記憶と壁紙　第9回　犬と少女 （2004）

これは、わたくしミヤタジロウの作業用HDDに蓄積された古いイラストファイルを発掘、手直しして4Kサイズの壁紙にリメイクしてゆくという試みです。
記事自体は無料でも全部読めますが、ご購入いただくと今回紹介しているイラストのPC用壁紙（4Kサイズ)をダウンロードできます。

第9回、今回の元絵はこちら。

恒例の元絵ファイル作成日ですが、<2004年1月10日 火曜日 21:11>となっています。
これ実は2004年の年賀状用に作成したイラストです。
ちょっと待って。頭おかしいのか。年賀状の完成がその年の1月て。

ただ、ぼくの年賀状のわりに季節感がちゃんとしているという所は積極的に褒めて欲しいですね。当時の自分も含め、できれば現在の自分のことも何かしら理由をつけて褒めていただきたい。

そうそうこの絵、2016年に一度壁紙用として改修済みなんですが、今回のはそれをさらに16:9にトリミングを変更して、いろいろ加筆したものとなります。

とりあえず、一番変わったと思われる女の子の変遷を。
↓2004↓

↓2016の改修↓

↓2020（今回）↓

また、2020版では犬も愛をもって描き直しています。

↓このように↓

そして車の中。
元絵では荷物が少ないのですが、これは当時、あまりに時間が足りなくて諦めたという経緯をなんとなくうっすら覚えています。そら1月になってしまってますからね、年賀状なのに。ただ、このポットの模様の描き込みには並々ならぬ執念を感じます。

当時こんな感じの古いポットとか灰皿とかをヤフオクとかフリマ行ったりして集めてたので、なんかこういう小物が描きたかったんだろうな。

ところで元絵と2016年版を見比べていて気付いたところがありました。

↓元絵↓

↓2016年版↓

2004年版の女の子の顔がひどいという部分ではありません。元絵に変なモノが映り込んでるんですよ。2016年版には見当たりません。なによあれ。

それがこれです。

お分かり頂けただろうか。

あーこれは間違いなくUFOですね。

ということで、今回の4K版にも無事復活させております。

それにしても、なんかUFOを描き足すだけでこんなに引き締まるモノなんですね。
ちなみにこの絵、こんなバージョンも描きかけで置いているので、また別の機会にやっつけたいと思います。

ということで、全景です。

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