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lemon

注意⚠lemonの歌に勝手に小説を作りました
自分の妄想盛りだくさんです。
それでもいいという方だけ見ていってください

俺はあの日から夢を見るようになった。
亡くなった彼女の夢を......

全ての元凶はあのデートの帰り道で起こった、その帰り道で彼女は事故にあった。
なんとか一命を取り留めたが彼女は車椅子がないと生活できなくなっていた、なのにそれだけでも辛いのにあとから医者に知りたくなかった事を知らされた。
彼女はあの事故で心臓が傷付いてしまっていた、その傷は簡単には治せない何せ心臓だ下手したら手術台で命を落としてしまうかもしれない、手術をしないのであればあと半年あるかないからしい。
俺はそれを聞いて頭が真っ白になった、最愛の人を亡くすかもしれないのだ。
俺は絶望したでも時間は待ってくれない、だから俺は彼女と色々な事をしたデートもお泊まりも俺たちができることは全部した。
そして半年がたった日彼女は病院のベットの上にいた、その時俺はそばにいてあげることしか出来なかった、俺は自分の無力さを悔やんだ。
俺がそばにいる時彼女は呼吸器を外した、俺はすぐに呼吸器を戻すように言ったが彼女はしなかった。多分そろそろだと分かっていたのだろう。
彼女はゆっくり口を開きこう言った「ありがとう」
それと同時に彼女と初めてキスをした、これが彼女との最初で最後のキスそのキスは、レモンのようにとても酸っぱかった。
そんなことを思いながら一日を過ごしていたら自分は生きるのが嫌になっただから俺は自殺しようと思った、縄と椅子を用意した。
「すぐそっちに行くからな」そう言った途端強い睡魔に襲われた。
また夢で彼女が現れたそして彼女はこう言った「死なないで私の分もしっかり生きて!」そう言って彼女は俺にキスをしたその時のキスは、レモンのように甘酸っぱかった。
起きた時は朝になっていた、そして俺は「生きるよ......君の分も!」と涙を流しながら言った。

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