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ピルを変えることになった話

先日、婦人科で相談した結果、ピルを変えることになった。
ピルを変えるのは二度目で、これで3つのピルを経験したことになる。

ピルについては以前も書いたけれど、あんまりどのピルを飲んでるかという話をする機会は無い。
せっかくなので記録がてら書いておこう。

最初は、フリウェルを使っていた。
保険適用で1シート1200円で、1番安かったからだ。

フリウェルはPMS予防のためのピルで、超低用量ピルに分類されるものだ。
避妊効果はあるけれど、そこまで強くない。

最初の数ヶ月は腹痛こそマシになったものの、気分的な問題は効果が微妙だった。
更に数ヶ月すると生理痛も元通りになってしまったため、種類を変えることにした。

新しいピルはマーベロンというピルで、こちらは低用量ピルだ。
PMSよりも避妊に重きをおいたものらしい。

こちらは保険なしで、1シート2500円。
保険が適用されていないため、医師の診察なしに買うことができ、忙しい時期には婦人科に行ってすぐ買えて便利だった。

こちらもしばらくは腹痛が治まっていたが、すぐに元通りになった。
どれくらいの期間で元に戻ったのかは覚えていないが、多分最初の2-3ヶ月だと思う。

気分の方は、今思い返すと効果があったのかどうか微妙だ。
激しく落ち込む時もあったし、そうでも無い時もあった。
生理に何か他のストレス要因が加わると、あっけなく暗い方へ流れていたように思う。

マーベロンの利点は、生理期間が短くなることだった。
平均で2日くらいになり、手間が減ったのはありがたかった。

ではなぜピルを変えたのかと言うと、やはり腹痛がひどいからだ。
ピルを飲んだら治まるはずなのに痛くなるおかげで、鎮痛剤を毎月1箱は消費している。

鎮痛剤が1箱600円ほどで、鉄分のサプリメントやナプキンも入れると生理に月3500円ほど費やしていることになる。
3500円あったら1回飲みに行けるなぁ…本も買えるなぁ…と思うとせめて鎮痛剤の分だけでも減らしたいと思った。

ピルを変えたい、というか腹痛がひどい、という相談をした所、看護師さんからピルを変えることを提案された。

看護師さんに勧められたのはヤーズとトリキュラーだった。
ヤーズはフリウェルと同じく超低用量ピルだが、海外では避妊薬として使われている。
日本では避妊効果があるかどうかテストをしていないために避妊効果があるとは言ってはいけないことになっているらしい。
こちらはPMSに効果があると謳っている。

トリキュラーは低用量ピルだ。
週ごとに含まれているホルモンの量が少しずつ変わっており、より細やかな調節ができるらしかった。
その代わり、ピルの利点の1つである"生理の時期をずらす"ことが、少し注意というか手間が必要だった。

少し迷った末、ヤーズを選ぶことにした。
ヤーズの方が少し安かったし、生理のタイミングを簡単にずらせる方が楽かと思ったからだ。
休薬期間が4日なのも、それくらいなら返って"うっかり間を空けすぎた"という事態を防げてよさそうだった。

そんなわけで先週からヤーズを飲んでいるのだが、早速ヤーズにしてよかったと思っている。

まず、パッケージがきちんと3つ折りになっている。
マーベロンは薬局の風邪薬のように、ぺろんと1枚だけのつくりで、ポーチに入れている内にどこかで押されたのか、薬が飛び出してしまったことがあった。
ヤーズならその心配は無い。

地味なところだが、曜日シールが貼りやすく剥がれにくいのも気に入っている。
(ピルには曜日シールと言って、何曜日から飲み始めたかわかるようなシールが付属されている。飲み始めの曜日に合わせて貼り、飲み忘れを防ぐためだ)
これが剥がれるとぺろぺろして気になるので、しっかり密着していて使いやすい。

そして、ヤーズには専用アプリがある。
パッケージに書いてある製造番号を登録すると、毎日の飲み忘れを防ぐためにアナウンスしてくれる。
生理のタイミングも記録していけるようだ。

別に専用アプリじゃなくても、自分でリマインダーを登録してもいいのだけど…こういうの、公式であるとなんか安心しない?私だけか。

全体的に、"手厚いなぁ…"という感想だ。
もちろん今のところ飲み忘れもなく続いている。

後は腹痛と気分の上下がどうなるかだが、今のところは特に副作用のようなものも出ていない。
マーベロンの時よりひどいことにならなきゃ別にいいかなと思っているけれど、快適な生理期間になるのを期待している。


最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。