少しの工夫で背景の作画をプロっぽく見せる方法!!!
こんにちは、漫画家のどでんちゃんと申します!!
有名漫画家のもとでアシスタントを5年経験後、現在独立し、漫画広告事業をやっております。
今回の記事のテーマは『少しの工夫で簡単に背景をプロっぽく見せる方法』です!!
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漫画家志望者さんやイラスト経験者のみなさん…!
時間をかけて背景を描いてみたものの…なんだかメリハリがなくてイマイチ…そう感じることってありませんか?
別に下手ではないし描きこんではいるもののなんだかイマイチ…
実はちょっとした工夫で背景をプロっぽく見せる方法があるんです!!
①背景の中に大胆にべたになる部分を作る
建物の影の暗い部分や木や植物、室内であれば家具の影など、暗くなる部分には大胆にベタを入れていきましょう!
この時、光がどこからあたるのか(光源)を考えてべたを入れると、よりプロっぽい背景になります。
この時大事なのが、ベタの箇所の配置が等間隔にならないようにすることと、一か所に集まりすぎないようにすること。
ベタの位置をまばらにすることで自然な背景に仕上がります。
※ちなみに今回、木の部分のベタは、クリップスタジオの枝葉ブラシを使用しています。
②光が当たる部分の側面に影(トーン)を入れる
光が当たる位置の側面にトーンを貼ります。(大体トーンは、60Lの10%~20%を使うことが多いです。)
夕暮れ時や夜のシーンなど場合によってはグラデのトーンを使用してもいいでしょう。
グラデにするとなんとなくエモいシーンに仕上がります。
③光の当たる部分をぼかす
光の当たる部分をホワイト(もしくは消しゴム)で消してぼかしましょう。
今回は、クリスタのトーン削り用のブラシをホワイトで使用し、線を消してぼかしています。
また、キャラクターがいるコマはキャラの周りの背景にぼかしを入れると背景がうるさくならず、キャラクターを目立たせることができます。
④”汚し”を入れる。
よりリアリティのある絵にするために、壁や地面に傷や線を入れます。
⑤グラデをはって仕上げたら完成!!
全体のバランスを見て、グラデを入れたりベタを追加したら完成です!!!
~番外編~どうしても描きたくないときは3D素材を極めよう!!!
どうしても背景が描きたくない場合、クリスタの3d素材を使えばここまでできます。
”背景を描くのが絶対嫌だ!!””背景なんてうまくならんくてもええんや!!”って方は3d素材の使い方のみをひたすらに磨きましょう。
ま・と・め❤︎
背景をプロっぽく見せるためには
・ベタは大胆に入れる
・光が当たる方向の側面にトーンを貼る
・光が当たる方向の線をぼかす
・地面や建物の汚れを線で描く
・そして…全て嫌なら3d素材を使う!!!!
今回の記事は以上です!!!
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ここまで読んで下さりありがとうございました!!
今後も
・有名漫画家のもとで学んだ背景の知識
・広告漫画の描き方
・独立の仕方
・商業誌と広告漫画の違い
・ここまでの歩み
…などなどを余すことなく記事にしていく予定です!!
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