障害を負うということ ◎ 障害年金を受給する基本的な要件は3つ ◎ 初診日とは?初診日が見

        第12回 障害年金のこんなときどうなるの?( 障害年金を学ぶ④ )

          第8回 年金を学ぶ。65歳以上の在職定時改定制度を学ぶ

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年11月15日 今回ご説明をする「65歳以上の在職定時改定制度」はそのような状況を是正する狙いがあります。特に65歳を前にその後も働くべきかどうかを検討している方に、ぜひ知っていただきたい内容となります。 65歳以上の在職定時改定制度を学ぶ◎ 65歳を前にその後も働くべきか、検討中のあなたへ ◎ 65歳を超えても、被保険者期間の年金にも反映する ◎ 手続きは不要。改定された年金は12月から ◎ どれくらい増えるの? ◎

          第8回 年金を学ぶ。65歳以上の在職定時改定制度を学ぶ

          第7回 年金を学ぶ。繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ②

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年10月14日 前回(『繰上げ受給の減額率見直し』を学ぶ①)は、繰上げ受給の減額率見直しについて、その概要を説明させていただきました。 では、繰上げ受給をした場合の具体的な受給金額について、検証をしていきましょう。 繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ② ◎ 繰上げをすることで80歳までは有利だが、81歳で逆転する ◎ 健康寿命が尽きた時に受給できる金額で考える ◎ 病気で働けないからと繰上げる前に、障害年金の受給を検討すべ

          第7回 年金を学ぶ。繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ②

          第6回 年金を学ぶ。繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ①

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年9月15日 過去2回に亘って、2022年4月から改正となった年金受給開始年齢の繰下げについて解説をしてきました。今月からは年金受給年齢の繰上げについての解説していきます。 繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ①◎ 繰上げができる年齢(60歳~65歳)は以前と変更がありません ◎ 減額率が0.5%から0.4%に減。繰上げする年金受給者には有利に ◎ 厚生年金の特別支給と混同しないこと ◎ 寡婦年金や障害年金を受けることができ

          第6回 年金を学ぶ。繰上げ受給の減額率見直しを学ぶ①

          第5回 年金を学ぶ。繰下げ受給の年齢上限引上げを学ぶ②

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年8月16日 さて、これまで年金支給年齢の繰下げについて話を続けてきました。 (前回はこちら)そこで、今回は具体的な数字を元に、年金支給年齢の繰下げが年金額にどれくらい影響するのか、検証していきましょう。 繰下げ受給の年齢上限引上げを学ぶ②・繰下げの効果が出るのは80歳代から ・加給年金がある場合は回収が遅れる ・繰下げ中に死亡した場合、遺族は未支給年金を受け取れるが、時効に注意 ・損得よりも人生観で受給時期を決めるこ

          第5回 年金を学ぶ。繰下げ受給の年齢上限引上げを学ぶ②

          第4回 年金を学ぶ。繰下げ受給の年齢上限引上げを学ぶ①

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年7月14日 日本の平均寿命は男性81歳、女性87歳。この年齢は、耳にしたことがあると思います。 では、今これを読んでいるあなたが、この年齢まで生きられる可能性が50%くらいかというと、 実はそんなことはありません。 繰下げ受給を検討するにあたり、平均寿命を含め様々な内容を検討しなければなりません。 今回の「年金を学ぶ」は、令和4年度から大きく変更された繰下げ受給を2回に分けて、解説いたします。 繰下げ受給の年齢上

          第4回 年金を学ぶ。繰下げ受給の年齢上限引上げを学ぶ①

          第3回 年金を学ぶ。年金の繰上げ受給・繰下げ受給の改正内容

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年6月15日 長年の年金保険料の支払いを経て、いよいよ年金を受給できる。その苦労が報われる日を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。それだけに、年金受給日を決めるのは、単なる損得を超えて大事なことです。 ご存知のように、年金の受給開始年齢は原則65歳としつつ、ご自身の意志でその前から受給する繰り上げと受給日を先に延ばす繰り下げを行うことが可能です。 今月から複数回に分けて、年金の繰上げ受給・繰下げ受給の改正内

          第3回 年金を学ぶ。年金の繰上げ受給・繰下げ受給の改正内容

          第2回 年金を学ぶ。年金額の改定ルール

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年5月13日 令和4年度より年金額の改定が行われます。前年よりも0.4%減となります。 例えば、国民年金を満額で受け取っている方の月額は65,075円から64,816円、259円の減額となります。 ただでさえいろいろなものが値上がりしているのに、年金は少しずつ削られているようで、あまり良い気持ちはしないでしょう。減額を決めた人に文句でも言いたいところですが、この減額については、実はルールに従って実施しているものにすぎま

          第2回 年金を学ぶ。年金額の改定ルール

          第1回 年金を学ぶ。在職老齢年金を学ぶ

          くらしすとEYE:年金・社会保険 記事掲載日:2022年4月15日 2022年4⽉よりくらしすとEYEは「年金を学ぶ」シリーズをスタートします。 複雑な年金制度をわかりやすく解説していきます。 今後とも末永く「くらしすとEYE」にお付き合いくださいますようお願い申し上げます。 60歳以降に知っておきたい 給料と年金の調整ルール60歳を過ぎると、いよいよ年金を受け取る時のことを具体的に考えなければいけません。とは言っても、年金だけで生活するのは心もとないです。 一方で、給料

          第1回 年金を学ぶ。在職老齢年金を学ぶ

          障害年金と傷病手当金の併給調整(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          記事掲載日:2022年3月15日 障害年金と傷病手当金の併給調整 暮らしをアシストする情報サイト「くらしすと」の連載である“目で見る”年金講座のくらしすとEYEでは、「障害年金と傷病手当金の併給調整」についてご紹介いたします。 社会保険や社会保障制度には、ある給付を受けると、受給資格のある別の給付について、支給額が減額されたり支給停止になるなどの「併給調整」が行われる仕組みがあります。(過去にくらしすとでは、「特別支給の老齢厚生年金」と雇用保険の「失業給付」の調整につい

          障害年金と傷病手当金の併給調整(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          年金にかかる源泉徴収税額(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          記事掲載日:2022年2月15日 年金にかかる源泉徴収税額 暮らしをアシストする情報サイト「くらしすと」の連載である“目で見る”年金講座のくらしすとEYEでは、「年金にかかる源泉徴収税額」についてご紹介いたします。 前回の記事(『年金受給者も確定申告をするの?』)で、一定金額以上の年金を受給する際には所得税等が源泉徴収されていることに触れたところ、その源泉徴収税額はどのように計算されるのかというご質問をいただきました。今回は、年金にかかる源泉徴収税額について解説します。

          年金にかかる源泉徴収税額(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          年金受給者も確定申告をするの?(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          記事掲載日:2022年1月14日 年金受給者も確定申告をするの? 暮らしをアシストする情報サイト「くらしすと」の連載である“目で見る”年金講座のくらしすとEYEでは、「年金受給者も確定申告をするの?」についてご紹介いたします。 毎年1月1日から12月31日までの1年間の所得に対する税金などを計算し、税務署へ報告・納税する手続きを確定申告といいます。 会社員などの給与所得者は、原則として確定申告をする必要はありませんが、たとえば年間の医療費が10万円を超えている人は、確定

          年金受給者も確定申告をするの?(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          障害年金、こんな場合はどうなる?(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)

          記事掲載日:2021年2月15日 障害年金、こんな場合はどうなる? 暮らしをアシストする情報サイト「くらしすと」の連載である“目で見る”年金講座のくらしすとEYEでは、「障害年金、こんな場合はどうなる?」についてご紹介いたします。 以前、『2つ以上の年金が受けられるようになったら?』の記事を更新しましたが、その解説をさせていただきます。 すでに障害年金を受けている人が、別の傷病で新たに障害年金を受けられるようになったときの「併合認定」というケースに触れましたが、この「併

          障害年金、こんな場合はどうなる?(目で見る年金講座 くらしすとEYE:年金・社会保険)