恩返し...違和感
フリーランスの庭師です。
現役を引退するプロ野球の選手が記者会見で
「今後のことはまだ決まっていませんが、何かしら野球に恩返しができることをしたいと思っています。」
みたいなコメントを言う選手がいますが、いつも違和感を感じます。
恩返しと言うのは、人から受けた恩に報いることです。恩を頂いた人に対して恩を返すものです。
『野球』あるいは『野球の神様』がその選手に恩を与えたわけでもないでしょう。ただ単にその選手が野球を好きで、長いこと続けられて、そしてプロにまで登り詰めたという話だと思います。
もちろんプロになることは大変なことですし、引退会見をしてもらえるほどの選手になれたことは素晴らしいことです。誰もができる事ではありません。野球の神様が後押しをしてくれたと感じるものかもしれません。
でもやはり違和感を感じます。
揚げ足を取るようですが、私ならこう言います。
「私は野球が好きでここまで来ることができました。プロとして現役は引退しますが、野球を好きな気持ちは全く変わらないので、今後も野球に携わる仕事をしたいと思っています。」
中には野球が好きでというより、野球しか知らないから離れられないという選手もいるかもしれませんが…。
皆さんはどう思われます?