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ポテト・スープが大好きな猫

こんにちは。

ポテト・スープが大好きな猫。
とても大好きな絵本です。

少し偏屈なおじいさんと、年を重ねた雌猫の日常の物語。

表立っては表さない、ふたりのお互いに対する信頼感、距離感や空気感が好きです。

簡単にまとめると、

アメリカ、テキサスで暮らすおじいさん。
これまでたくさんの猫と暮らしてきましたが、今は一匹の雌猫とふたり暮らしです。
その雌猫は、生き物をつかまえたことなんて一度だってなくて、おじいさんと釣りに出掛けても魚をつかまえることなんて一度だってない猫でした。
でも、おじいさんは、おじいさんのつくるポテト・スープが好物のこの猫を結構気に入っています。
(そんな素振りはほとんどみせませんが)
ある日の朝、おじいさんがいつもの釣りに出掛けようとすると、猫は起きてきません。
声をかけても、起きてこない。
まぁいいか、とおじいさんは釣りへ出掛けます。
まぁしかし、釣りへいっても調子がでない。
そんななか、おじいさんが家に帰ってくると、どこを見渡しても猫がいなかったのです…つづく…

…という物語。

そのあと、猫は(わたしゃやりゃできるんだよ!と)自力でとった魚をくわえて戻ってくるのですが、その時のおじいさんの言葉がとても好きなのです。

→表紙の写真。

表立っては出さなくとも、
お互いの優しさや存在に包まれ合っている関係。

おじいさんと猫の間には、
ポテト・スープという繋がりがあって。

おじいさんが気に入ってつくるポテト・スープ。
そして、そのポテト・スープを大好きな猫。

そのお互いの心の底みたいなところで大切な思いが繋がっているから、ふたりのあたたかな距離感があるのかと思います。

私にとってこの本は、一生持っていたい本です。

よかったら、お手にとってみてください。

それではまた~

nixhour

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