2022年前半に見た映画感想(ネタバレあり)

2022年の1月~6月に見た劇場公開作品の感想をまとめておく。多少ネタバレもあるかも。(~)内は見た日付。

『ブルーサーマル』、『バブル』、『犬王』あたりが特に気に入っている。

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(1/24)

セルルックすごいですね。全体を通してリミテッドな感じでやってて、ライブシーンでも動き見せたいカットは2コマ打ちとかなんだけど、カメラが動いてかつ足元が映ってるカットではフルコマで動かしてて、なるほどなあって思った。
熾火をライトに一曲やるシーンと時間稼ぎの客煽りから曲始まるのよかった。

白蛇:縁起(1/24)

よかった。中国がオリエンタルな物語作るとこうなるのか、と思った。
映像きれいだしバトルシーンの迫力がすごい。水墨画みたいな演出とかもよかった。
悠木碧さんが声当ててる狐が良かった。良かったけどちょっと一回見ただけだと把握できてないところがあるなあ。要素多い気もする?

鹿の王(2/4)

内容を詰め込んでるからか全体が淡々としてて疲れる、話はまあいいんだけど淡々としてる。アニメにしては長いし。
やはり疫病扱ってるから今作られたのかな、それとも偶然かね。
なんかテクノロジーレベルよくわからんなくて混乱する、いやまあ突飛なものはないのかもしれんが…。

大怪獣のあとしまつ(2/4)

初日に見てよかったな…と思った。
発想100点 話は3点みたいな映画だった。私が見たいのはシン・ゴジラだったんだな…。まあ、宣伝ミスという感じ。

ジョン・コルトレーン/チェイシング・トレーン(2/7)

ジョン・コルトレーンについてのドキュメンタリー。良かった。
めちゃくちゃストイックで壮絶な人生だ。はじめて自分名義で録音を出したのが30歳位で、その後大量に作品を発表して40歳で没…

劇場版 呪術廻戦 0 (2/8)

ん〜やっぱ流行ってるだけあって良かったですね。
なんか最後のバトルのとこで一瞬笑える様なシーンが挟まったり、微妙に変な映画だと思った。

グッバイ、ドン・グリーズ(2/18)

結構良かったですね。青春映画いいなあ。

開幕見てスタンド・バイ・ミーかな?って思ったけど半分は違った。
「線路を歩いちゃいけないよな」って台詞が好き。

「よりもい」チームによる映画作品で、よかったけど、宣伝に「よりもい」をいっぱい絡めてきてたのあまり好きではない…とはいえ宣伝しないと見てもらえないというのはあるのでなんとも言えない。

DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-(2/25)

よかったですね。ストーリーは単純だけどしみじみいい話という感じで、よくできた自主制作というような雰囲気もある。演出はゲームっぽい感じで(いやまあ元はゲームだったりするんだけど)、映像もゲームっぽい感じの3DCG。音響がよかった。

ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(3/1)

よかったですね…。人がいっぱいでてきたけど誰が誰だか把握しきれんので難しい。

イギリスのウェールズの外れにある、農場の中の家を改造して作った音楽スタジオ「ロックフィールド・スタジオ」についてのドキュメンタリー。

農場に囲まれ、あまり近くに家がないので深夜でも音出し放題のスタジオに、泊りがけで曲を作ったり録音したりというのはある種理想ではある。

田舎の立地を生かしたスタジオを作って都会から人を呼んでこれるようになったのはすごいし、田舎で商売する上で参考になるかもなあと思った。しらんけど。

ブルーサーマル(3/4)

よかった…。主人公の性格がいいですね。
大学進学した女の子がグライダーと出会い、空を飛ぶという話。

3DCGの使用が少なくて、かなりの部分を手描きにしてる。ガイドには3DCG使ってるらしい。遠景の人は一部3DCG使ってるところはあるのかもしれないが判別できる様になるまでに手描きに切り替ってるのでわからない(あるいは全て手描きかも)。
全体的な満足度は高いんだけど、恋愛要素が中途半端でもやもやするんだよな、そこもちゃんと着地させて欲しかった…。

偶然と想像(3/14)

ヤベー女展覧会って感じでよかったですね。
短編集で3編あるんだが、2作目変な声出た。会話劇といった感じで、長尺のカットとかもあり、演劇っぽさもある。どんな感想言えばいいのかわからん作品だ。

オートクチュール(5/6)

よかったですね。色々と思うところはあるが、全体としてはハッピーエンディングなのかな。上映時間短めで退屈しなくてよかった。
話としては、ディオールで高級仕立て服を作る針子のチーフが、ひったくりをして生活していた(?)女の子の才能を見抜いて針子にさせようとする話。フランス社会の事情に明るくないのでディテールよくわからんところもあるが、かなり移民とかマイノリティとかその辺りの要素が描かれてる感じした。

バブル(5/13)

めちゃくちゃ面白かった。開始5分で、これめちゃくちゃ変なやつだ!って思った。パルクールなのでアクションが多く、すごい動くので見てても楽しいし、話もきれいにまとまっててよかった。でかい画面といい音響で見ないと面白さ半減かもしれない。
まあ話がまとまりすぎてて結末が想像した通りになったのであまり驚きはなかったのはある。ファーストコンタクトもの+人魚姫+パルクール。

オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(5/13)

総集編だ。これは……初見で楽しめるかは謎。
テレビシリーズのその後が描かれてたので見てよかったとは思うが、あんまり感慨はないなあ。TVシリーズの方が一話一話まとまってて良かったのでそっち見た方がいいと思う。

シン・ウルトラマン(5/16)

良かったです。テンポ良かった。シン・ゴジラ楽しめる人なら見るといい感じ。
フレーム・イン・フレームとか手前から大きくナメる構図結構多いなって思った。

犬王(6/2)

ファンキーでよかったです。なんも考えず見れる作品で楽しい。
湯浅監督作品だと『夜明け告げるルーのうた』とテイストがやや近い気がする、ファンキーな感じが。
最初の方は当時(南北朝時代?)の技術力でひょっとしたら実現できるのでは、と思わせるギミックの演出道具が描かれてたが、最終的にそんなの関係ねえ!って感じ七色に光ってて笑った。

劇場版IDOL舞SHOW (6/26)

短い…。
30分程度のアニメ(主にセルルック3DCG)と、実写ライブ。
短編としてはまあまとまってたけど、ちょっと忙しい感じがあった。

アニメ本編はセルルック3DCGアニメで、結構ガッツリ動いてた。背景のキャラは1コマ打ちだけど前景のキャラは2コマ打ちみたいな場面があり、そうなんだって感じ。背景も2コマうちにするとうるさくなるのかな。

ライブパートではMachicoさんの引き締まったお腹を眺めていた。

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