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京都観光地らへんを散策~嵐山の夜を初体験~

 コロナの影響で、人の少ない嵐山を散策する機会が増えていました。
 ふらりと一人で歩いたり、子供たちを連れて、上島珈琲でのんびりして天龍寺の庭園を歩いたり。
 雲竜図をいろんな角度から見て話したり。
 それもいつまで続くのかなと思っていましたが、今年は予想を超えて賑やかになっていました。
 11月18日の金曜日に、宝厳院の夜間拝観を予約してみました。
 土日は絶対に混むのが分かっていたので、敢えての平日。
 お昼ご飯も予約が取れたので、それに沿って行動してみました。   

  夜間拝観も人生初なのだけど、いつも通り過ぎるばかりの松尾大社にも初めて足を運びました。

道路にデーンと現れる大鳥居


奥にも鳥居
広い道で、車も通れるようになってた。

 大鳥居を潜ってしまえば、車が来ないものと思い込んでいたのですが、奥に駐車場があり、たまに車とすれ違いました。
 頭にない事が起こると、びっくりしてしまいますよね。
 それにしても、渡月橋付近に比べて、松尾大社はとても静か。
 
 渡月橋のそばにあるバス停から乗車したのですが、バスの中はほぼ人がおらず、ゆったりした気分で移動が出来ました。
 ガラガラの車内を見まわして、平日はこんなにも人が居ないんだと思いながらしばしバスに揺られました。
  


酒樽が沢山並んでて、見とれてました


朽ちた木すら祀られる日本


チャレンジしてきました

 お賽銭を入れてから一度持ち上げてみると、予想以上に重たくて持ち上げるのが大変でした。
  願い事を唱えて持ち上げると、少し軽くなっててビックリ。
  あれこれ考察せずに、素直に喜んでおきます。

   庭園を散策して、渡月橋に戻ることに。
  嵐山公園で降りて、オルゴール堂で、リーズナブルなオルゴールを入手。

  1個1個鳴らして音楽を確認してたんですが、底に曲名のシールが貼ってあるのを、家に着いてから知るという。 
  オルゴールは子供の頃から好きで、
  よく考えると金属の音が好きなのかも知れません。
  やっと来れたーと、ホクホクしてます。

  夜間拝観までは時間があるので、それまでウロウロすることに。

 だいぶ人の減ったであろう天龍寺の堂内に。
  庭園にはまだたくさんの人がいましたが、堂内に上がってくる人は少なかったです。

庭園の色合いが、綺麗でした
繭玉が可愛くて、
いつもこのショーウィンドウを見てしまいます。
キモノフォレストは、夜はより綺麗

 宝厳院に向かう前に、せっかくなので、キモノフォレストに寄り道。
 ふと見ると、嵐電の足湯にたくさんの人がいました。
 駅のホームに突如現れる足湯なので、入っていると見られちゃうんですよね。
 私はここではなく、渡月橋の方にある、桂川に面した足湯に入ることがあります。
 足湯は、意外と次男の方が好感触。

 混雑しているキモノフォレストを抜け出し、ようやく今回のメインイベントである宝厳院の夜間拝観へ向かいます。

 アラビカの前は、随分暗くなるというのに、まだ人がいました。
 今回は飲まなかったけど、ここのアイスラテもおいしいんですよね。
 ついついホットばかり頼んでいますが、アイスは子供のを強奪して飲んでます。
 テクテクと歩いていくと、向こう側に浮かび上がる山が、なんとも不気味に見えてきました。
 人の少なくなった、暗い嵐山って、ちょっと怖いかも。
 静かだし、何か出てきそう。
 幽霊とか妖怪とか、なんかこの世の物じゃないものが出てきそうな雰囲気と、外気の冷たさに、ブルブルっと震えがきました笑

 何か出てきそう…そんな雰囲気は、瞬間に消え去ります。
 宝厳院の門と思しき場所から、一直線の長蛇の列。
 途端に賑やかになり、少しうるさいくらいです。
 予想を超えた列に圧倒されながら、案内している警備員さんに尋ねてネット予約の受付を済ませました。 
 何事も事前予約しておいた方がいいですね。
 長い列を横目に、ささっと処理して中には入れて本当に良かったです。

 と言いつつも、中もすごい人でごった返していました。
 歩くのも慎重になるし、撮影で止まる人とぶつからないように、自分自身も気を付けながら携帯を構えます。

 ライトアップされてない、日中の姿も素敵でしょうね。
 夜だけの予約にしたのが、少し勿体なかったかもしれません。
 兎に角、人、人、人、人で溢れかえっていました。
 でも、とても幻想的なひと時でした。


 日中は暖かかったのですが、日が落ちてくると急激に外気がひんやりしてきました。
 私は巻きスカートにもなる、ダウンケット、マフラー、手袋を持参していたのでそんなに寒い思いをしていないのですが
 荷物になっても、寒さ対策になる物を持っていく方が良さそうですね。
 マフラーだけでも、随分と助かりました。

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