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あなたのくれる優しさが、私を優しい人にする

本屋さんでふと目にした一冊の本。

その本には偶然、普段から私が言っている言葉が書いてあった。

小さい頃から本が好きな私。

「いつか本をだせたらいいなぁ」なんて夢見がちなことを言っているのを知っているあなたが笑いながら私に言った。

「この作者の人と同じことを言ってるから、本当にいつか本を出せるかもよ?」って。

「ほんとだね。いつか出せるかも!」って私も笑いながら冗談で答えた。

それからふたりで「こうやったらいいんじゃないか」とか「こうしたら繋がれるんじゃないか」とかこっそり内緒の作戦会議。


こんな風に夢みたいな突拍子もないことをいつも突然言い出す私に、あなたはいつも「きっとできるよ。うまくいくよ!」って背中を押してくれる。

もう何度、あなたのその優しさに救われてきただろう。

支えられてきただろう。

あなたの優しさは、私を強くする。

「私ならできる」って純粋に信じてくれる人がいるってこんなにも温かくて幸せな気持ちになることなんだなぁって知った日、私はnoteを始めることを決めた。

私は自分の言葉を伝えたい。届けたい。

いつかは忘れてしまうかもしれないこの気持ちだけど、この一瞬に何を感じたのか、何を大切に想ったのか覚えていたい。

そしてこの世界の片隅にいる、今俯いてしまっている誰かを、人に弱い所を見せれずに強くあろうとしている誰かを、その人達が少しでも前を向いて歩けるように、自分のことを好きになれるように、ちょっとずつでも自信を持てるように後押しをしたい。

誰かの役に立ちたい。

この世界に必要のない人なんていない。

価値のない人なんていない。

自分次第でいくらでも幸せになれるってことを私自身が証明したい。

そんな風に思えるようになったのは、私に限りない愛情を注いでくれているあなたのおかげです。

あなたのくれる優しさを、今度は私が誰かにあげたい。

あなたの優しさが、私を優しくさせてくれるのです。

あなたは今日も私を幸せにしてくれました。


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